MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

宇宙のごみが宇宙ステーションにぶつかる危険がある。高速でぶつかるので防御板をつけて防ぐ。

2009-06-13 23:48:02 | Weblog
テレビ番組で、宇宙ごみが日本人宇宙飛行士が乗っている宇宙ステーションにあたって壊れる危険があるという。
ロシアの人工衛星が分解して宇宙ごみになり広がっていて、宇宙ステーションにぶつかる可能性があるという。高速でぶつかるので金属片が弾丸のようになり危険である。防御壁を作ってあるが突き抜けるかもしれない。
宇宙ごみの衝突の実験をした。外壁を突き破って内壁も突き破る。外壁を斜めにすると衝突エネルギーがそれて、外壁は壊れても内壁は無事だった。防御板にポリカーボネートやアラミド繊維を使うと衝撃を分散して内壁を守れた。
宇宙戦争のように宇宙船に装甲板がいる時代になってきた。

北朝鮮でアメリカ人女性記者がつかまり、労働強化刑になるという。どうなるのか。

2009-06-13 23:34:14 | Weblog
テレビで北朝鮮でアメリカ人女性記者がつかまり、労働強化刑になるという。
国境を不法に越えて取材していたという。労働強化刑とはなんだろう。
日本人船員で北朝鮮につかまり労働強化刑になった人の話では、判決を聞くだけの裁判で、収容所に送られ15帖の部屋に3人入れられ、畑仕事をさせられたという。外交上問題になるような重労働はしなかった。ご飯と大豆が半分づつの食事だった。今日が何日かわからなくなるので、カレンダーにメモを書いて記録を残したという。
時々写真や手紙を家族に送ることはできた。7年間服役して、外交の交渉カードになり、金丸信氏が北朝鮮を訪問したときに解放され帰国できた。
ほかの部屋で拷問があったのか悲鳴が聞こえたりしたという。

日本の食糧自給率39%。備蓄は1~2か月分。輸入を待つ。ブラジルの穀物が買い占められている。

2009-06-13 12:56:36 | Weblog
日本の食糧自給率を100%にするには、日本の国土の50%を農地にしなければならないという。今は農地は10%だという。
政府が民間企業の倉庫に備蓄しているのは、小麦2,3か月分、大豆一ヶ月分で、それ以上は輸入品が届くのを待つという。
世界的に耕地面積を増やす余裕があるのはブラジルで、水を供給するクレーンのような機械が回って、半径500mぐらいの農地が続々とできているが、
穀物メジャーの大企業が買い占めていて日本商社は苦戦しているという。

北朝鮮に制裁。ソ連的な北朝鮮。中国はどうするか。アメリカは手一杯。

2009-06-13 12:35:50 | Weblog
国連で北朝鮮の核実験やミサイル発射に反対して制裁決議が出た。
武器輸出停止や、船舶の検査、人道支援以外の金融支援禁止などだという。
北朝鮮は2012年に強盛大国になることを目標にしている。もともとソ連で教育を受けたゲリラだった金日成が作った国だから、ソ連文化が残り巨大なモニュメントをつくり、強大な軍隊を育てて強国になろうとしている。国の大きさは北海道ほどだが心はソ連のように大きい国の気分のようだ。
現在は中国の援助を受けているが、中国が制裁を行うか注目される。中国としては北朝鮮に安定してもらって、難民が来ないようにして、アメリカと国境線で直接対決することがないように緩衝地帯として北朝鮮を大事にしている。
北朝鮮の核はいまのところアメリカの脅威ではない。インド、パキスタンが核兵器を持ったが黙認している。イラク、アフガニスタンで手一杯のアメリカのオバマ政権がどうするか注目される。

アナキズム流行。個人の自由、参加と相互扶助。直接民主主義。全共闘再生。

2009-06-13 02:26:16 | Weblog
アナキズムがはやっているという。19世紀なかばから資本家の私有財産を認めない共産主義と並んで社会改革の主流の思想だった。共産主義は労働者独裁で官僚化して自由がなくなったが、無政府主義は自由な芸術家に支持された。バクーニンやクロポトキンが思想を固めた。爆弾テロリストのイメージがあるが、弾圧されて反撃したもので、実際は個人の自由、平等、友愛と相互扶助の思想で、直接民主主義をめざした。生活協同組合などの形になる。エコロジー派の自然食の共同組合も似ている。友愛団体の組織になる。受信料でのNHKや、組合費での農協組合、保険料での保険会社もアナキズム的だ。
ソ連が90年ごろに分解し資本主義的になり、中国も経済自由化で資本主義的になった。世界中が競争市場原理になり、強欲なファンドが石油や食料に投機して世界経済が混乱した。収入や生活の格差が拡大し、住宅ローンが焦げ付きアメリカ資本主義が壊れて、物を買わなくなりアメリカ発の大不況になり、政府が支援した。世界経済の見直しが必要になった。
アナキズムは個人の自由と参加による平等な相互扶助社会で競争主義の弊害をなくし、反資本主義運動の土台になる。60年代の学生運動の全共闘の論理も似ていた。個人の自由を重要視して、企業の奴隷にならない生き方が求められる。