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「サブウェイ 123 激突」奪う者と守る者が静かに激突する

2009-09-09 00:09:28 | 大作映画ハリウッド系
「サブウェイ 123 激突」★★★☆
デンゼル・ワシントン、ジョン・トラヴォルタ、ジョン・タートゥーロ主演
トニー・スコット監督、105分、2009年、アメリカ



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「ニューヨークの地下鉄が4人組の男にハイジャックされ、
59分以内に市長に1,000万ドル用意しろと要求。
その連絡役に最初に無線で話をした
地下鉄職員のガーバーが指名された。」



1974年の映画のリメイク、
元の映画を知らないが、地下鉄の集中監視センターは
リアルタイムの列車の運行状況や
一瞬でラインを変更するなど、当時より
複雑になっているだろう、でも結局は
人の判断によるところが最後の砦、
経験や勘が安全を左右しているのは変わらない。


ハイジャックされた地下鉄の車両の中と
地下鉄のセンターと無線を通しての交渉なので、
もうひとつ正義と悪が激突するような緊迫感はない、
そこを補っているのがアカデミー俳優の二人だ。


残忍で短絡的な犯人と
汚職疑惑で降格された地下鉄職員、
偶然居合わせた乗客、
様々な人達の人生が一瞬に交錯する、
限られた空間でのギリギリの状態を
カメラはうまく捕え、そして次々と
新たな展開とストーリー運びにそつがない。

人質が殺されていくような状況でも
自宅の妻との話では、帰りに買って帰る牛乳の
大きさを言い合うなど、ほっとさせるシーンも、
うまい脚本だ、どんなときの普通の生活は
続いていくのだ。


すごく面白かった!とまではいかないが、
見終えてちょっとスッキリして
映画館を出るような映画、
週末の良い時間の過ごし方のひとつ。


★100点満点で70点


soramove
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デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタなら、もっと別の映画も作れそうだ。


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