いい!
久しぶりに文字通り一気読みしました。
垣根涼介『ワイルド・ソウル』
(文庫だと上下巻、1000ページ超え。
でも大丈夫!一気読みできる!!)
戦後のブラジル移民政策の酷さに端を発する物語。
移民生活の過酷さから始まって、
日本国家への復讐(2003年)事件へと繋がります。
導入のブラジル移民問題は、
ものすごく勉強になるので読んだ方がいい。
中盤からの壮大かつ疾走感のある上質エンタメストーリーは、
ものすごくおもしろいので読んだ方がいい。
要するに読むといい!
おもしろい!
登場人物が全員良かった。
松尾くんがんばれ。
蛇足的なことを書くと、
こういう題材って、「問題提起だ!!」と鼻息荒くして
凄惨な描写に終始する作家って多いじゃないですか
(個人の感想です)。
この小説はそうじゃないし、ちゃんと勝利したと思う。
読んだ方がいい。
大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を同時受賞、
史上初の三冠受賞(2004)だそうです。
久しぶりに文字通り一気読みしました。
垣根涼介『ワイルド・ソウル』
(文庫だと上下巻、1000ページ超え。
でも大丈夫!一気読みできる!!)
戦後のブラジル移民政策の酷さに端を発する物語。
移民生活の過酷さから始まって、
日本国家への復讐(2003年)事件へと繋がります。
導入のブラジル移民問題は、
ものすごく勉強になるので読んだ方がいい。
中盤からの壮大かつ疾走感のある上質エンタメストーリーは、
ものすごくおもしろいので読んだ方がいい。
要するに読むといい!
おもしろい!
登場人物が全員良かった。
松尾くんがんばれ。
蛇足的なことを書くと、
こういう題材って、「問題提起だ!!」と鼻息荒くして
凄惨な描写に終始する作家って多いじゃないですか
(個人の感想です)。
この小説はそうじゃないし、ちゃんと勝利したと思う。
読んだ方がいい。
大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を同時受賞、
史上初の三冠受賞(2004)だそうです。