soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

「アンフェア the movie 」ドラマの想定内の出来

2007-04-05 20:00:55 | 邦画
「アンフェア the movie 」★★★
篠原涼子主演
小林義則 監督



見るつもりは無かったけれど「ハケンの品格」終了の
脱力感からか、何故か劇場に。

実はこのドラマは見たことがないので
人間関係は映画で初めてだったが、
特には問題なかった。

「アンフェアにはアンフェアを」

分からないでもないし、今回の事件も
そんな所から発生したものだった。
警察で行われている不正、
それを正すためのやむお得ない行動

テンポ良く進み、偶然が不幸な結果を導いていく、
このあたりも悪くない
でもどうしても、心理的に納得できない
「美名の為の仕方の無い犠牲」がひっかかって
素直に楽しめないのだ。

その一点がただの悪事の方が楽しめたと思う。
このあたりは脚本と映画の主題に関ってくるので
もう少し考えて欲しかったか。


ただ、そんな部分をごっそり忘れてしまえば、
絶好調の篠原涼子の強烈じゃない存在感が
この映画でも生きていて悪くはなかった。


邦画が好調ということで
今年もその流れで行ってもらいたいが
この程度の軽め、内容薄く
迫力に欠ける作品を量産していくようだと未来は暗い。

この作品はこの出来あたりを目指したものだから
これでいいけれど、ちゃんとした勝負作を作っていかないと
マズイだろうとは誰だってわかることだ。

せっかく好調の篠原涼子なんで、今度はもっと
心に訴える作品も見せて欲しいと感じた。

評価は★3つ、
フツーの出来、これ以上は望めないだろうし、
1000円くらいなら妥当。
レンタルを待っても損はない。


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しかしハイテクの病院の地下がどうしてああも
水に濡れているのかね、
わざと濡れて黒い下着を見えたりね。

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