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「ROOKIES -卒業- 」結局泣かされる、ベタだけどそれ以外望まない

2009-06-09 20:09:16 | 邦画
「ROOKIES -卒業- 」★★★
佐藤隆太 、市原隼人 、小出恵介 、城田優 、中尾明慶 、高岡蒼甫 、桐谷健太 、佐藤健 出演
平川雄一朗 監督、2009年、105分、




「ねえ、先生
俺、時々思うんだ、
今までのことは全て
キセキだったんじゃないかって」



こんなベタな映画で
結局、泣かされるという
分かりきった展開、
でもこれでいいじゃん!という
何故か素直な気分にさせてくれる映画。


出来は「並」だけど、
自分では言わなかったし、
これからも言わないであろう
「青春」にまつわる
熱い言葉の数々が、これだけ
大画面で頻繁に語られたなら
もうそれはいちいち恥ずかしがってるよりも
受け入れてただただ
あり得ない「ニコガク野球部」の
快進撃を見るのが正しい見方のようだ。



いまどき「夢」とか
「情熱」とかそんな言葉は
恥ずかしい言葉として
実際に語られることは少ない、
でも一生懸命な姿を見せられれば
そういう瞬間があってもいいよなと
素直に感じる。

誰もがそれぞれ自分なりに
頑張ってる世の中、
でも「頑張ってる」のもなんだか
カッコワルイから、そんな態度は見せないように
しれっーと過ごしてる、
誰かが分かってくれたら良いなとか
この人だけに分かってもらえれば
それで良いやとか思いながらね。

どんなに力を尽くしたって
うまくいかないことの方が多いかもしれない、
そんなこと分かってるから
この暑苦しい面々から零れ落ちる
恥ずかしい言葉を
おとぎばなしのように受け入れるのだ。



「卒業式」で泣いた?


自分はたぶん「その次」に思いを馳せて
泣き所じゃなかったと記憶している、
素直にお世話になった人に感謝し
強い思いを感じられような日々を過ごしたなら
きっと泣けるだろうな。

しかし人を教えるということは
果てしないことだ、終わりを迎えても
その次がまた始まっていく、
でも自分も知っている、
一度一度の出会いはやはり
一度きり、だから大切にしたいと思う、
で、どうすべきかと言えば、
一緒にいる時間に懸命に向き合うことだ、
それしか出来ることはないだろうな。


この映画、出演者がTVに出ずっぱりで
大ヒットしているけど、
まだ公開は始まったばかり。
6/7付けチャートでは2週連続首位、
公開9日間で動員270万人、
興収33億円を突破という、すごいことになっている。


★100点満点で70点

soramove
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