第6回の条例検討委員会で、
今回が最後の検討委員会とのことで、
四次案の提案がありました。
一読し、正直これが阪南市の子どもの権利を謳う条例になるのかと、
ちょっと残念に思いました。
私は、30年前に日本が「子どもの権利条約」を批准したときから、
条例が子どもたちの学びの場や日常に生かされることを願うたくさんの友人たちと活動してきました。
国は条例を批准したにも関わらず、
広く広報されることなく、
教育の場でもその理念が生かされることなく30年がすぎ、
昨年4月、やっと「こども基本法」の制定で一歩を踏み出しました。
日本全国で、今、地方自治体レベルでの「子どもの権利条例」が生まれていて、
阪南市でももうすぐ、と期待していたのですが、
おとな目線というか、学校目線というか、
子どもには指導や支援が必要という姿勢が強く、
●子どもは、未来を担う人である前に、今を生きる人で、
●子どもは存在そのものに意味があり
●子どもにはチカラがある
●おとなは子どものチカラを信じ、寄り添い見守る
という視点が弱いと感じました。
どの委員会でも感じるのは、
委員のみなさんの意見がストレートに通じていないということ。
なぜなんだろう。
いくつか時間内にまとまらずに、
委員長副委員長と事務局に託された箇所があり、
そこがどうまとまるのか気になるところです。
「子どもの権利」に関わるものとして、
意見を聞かれたいと思いました。
昼間は乳幼児おやこと、絵本と工作を楽しみました。
こんな時間が、好きです。