ドバイを象徴する超高級ホテルが建ち並ぶジュメイラビーチ。
このエリアは外国人で賑わい、おしゃれで洗練された雰囲気が漂っている。
このポンチ絵で説明すると右上のやしの木型の人工島が
パーム・ジュメイラ、その左隣が自称7つ星ホテルの
ブルジュアルアラブ、その左隣の海岸がジュメイラビーチ。
因みにさらに左内陸側のダントツに高い建物がブルージュハリファーだ。
黄昏時と日中のブルジュ(バージュ)アルアラブホテル。
ここは自称世間では7つ星ホテルという世界唯一の最高ランクホテルだ。
1994年から埋立を開始、ペルシャ湾に面する砂浜から
280m離れた海上に造られた人工島に1992年12月1日オープンした。
設計はイギリスのアトキンス社でダウ船の帆を模した
デザインで高さ328m70階建、全202室が全てメゾネットタイプだ。
ドバイのローズタワー(333m)ができるまでは世界最高の高さを
誇っていたシンボル的建物だ。建物上部(210m)にある
円状のヘリパットはゴルフ練習場や貸切テニスコートになっている。
そこでチェックインチェックアウトもできる。このホテルは目を見張る様な
吹き抜けになっているそうだが、残念ながら中に入る時間が無かった。
ここも我々が泊まっているホテルと同じ、ジュメイラインターナショナルが
所有、運営している。因みに宿泊料金は1人15万円~250万円というから驚きだ。
こちらはブルジュアルアラブの近くにある5つ星のジュメイラビーチホテル。
1997年にオープンした26階建てのホテルで598室と19の別荘がある。
設計はブルジュアルアラブと同じW.Sアトキンス。波形の建築で有名で
やはり宿泊ホテルと同じジュメイラが運営している。ここには
ワイルド・ワディ・ウォーターパークというテーマパークがある。
回転扉の中に花壇があるとはユニーク。ロビー吹き抜けの壁には
世界地図をデザイン化したディスプレィが目を引いた。
最近話題のビル、ホテル、レストラン等に行くと、照明器具に
どうしても目が行ってしまう。それだけ照明器具の空間における
存在感が大きいということだと思う。これもリゾートっぽくてイイじゃない。
ホテルの共有部分と外壁のライトアップが大胆に変化していくので
アップしてみたが、動画の方が分かりやすかったかな?
このホテルのプライベートビーチにあるLa Verand aという
イタリアンレストランで2日目の夕食をとった。海辺に吹く
さわやかな風が黄昏時の空と周囲の異空間の建物と相俟って
外国で感じる不思議な気持ち良さに成る。
ドバイの代表的なビーチリゾートがここジュメイラ・ビーチ。
このエリアにはスーク・マディナ・ジュメイラを筆頭に
大型ショッピングモールも続々登場。現在も建設ラッシュが続いている。
人工衛星から見える唯一の人工島群「パーム・アイランド(パームジュメイラ)」。
パームジュメイラはヤシの木のような形をしている。
この発想は首長が「こんなのできたらいいネ。」と言ったところから
始まったらしい。幹に当たる部分から、枝に当たる部分が
16本延びている。周囲は全長11kmの三日月形の防波堤に
取り囲まれている。敷地は5k㎡であり、その面積は
サッカー競技場で800面以上になる。幹の根元は本土と300mの橋で結ばれている。
ポンチ絵で言うと、この通りは幹の部分。絵で見ると細い通りだが
実際はこんな広い道路だ。これを見てもこの人工島がいかに大きいかが分かる。
やはり幹のやや先の所に建っているマンション。万が一、
東日本大震災クラスの津波が来たらどうしようもない。
最もドバイは地震の無い都市だから、そんな心配は必要ない。
ペントハウスがモスクの様なデザインになっているのが特色だ。
ちょっと分かりづらいがヤシの木の枝の部分に建っている住宅。