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映画「トロン:レガシー」3Dゲームを劇場で

2011-01-04 00:09:30 | 大作映画ハリウッド系
「トロン:レガシー」★★★☆
ギャレット・ヘドランド、ジェフ・ブリッジス、オリヴィア・ワイルド出演
ジョセフ・コシンスキー監督、125分、2010年12月17日公開、
2010,アメリカ,ディズニー
(原作:原題:TRON: LEGACY )




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「20年前にデジタル業界のカリスマが失踪した、
彼の息子はその事実を受け入れつつも
自分らしい暮らしを模索していた、
そんなとき父の友人のポケベルに連絡が来たことから
指示に従って閉店したゲームセンターへ行くと
そこには別の世界への入り口が隠されていた」



109シネマズの誇るIMAXで鑑賞
このシネコンはスクリーン7は
割引のきかない劇場なので2000円、
果たしてモトはとれたのかと言えば
この映像体験の為なら仕方ないかなと。

ストーリーとしては
親探し、そしてそれは自分探しでもある、
単純なストーリーの中にも
深い主題は見え隠れするが
この映画のお楽しみはその映像にある。



3Dを意識した画面構成
画面の奥からこちらに向けて失踪するマシン、
ネオンのブルーがトーンの落ちた画面を
縦横に動き回り
登場する人間は人格のない

ゲームの駒のひとつのよう、
でもこれでいいのだ、
この映画に他に何を求めるのだろう。

「アバター」のヒット以降
3D上映により映画は新しい観客を獲得しているという、
それは全体の興行成績に顕著のようだ、
でもこれはたぶん一時的なもののような気がする。

一見この素晴らしい映像に
新鮮なものを感じるかもしれないが
ゲームが好きな世代は
きっとまたゲームに戻っていくだろう、
自分でコントロールできないものに
それほど長くは興味を持てないだろう、
結局内容に戻ってくのだ。


どんな目を奪われる映像も
その感動は長くは続かない
やはり心に届くメッセージを求めているからだ。


だからこの映画は、
これかの3D映画のひとつの方向性としても
主流とは思えない、
でも一年の始まりの祝際的な映画として
選ぶならそれは正解のようだ。

映像の無機質な美しさの中では
人間だけが違和感のある存在だ、

だからこのストーリー展開がなんだか
理解できてしまうが、
結局人間が不完全な存在であり
それが機械やシステムによって
滅ぼされようとするところは
「エイリアン」や「ターミネーター」でも
描かれてきたことだ。

やはり人間も
完璧なものを求めているんだろうか?
自分の求めるものに向けて
努力することは勿論だけれど
きっとその理想に近づいた時
またその完璧さはその少し向こうに
遠ざかっていくのだろうな。



映画全体では満足、
この映画に求めるものは充分に楽しめる。

★100点満点で75点

soramove
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しかし3Dメガネは疲れる、
そして実際の映像より暗く見えるのは仕方ないのか。

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