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読書と旅行と柴犬のブログ
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書籍「KAGEROU」命を考えるには少し軽いか

2011-01-11 00:09:35 | インポート
「KAGEROU」★★★フツーだった
齋藤 智裕・著 ,
ポプラ社、2010/12/15
( 236ページ, 1,470円)


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第5回ポプラ社小説大賞受賞作。
水嶋ヒロの処女作、高額の賞金を辞退とか
話題つくりが利いたのか、100万部突破らしい。

「廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンスから
男はまさに飛び降りようとしている、
それを間一髪助けた黒服の男。
終わりを迎えようとする命と
必死で繋いでいこうとする命、
結構真面目な題材に正面きって取り組んだ作品」



なんか胡散臭い、
どこか売名行為というか
なーんか色んな先入観を持ってしまうのは
これだけ騒がれたら仕方ない、
作者も色々思うんだろうけど
隠すなら今も隠し続けるべきで
晒してしまったなら
その全てを受け入れるしかない
それがセレブってことなんだろう。



ネット予約して買った本、
さっそく読み始めて
文章は巧くないけど、
ただひとつ「書きたい」ことがあるのは分った、
それでいいんだよな、

そんなふうに思いながら
次の展開を待った。


でもね
真面目で志の高いところから
出発してるのは分るけど
もうひとつ「何か」想像させるもの
「何か」驚きが
欲しかったな。



読みやすいし
真面目な題材を黒服との
軽妙なやりとりで
最後まで読ませきったのはなかなか。
でも面白かったかと聞かれたら
それほどでもなかったな。

これが2000万円もの大賞受賞作品というから
いけないんだ、

役者、水嶋ヒロの処女作という
コピーでなら
次の作品も期待したい気持ちになったはず。

自分は次回作は
書店で立ち読みくらいでいいかな。

★100点満点で60点

soramove
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何も無いところから「何か」を生み出す作家の作業は
想像出来ないほど大変だろう、だから次回ガンバッテもらいたいものだ。

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