心の基盤、脳を探る。脳を電気刺激して反応をみて、脳の各部の働きがわかる。心は脳にある。

放送大学で心理学研究の話を聴いた。
心の基盤となっている脳の生理学を聴いた。１８７９年にブントが心理学実験室を作り、生理心理学的研究法を始めた。脳神経の働きとして心を調べていく。電気刺激で反応を見て脳の働きを調べた。特定の脳の部位の障害で、特定の身体の障害が出る。脳の機能局在説になる。
ゴルジ染色法で１０００億個の脳の神経細胞が見分けられるようになった。脳の各部の機能が明らかになった。電子顕微鏡で細胞間の隙間を見つけ、シナプスと名づけた。
実験法では細かい電極を脳に差し込んで、刺激して反応を見る。熱損傷法で脳の食欲中枢のある視床下部を損傷させた猫はたべつづけて太ってしまった。
現代ではＣＴ、ＰＥＴ、ＦＭＲＩ、コンピューターなどの検査機械が発達して立体的に脳の動きを見ることができる。

一億ドル以上の金融資産をもつ人は世界で８６０万人、日本で１３６万人、株価下落で減少した。

テレビで言っていたが、株価が下落したため、今年は一億ドル以上の金融資産を持つお金持ちは世界で８６０万人で昨年より１５０万人減った。日本では１３６万人で１００万人減ったという。富裕層を狙った高級志向の販売戦略を変えなければならないだろう。

人間ドックに行ってきました。心電図、超音波、レントゲンなどの検査。コレステロールも正常になった。

年に一度の人間ドックに一泊二日で行ってきました。高級ホテルに泊まれるので、妻が楽しみにしています。人間ドックといってもクレーンのある船のドックに入るのではなく、大きなビルにある医院のホテルのロビーのような待合室に入り、受付でパジャマのような服に着替えて順番に呼ばれて採血、血圧、心電図、超音波で内臓検査、聴力検査、眼底検査、レントゲン検査などを受けました。
血糖値を調べるためにブドウ糖ジュースを飲み何回も採尿しました。
夕食はフランス料理でビールとワインをちゃんぽんで飲んだら酔いました。ウインドショッピングをして酔いを醒まして、ホテルの部屋で横になり、西洋式の風呂に入りました。妻は家での猫の世話や家事から解放されてようやく一息ついてグーグー寝ていました。
翌日は血圧検査と結果発表で、問題になっていたコレステロールも正常値になりました。

東アジアのハブ空港は韓国の仁川空港。日本の地方都市から韓国経由でパリやロンドンへいく時代

テレビで日本の地方空港から韓国の仁川空港に飛んで、パリ行きやロンドン行きに乗り換えていく人が多いという。東アジアのハブ空港の座を韓国が国家プロジェクトでとってしまった。日本の地方空港は赤字で困っているという。防衛上の観点で見ると空港が多いほうがいいが、維持管理は大変だ。

教師集団の変容と組織化。左翼反対派の日教組の組織率低下。管理統制化。

放送大学で教師集団の変容と組織化の話を聴いた。
教員は小学校が３８万人、中学校が２８万人、高校が１８万人で合計７８万人以上いるという。教員団体はいろいろあるが、日教組は１９４７年に結成され、太平洋戦争で多くの卒業生が戦死したのを反省して「教え子を再び戦場に送るな」を合言葉にして、左翼的な反戦教育をして文部省、自民党と対決して勤務評定、学力テストなどに反対してきたが、１９９５年には文部省との協調路線に転換した。
官僚統制に民主主義、平等主義で対抗し、新たな視点が得られた。教師の労働条件や給与の改善に寄与した。組織に亀裂ができ、組合派と反組合派が対立し、職場に重苦しい空気がただよっていた。最近は新人の組合加入率が減少し、組織率が低下している。
新人教師は同僚、先輩から学ぶ、現場は個別、具体的な問題が起こり、大学で学んだ抽象論では対応できない。欧米は個人主義で他の人に伝達しにくい。日本の共同型が評価される。
管理型の組織だと計画に従って全員一丸になって仕事するが、個人の自由がない。
モザイク型だと、プロジェクトに応じて自在に変化する。目標を共有しやすい。
日本の組織の実情は、対立やかっとうがあり、いじめもある。出るくいは打たれる。長いものには巻かれろで上司の言うとおりにする。圧力がある。自由ではない。組織が崩れてプライバタイゼーションで民営化、私化が進んでいる。共同体から離れる。
１９７０年代から教師の職場が階層化してきた。平等でなく、官僚化してきた。
監視されて、自由がなくなり、統制が強まった。
医療が治療キュアから、世話ケアへ変わった。教育もケアが大変で過重労働になる。