テレビで宇宙と生物の歴史を簡単に見た。１３７億年前に大爆発ビッグバンが起き、宇宙空間が広がっていった。砂と氷でできている暗黒星雲の中で太陽のような星が多数誕生して、太陽系のような天体ができた。地球が誕生し多くの菌ができた。高熱の中で生きる菌はそれまでの環境の中で生き続けている。４０億年前に海ができた。１０億年前に多細胞生物ができた。６億年前に動物ができた。４億年前に生物が地上に進出した。生物は天災などのために５度絶滅したが、それまで目立たず退避していた生物が繁栄した。地球は何枚かの大陸プレートでできていて、地中からのプルームがハワイ、アフリカから地上に出てきている。沈み込むのはアジアの日本海溝のあたりだ。１～２億年ごとに大陸プレートが集まって１個の巨大大陸になったり、分解して各々の大陸になっている。生物の絶滅条件を見ると大隕石が地球に衝突するのが、１００万年に１回、火山の大爆発が１０万年に１回、人間が核戦争を起こすのが１００年に１回ぐらいだという。生物が絶滅しても宇宙は何事もなかったかのように動いていくのだろう。
世界の地理を見た。地球の大きさは赤道半径６３７８キロメートル、赤道全周４００７５キロメートル。最高点は高さ８８４８メートルの山エベレスト、最深点はマリアナ海溝のチャレンジャー海淵で深さ１０９２０メートル。最高気温はイラクのバスラの摂氏５８．５度。最低気温は南極の摂氏ー９３．２度。主な山は高さ８８４８メートルのエベレスト、４８０８メートルのモンブラン、４４７７メートルのマッターホルン、５８９５メートルのキリマンジャロ、６１９７メートルのマッキンレー。長い川は、６３８０キロメートルの揚子江、３６８８キロメートルのボルガ、６５１６キロメートルのアマゾン、６０１９キロメートルのミシシッピ、６６９５キロメートルのナイルなどがある。巨大な宇宙船地球号は直径約１２０００キロメートルの球体で宇宙の広大な空間を飛び続けているわけだ。
日本の地理を見た。面積は約３８万平方キロメートルで世界で６０位、排他的経済水域を入れると世界６位。人口は約１億３０００万人で世界１０位、国民総生産は約６兆ドルで世界３位、平成２６年度予算は約９６兆円、最高峰は富士山で高さは３７７６ｍ、１番長い川は信濃川で３６７キロメートル、一番広い県は北海道で、一番狭いのは香川県、人口が一番多いのは東京都、人口が一番少ないのは鳥取県、国民総生産で世界３位だというイメージばかり持っていたが、世界の変化に対応するために自国の規模を考えねばならないようだ。
ガンになった人の生存率を国立がんセンターの研究グループが３５０００人を調査し集計した。ガンになった部位により生存率は違ってくる。１０年後の生存率をみると全体では５８％、部位別にみると、甲状腺が９１％、前立腺が８４％、子宮が８３％、乳房が８０％、胃が６９％、食道３０％、胆のう２０％、肝臓１５％、膵臓４．９％となっている。調査対象が１０年以上前にガンと診断された人なので、医療の進歩で現在の生存率は高くなっているという。今後の生存率は大きく変わっていくだろう。
自民党の安倍首相の施政方針を見た。はじめにの項目では、開国か攘夷かで１５０年前の日本はもめていた。現代でも経済問題や少子高齢化、安全保障問題など、国会議員はどうにかする責任がある。地方創生への挑戦の項目では、人口８億人の巨大な経済圏TPPができると日本のGDPも１４兆上がる。日本の農業が崩壊するという反対があるが、農産物輸出で若者が将来に夢や希望が持てる農業に改革する。１億総活躍社会への挑戦の項目では、各人の事情に応じた多様な働き方をする。よりよい世界への挑戦の項目では、地球儀をふかんしながら積極的な外交を展開する。終わりにの項目では、安倍政権は諸課題に挑戦するという。
TPPで開国し、農産物輸出で地方を元気にして、多様な働き方をする１億総活躍社会にするように挑戦するというが、現実には国際競争に負けて日本の農産物は売れず、いい売れるものは外国に輸出されて、国民はかすばかり食べさせられ、１００歳になっても働かされそうだ。安倍政権は戦時下の国家総動員法のようなしくみを作り国民に挑戦しているようだ。
TPPで開国し、農産物輸出で地方を元気にして、多様な働き方をする１億総活躍社会にするように挑戦するというが、現実には国際競争に負けて日本の農産物は売れず、いい売れるものは外国に輸出されて、国民はかすばかり食べさせられ、１００歳になっても働かされそうだ。安倍政権は戦時下の国家総動員法のようなしくみを作り国民に挑戦しているようだ。