soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「地球が静止する日」大げさな割りに中身ナシ

2008-12-23 00:09:25 | 大作映画ハリウッド系
「地球が静止する日」★★★
キアヌ・リーヴス 、ジェニファー・コネリー 主演
スコット・デリクソン 監督



世界中に突然現れた謎の球体、
球体から現れた宇宙人を銃撃してしまい、
治療中に宇宙人は回復し
人間の存在がこの地球を
脅かしていると警告する。

宇宙から地球を見ると
暗い宇宙に青い球体が奇跡のように浮かんでいる、
「生命」というものを強く感じる。

今、日本を始め世界中で「エコ」が
合言葉のように唱えられているが
究極は人間がいなければ、地球はもっと長く
美しい状態でいることが出来る。

そんなこと分かっているし、
資源の枯渇も分かっているのに
自分達はとりあえず今のうちは
重大な事実には目を背けているのかもしれない。


映画では科学者の女性が言う、
「私たちにチャンスをちょうだい」と。

そして、地球の危機は去るのだけど、
彼女だけがそんな気持ちになったところで
役目は果たせたのかな、
もっと強烈なメッセージを地球全体に
伝えないことにはダメなんじゃないかな。

とても尊いメッセージを持ちながらも
その「核」とも言うべき部分が全く弱く
伝わらないのが残念。


巨大スタジアムがあっという間に
崩れるシーンは凄いけれど
予告やTVで散々みてるから驚きは無かったな。

正月映画としては華やかさに欠け、
見た目の映像の凄さももうひとつ、
目ぼしい大作がないので期待したが
もちろん大きなスクリーンで見るほうが
感じるものは大きいが
見ないと損するって程じゃなかった。

★100点満点で60点

soramove
★参考になったらココもクリック!←ランキング上昇ボタン

キャッシー・ベイツは居るだけで存在感あるなぁ。

★映画ランキングはこちら