KidsRights Index の2019年版ランキングが発表されました。
平野裕二さんのFacebookからの情報です。
ピックアップすると……
日本の総合順位は181か国中25位(昨年は30位)です。
ただし「子どもの権利を行使しやすい環境」に関わるランキングは94-120位でした。
「子どもの権利を行使しやすい環境」のランク付けで用いられている指標は、
・差別の禁止
・子どもの最善の利益
・子どもの意見の尊重/子ども参加
・権利行使を可能にする法律
・利用可能な最大限の予算
・細分化されたデータの収集および分析
・子どもの権利のための国-市民社会の協力
……とあり、阪南市では?と考えると、
ランキングへの参加資格もない感じです。
他の分野における日本の順位は
次のとおりです(カッコ内は各ランク付けで用いられている指標)。
あくまでも限られた指標に基づくランキングなので、
これがすべてではないというコメントがあります。
◆生命に対する権利:1位
(5歳未満児死亡率/出生時平均余命/妊産婦死亡率)
◆健康に対する権利:30位
(5歳未満時低体重率/1歳児の予防接種率/改善された衛生設備の利用率/改善された飲料水源の利用率)
◆保護に対する権利:4位
(児童労働/思春期の子どもの出産率/出生登録)
◆教育に対する権利:26位
(女子・男子の平均期待就学年数/平均期待就学年数のジェンダー格差)
医療や衛生、保安、教育への安定した供給が保証されているという評価ですが、
にもかかわらず、
日本のように全体のランキングが低い傾向の国では、
「子どもの権利」に関する環境面で、
▼難民・移民等のマイノリティ集団の子どもに対して差別が行なわれていること、
▼子どもに関わる政策立案に際して子どもたち(とくに貧困層の子どもたち)の意見が系統的に聴かれていないこと、
▼子どもの権利に対する投資が不十分であること
などがあげられています。
私たちの周りでも、
「子どもは宝」
「少子化対策」
「持続可能な政策で子どもたちの未来にツケを回さない」
など、さまざまな言葉を耳にしますが、
相変わらず、
子どもたちが望み、
子ども時代に欠かせないあそびの環境は整わず、
不登校、発達障がい、外国籍の子どもたち、若年出産、親になりきれないおとななど、
支援が必要な子どもやおとなが増えているにもかかわらず、サポート環境はむしろ減退している現状、
子どもを支援する市民団体と担当行政との協働もなかなか進まない中、
議員としてしっかり現状を知り、伝え、
必要な施策に繋げていかなければならない責任を感じます。
まだまだ、
情報収集、必要な学習に追われる日々ですが、
少しずつでも、
子どもたちの育つ環境が満たされていくように、
声と仲間を広げていきたいと思います。
平野裕二さんのFacebookからの情報です。
ピックアップすると……
日本の総合順位は181か国中25位(昨年は30位)です。
ただし「子どもの権利を行使しやすい環境」に関わるランキングは94-120位でした。
「子どもの権利を行使しやすい環境」のランク付けで用いられている指標は、
・差別の禁止
・子どもの最善の利益
・子どもの意見の尊重/子ども参加
・権利行使を可能にする法律
・利用可能な最大限の予算
・細分化されたデータの収集および分析
・子どもの権利のための国-市民社会の協力
……とあり、阪南市では?と考えると、
ランキングへの参加資格もない感じです。
他の分野における日本の順位は
次のとおりです(カッコ内は各ランク付けで用いられている指標)。
あくまでも限られた指標に基づくランキングなので、
これがすべてではないというコメントがあります。
◆生命に対する権利:1位
(5歳未満児死亡率/出生時平均余命/妊産婦死亡率)
◆健康に対する権利:30位
(5歳未満時低体重率/1歳児の予防接種率/改善された衛生設備の利用率/改善された飲料水源の利用率)
◆保護に対する権利:4位
(児童労働/思春期の子どもの出産率/出生登録)
◆教育に対する権利:26位
(女子・男子の平均期待就学年数/平均期待就学年数のジェンダー格差)
医療や衛生、保安、教育への安定した供給が保証されているという評価ですが、
にもかかわらず、
日本のように全体のランキングが低い傾向の国では、
「子どもの権利」に関する環境面で、
▼難民・移民等のマイノリティ集団の子どもに対して差別が行なわれていること、
▼子どもに関わる政策立案に際して子どもたち(とくに貧困層の子どもたち)の意見が系統的に聴かれていないこと、
▼子どもの権利に対する投資が不十分であること
などがあげられています。
私たちの周りでも、
「子どもは宝」
「少子化対策」
「持続可能な政策で子どもたちの未来にツケを回さない」
など、さまざまな言葉を耳にしますが、
相変わらず、
子どもたちが望み、
子ども時代に欠かせないあそびの環境は整わず、
不登校、発達障がい、外国籍の子どもたち、若年出産、親になりきれないおとななど、
支援が必要な子どもやおとなが増えているにもかかわらず、サポート環境はむしろ減退している現状、
子どもを支援する市民団体と担当行政との協働もなかなか進まない中、
議員としてしっかり現状を知り、伝え、
必要な施策に繋げていかなければならない責任を感じます。
まだまだ、
情報収集、必要な学習に追われる日々ですが、
少しずつでも、
子どもたちの育つ環境が満たされていくように、
声と仲間を広げていきたいと思います。