埼玉建産連会館(さいたま市南区鹿手袋4-1-7)は武蔵浦和駅から
徒歩約10分の所にある。昭和54年、社団法人埼玉県建設産業団体
連合会が設立され、昭和56年に当会館が竣工した。
当会館は6階建ての事務所棟と3階建ての研修センター棟の2棟に成っていて
建物は1階の共用玄関ロビーで繋がっている。
研修センター棟には埼玉建産連研修センターとして会議室大小8つあり、
建設関係団体の他、一般企業、団体や個人での利用も可能で
空室状況等は当該団体ホームページ内から確認できる。
当社が所属している建設団体もほとんどここに所在しており、
いつもここの会議室で会合を開いている。当会館の一番のネックは駐車場。
当会館駐車場はかなりの台数が駐車できるが、
各団体の会合が集中すると大混乱になる。
ご覧の様に事務所には20団体が入所している。ジャンルはすべて
建設産業関連で、設計、建設、電業、測量、地質調査、造園、塗装、
型枠、アスファルト合材、リサイクルと本当に幅広い
業界団体が入っている。それ以外に建退協、安全関係、健康保険など
建設産業をサポートする団体もある。その中で
当社にとって関係の深い団体を3つ紹介いたします。
さいたま市内に本社を置く、建築、土木、電気、設備、造園業者で
構成しているさいたま市建設業協会。現在約190社程で構成し、
最近一般社団法人を取得した。
労働災害防止団体に基づき設置された厚生労働省所管の
特別民間法人、建設業労働災害防止協会(通称 建災防)埼玉支部の事務所。
建設業従事者に対する労働災害に関する注意喚起の他、
労働安全衛生法に基づく技能講習や特別教育も行っている。
現在県内全域で「安全行動推進運動埼玉」に取り組んでいる。
埼玉県内建設業の元締(社)埼玉県建設業協会。
本協会は建設業法の制定を契機に、県内の建設業界の
結束を図るため、昭和25年8月に設立された。
この様な会館だけに各フロアーの廊下の壁には、
沢山のポスターが貼ってある。その1つ1つはそれぞれその時々の
大事なことを関係者に伝えようとしているが、こうも一ヶ所に
沢山あるとその趣旨がどうしてもボヤけてしまう。
建産連会館が建設された昭和56年は建築基準法の大幅な
見直しがされた年で、俗に新耐震と言われているのは
この年を境にしている。当会館は平成25年に耐震補強と改修工事を終えた。