66歳の誕生日でした。
そして今日は、
子どもNPOはらっぱの第157回目の舞台鑑賞で、
名古屋の「劇団うりんこ」さんによる
「わたしとわたし ぼくとぼく」の公演がありました。
ゲイを自認する30代の主人公が、
違和感を感じ始めた10歳の自分と向き合うことで、
「わたしはわたし」と、
自分と未来の自分を受け入れていく、という内容でした。
人と意見や価値観が違うことに悩み、
自分の安心とどう折り合いをつけるかは、
10代の大きな試練だったと、今なら思えます。
そこを乗り越えられないと、
自分を認められずに苦しんでいくのかもしれません。
さまざまな悩みや生きづらさを抱える子どもやおとなに、
「大丈夫、10年後、あなたはしっかり生きている」
というメッセージがあれば、
どんなに勇気が湧くだろう。
でも現実には、
悩む自分にはそんなメッセージは聴こえないわけで、
では、誰ならそんなメッセージを届けていけるのだろう。
大丈夫、
あなたはあなたのままで、
10年後も20年後もきっと大丈夫、
と思えるようなメッセージが届く社会でありたいと強く思います。
大きく社会を変えるほどのチカラはないけれど、
せめて知り合った子どもたちには、
「あなたはあなたのままで生きていっていい。そんな社会にしていこう」
とメッセージを届けられるおとなでいたいと強く強く思いました。