スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

世界遺産(ポルトガル スペイン編)

2013-07-18 08:52:09 | 建物

ポルトガル国旗、ポルトガル共和国は日本の約4分の1の国土

人口約1056万人、カトリック教徒が圧倒的多数を占めている。

そして国内に14の世界遺産がある。

リスボンから車で約30分にあるシントラ。王室の夏の離宮

シントラ王宮や大西洋のパノラマを楽しめるベーナ宮殿がある。

王宮内のドーム。種々な色のタイルで装飾されている

ちょっとイスラムの雰囲気を感じる。

よく手入れがされた中央の庭園。遠くに大西洋が見渡せる

陽射しが強く、日本と違ってクリアだ。サングラスは必需品

王宮周辺の建物。ブルーと黄色の建物がポルトガルには

多いような気がする。

山の上に見えるのがムーアの城跡、7世紀~8世紀

ムーア人によって築城された。

「大航海時代」にも掲載いたしましたが

ジェロニモス修道院。マヌエル様式の最高傑作といわれている。

建築資金はバスコ・ダ・ガマが持ち帰った香辛料の

売却による莫大な利益によって賄われた。

サンタマリア教会の中。ルイス・デ・カモンイスの棺も安置されている。

修道院の回廊。炎天下の中、日影は涼しくしのぎやすかった

リスボンに出入りする船を監視する水上要塞

「ベレンの塔」16世紀初頭に建てられた

スペイン国旗。スペイン国土は日本の約1.3倍の面積があり

人口は約4700万人。言葉が4つもあり

バスク、カタルーニャの独立運動など、国情は複雑だ

そしてスペインには44の世界遺産があり、無敵艦隊

といわれたスペイン帝国の栄華が偲ばれる。

カスティーリャ・ラ・マンチャ地方の中心に位置するトレド

16世紀のマドリッド遷都まで都として栄えた

スペインの中でも観光No.1と言われている。

紀元前2世紀にローマに征服されて以降、さまざまな民族に

支配され、キリスト、ユダヤ、イスラム教が混在する独自の文化が育まれてきた。

約300年を要して完成したスペイン・カトリックの総本山

でもある大聖堂(カテドラル)

カテドラルの中あまりにも立派な聖歌隊の部屋。

中世の偉大な宗教画家エル・グレコが半生を

過ごした場所としても有名だ

トレドの旧市街に入る橋。橋の下にはテージョ川が流れ

最後はリスボンのベレンの塔の所に流れ着く

両方見て不思議な気持ちになった。

ついでに世界遺産ではないが、有名なラ・マンチャ地方の風車を紹介します。

1605年文豪セルバンテスにより発表された

小説「ドン・キホーテ」の舞台になった所だ

紀元前2世紀、ローマ帝国の植民地から発展し、8世紀半ばから11世紀初めは

イスラム王朝、後ウマイヤ朝時代の都として栄華を

極めた古都、コルドバの旧市街

観光の中心となる旧市街は、今でも城壁に囲まれて

栄華を謳歌したイスラム時代の遺構を垣間見ることが

できるローマ槁

メスキータ、スペイン語でイスラム教寺院のこと

785年建てられ、4回増築して、数万人を収容できる

巨大なモスクとなった。しかし13世紀、キリスト教

統治時代に内部にカテドラルが造られ、イスラム教と

キリスト教、2つが共存する珍しい建物となった。

薄暗い闇の中に浮かび上がる赤茶と白の馬蹄型のアーチは

幻想的な美しさだ。

セビーリャにあるスペイン広場。オペラ「カルメン」や

「セビーリャの理髪師」「フィガロの結婚」などの舞台となった街。

大航海時代には新大陸の発見と共に

交易港として栄えるなど、アンダルシア地方の中心をなしている。

闘牛やフラメンコの本場である。

15世紀初頭「後世の人が驚くほど大きなカテドラルを建てよう」

との決定で約100年の年月をかけて建造された

大聖堂(カテドラル)とヒラルダの塔。

城壁の赤い門

スペインでは随所に観光用の馬車がいた。

石畳に響く蹄の音は時代を昔にタイムスリップさせる。

なんとも幻想的なカテドラルの天井、真ん中が十字に

クロスしているそうだ。中世から近世、現代の人が

これを見て来たと思うと、歴史の重さを感じます。

グラナダにあるアルハンブラ宮殿のチケット売り場にある

全体の案内図。全てが鷹揚なスペインの中で

ここだけは管理がものすごく厳格。

予約の時間が数分でも遅れると、その交渉が大変だ。

イスラム芸術の最高傑作といわれるアルハンブラ宮殿

スペイン最後のイスラム王朝ナルス朝の王宮だ。

噴水や水路が随所に見られることから「水の宮殿」とも呼ばれる。

有名なライオンの噴水。いたるところに優美なアラベスク

(連続模様)が見られる。

宮殿からみたアルバイシン地区。ナスル王朝時代に

一般住民の住居区として作られ、当時の町並みが今も残る。

グラナダ旧市街の中でも最も古い地区。

アルハンブラ宮殿の全景。13世紀初めから1492年

キリスト教徒にグラナダ奪回されるまでの約250年間

イスラム王朝として栄えた。スペイン最後のイスラム王朝。

バルセロナにあるリュイス・ドメネク・イ・モンタネールの作品。

「サン・パウ病院」

世界遺産でありながら、今でも病院として使われている。

因みにモンタネールはガウディと並び称された

バルセロナ生まれの建築家。

モデルニスモと呼ばれる優美な建築様式が特徴。



最新の画像もっと見る