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soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

アメリはまだまだ続いています

2005-03-21 00:05:33 | 大作映画ハリウッド系
「ロング・エンゲージメント」★★★
オドレイ・トトゥ主演。

幼い頃から将来を誓ったふたり。
戦死の知らせを聞いても
オドレイ・トトゥ演ずる主人公は
受け入れず頑なに
生きていることを信じ、
自ら消息を探っていく。


終戦後のその時代の風景は
セットでなく合成なのかもしれないが
実に違和感無く、その当時の雰囲気を
再現している。
アール・ヌーボー様式の地下鉄入り口や
パリの有名建築の当時の周囲の様子など、
現代の風景とは違うので時代考証も
かなりしているようだ。

さてそんな中での物語はというと、
もう主人公は将来を誓った恋人を探すという
一点で周囲を巻き込み、
さりげなくなだめられようと
「生きている」という信念の元、
突き進んでいく。

挿入される戦場の様子は
それまでのロマンス色を一変し
甘い幻想を砕く。

予告やチラシ,CMを見ても結末は
用意に想像が出来る。
それをどう見せるかがクライマックスといえる。
そのあたりを受け入れられるかどうかで
見終わった後の印象はかなり違いそうだ。

オドレイ・トトゥはこの作品の中でも
「アメリ」そのもので、彼女にかかったら
何でも実現してしまうのだ。

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@@以下はネタバレあり、劇場で見るか、レンタルを待つか@@


予告やCMで最後に再会することは
容易に予想できる、終戦後戻らない理由も
「そうだろうな、たぶん」という「想定の範囲内」
でもやはり「それはないだろー」と感じた。
こんなことではロマンチックさに欠けるかもしれないが、
もっと何かあるかと思ったら、「なんだ、それかよ」という
感じでした。ただハッピーエンドなので
その意味ではこれでいいのでしょう。

映像は見るべきところアリ、ただし1800円はキツイので
1000円の映画の日に見るか、でなければ
レンタルでもいいかな、ただ壮大な景色なんかは
TVでは半減するけれど。