soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「ハリー・ポッターと謎のプリンス 」2時間半の前菜が始まった、メインは来年

2009-07-30 00:09:39 | 大作映画ハリウッド系
「ハリー・ポッターと謎のプリンス 」★★★☆
ダニエル・ラドクリフ 、ルパート・グリント 、エマ・ワトソン 主演
デヴィッド・イェーツ 監督、2009年、155分、アメリカ


映画のランキング↑

                              ★映画のブログ★
                              どんなブログが人気なのか知りたい



7/17公開の週末は全米では1億5千万ドルで首位初登場、
日本も同時公開、22億でこちらも首位発進し
最終的には今年最高の100億円が当面の目標となったようだ。
果たして155分も子供が我慢できるのか?


「シリーズもいよいよ6作目、ハリー・ポッターも
悪の帝王ヴォルデモートとの最終決戦を控え
大人になる一歩手前、
そして様々な秘密が明らかにされるラストへの期待、
ラストへの導入編という出来で、
クライマックスが無く、これだけを考えると物足りない」



新作が出るたびに話題となるあの厚い本を
2時間にまとめるのは至難のワザだ、
だんだんこのシリーズの1本の上映時間が
長くなってきているのが気になる。
原作のファンにも納得してもらうように作るか、
それとも映画的な解釈をするか
これは迷うところだ、でもどこかバサッと
思い切ることも必要な気がする。


しかも今回はクライマックスといえるようなところは
ラスト部分だが、2時間30分くらい待たせて
あのくらいじゃあ、映画を見終わったときの
満足感は得られない。



でもこの映画のお楽しみ方は色々だろう、
2001年の「賢者の石」で10歳のハリーに会って
彼がホグワーツ魔法魔術学校に入学したのを見てから
この作品では彼は6年生となる、
この映画の中の時の流れは
見る観客側の自分の8年という時間も
考えさせずにはいられない。


自分の魔法の才能に戸惑いながら
覚悟する姿から、今回はホロ苦い恋心を知る姿など、
誰にも覚えがある様々な成長するにつれて
感じる心の変化を
スクリーンのハリーに重ねるとこだろう。

ダンブルドア校長が亡くなったのは
衝撃的だけど、考えてみればこの作品は
毎回誰かが死んでいくわけで、
子供の成長物語というメインのストーリーとは別に
様々な別れを経験するという
当たり前の成長過程を散りばめて、
どこかで鼻の奥がツンとするような
ツボは押さえているところはさすが。



@@
7作は来年冬と11年夏の二部構成とか、
ラストは今回分も含めた爆発的な
クライマックスを期待したい、
何かを守るということが、
大人になるということなら
それも悪くないじゃんと思えるような、
何かを「知る」喜びや強さを描いて欲しい。


★100点満点で75点

soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

まさに大河ドラマ的な
ゆったりとした時の流れのなかで
主人公ハリーもやっと自分のルーツを
知ることになるラストが楽しみだ。

★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか