人生の落とし穴は。女、金、病気、思想、酒

人生の落とし穴、障害物はなんだろう。私が体験したことばかりではないが、今まで見聞きした例をみると、生まれてくるのがまず大変。育つかどうか、衛生状態、栄養状態、外敵、親の虐待、猫や犬に咬まれたり、障害は多い。
幼稚園、小学校で、他の子のいじめと戦い、運動会で負け、遠足でバスに酔い、勉強、トイレのしつけ、難題は多い。
中学校、高校で受験勉強、体育で体つくり、部活で拷問のようなしごきを受ける。骨折、けがも多い。勉強しすぎで、近眼になり、寝不足にくるしむ。
大学で希望の大学学科に入れ、いい先生につけないと人生コースが変わる。学生運動、反体制になると人生の出世コースを嫌い批判し弾圧され、脱線する。就職もままならなくなる。
就職で目的の会社に受からないと、希望の仕事ができない。人生のやる気をなくす。なんとか、どっかの会社に入っても、転勤で思いもよらない土地にいかされ、なれない方言でしゃべって、浮いてしまったりして困る。組合活動の団体交渉で部長を怒鳴りつけたりして、また、成績が下がる。首になりそうになり、ノイローゼになる。
酒もあぶない。酒の席で喧嘩したり、女性に抱きついたり、思想や人格をうたがわれたりする発言をしたり、本音を言ってしまう。飲んで車を運転してつかまったり、交通事故を起こして大怪我をしたり、させたりして、損害賠償金３億円をとられたりする。
かわいい女の子とつきあって、心を癒していると、職場で話題になり、首になりそうになる。ノイローゼになる。結婚しようとすると、親が反対で怒鳴ったりして、宙に浮き、心がボロボロになる。お金もなく結婚もできない。
結婚して家探し、結婚式も大変だ。お金がいる。妻となる人と口論喧嘩になる。友人に披露宴で暴露話をされ困る。同居すると、妻との文化の違いに困る。朝飯の用意もせず、お経を詠んでばかりいる。妻の衣服代、外食代、食費にお金もかかる。
通勤も大変だ、満員電車で降りようとして、うっかり女の子の体にさわったら痴漢にされ、首になりそうになる。子供ができると、夜泣きがうるさくて、眠れず、妻がノイローゼになる。育児にお金も場所も手間もかかる。
広い住宅に移ろうと、高い住宅ローンを組み、大借金をする。生活費をサラ金で借りると、利息が高く、返済に追われ、他のサラ金から借りて多重債務者になる。借金の取立てに追われて、夜逃げして、行方不明になる。妻とも離婚してしまう。
病気に備えて、保険に入るとかなり高い。子供が学校に行くと、塾代やおけいこごとに金がかかる。会社は不況で賃金が下がったりする。リストラされるとホームレスになる。病気になったり、交通事故にあったりすると、体が壊れ、収入がなくなる。
昇進すると、仕事が忙しく、過労死しそうになる。会社ぐるみの犯罪やわなにまきこまれたりする。協力しないと左遷される。競争社会なので、同僚の悪口やセクハラ騒ぎや、足のひっぱりあいが激しい。派閥もある。戦争状態の社内である。会社の外も競争で戦争状態だが、談合などすると新聞沙汰になり罰される。妻や夫の不倫や浮気で家の中も喧嘩で戦争状態になる。離婚し、ガッポリ慰謝料をとられたり、子供とも喧嘩したりで戦争状態だ。親の介護も大変である。親が亡くなると相続争いで、兄弟で争い、裁判沙汰になる。弁護士代ばかりとられる。なんとか定年を迎えると、経営不振で退職金が減らされたり、年金が減らされたりしてお金に困る。
女と金、ガンなど健康問題、戦争やテロ、事故の恐れもあり、人生の落とし穴は多い。

心を病む３０代。うつ病増加。日本の基盤は大丈夫か。

働き盛りの３０代に、心の病が急増しているという。うつ病が多くなっているという。心暗く、重く、自殺したくなる。夕方になると元気が出る。競争社会で、先輩も、同期生も、後輩もライバルで仕事の重圧と責任を負わされ、結果、成果を求められるからか。５０代の団塊の世代は、戦後民主主義を教えられ男女平等、自由主義だったが、入った会社の中は封建的な不自由な丁稚奉公の儒教的年功序列社会、男尊女卑社会であった。会社に適応して生きてきた。そのうちアメリカ的な競争成果主義になり、年功序列が崩れて、上司が年下になってきた。４０代は団塊の世代のようにまじめに革命を論じたり、伝統封建制に入ってしまわず、シニカルにかまえて、まじめさを冷笑してきた。仕事は自分の金儲けのため、生活のためとがんばる。３０代は従来は結婚して、子供もできて安定したものだったが、今は、いまだこころ定まらず、モラトリアムでふらついているという。一方、会社内では重大な仕事を任されはじめる。ここで、うつ病になってしまうようだ。日本の仕事の実働部隊である３０代が病むと大変だ。国際競争に勝てなくなる。再就職、再婚、再チャレンジを容易にして、競争をやめて、安心して協力協調して働ける会社社会にしないといけない。うつ病には薬と休養が必要だという。

経済制裁で北朝鮮は、核ミサイルか、ゲリラか、占領か。

北朝鮮に経済制裁が行われる。何をするかわからない国だから、どう反応するか心配である。日本が経済制裁を行っても、中国やロシア、韓国から支援があるのだろうから、あまり影響はないかもしれない。北朝鮮は経済制裁には全面戦争でこたえるとか言っているようだ。言葉どおりにはうけとれないが、心配である。北朝鮮は戦前の日本に似ている、軍国主義で、指導者を神格化し、軍備を国力以上に強化している。あまり追い詰めると、日本がアメリカの真珠湾を攻撃したように、奇襲攻撃をかけてきそうだ。現代はミサイル戦争だから、発射後１０分もしないうちに東京に核ミサイルが落ちて、壊滅するかもしれない。迎撃システムを準備しているようだが、当たるかどうかわからない。ミサイル発射前に発射台を攻撃してつぶすしかないが、発射台は移動式で地下にもぐっているのでたたけない。
次に心配なのは、北朝鮮の特殊部隊や在日朝鮮人によるゲリラ攻撃だ。テロと同様で、いつどこを攻撃してくるかわからない。起きれば同時多発攻撃で対応に手がまわらなくなるだろう。米軍基地や発電所が警戒を強めているが、地下鉄や、デパートなども爆弾や、毒ガス攻撃を受けるかもしれない。
さらに心配なのは、朝鮮半島で戦争になると、海を渡って大量の武装難民が日本に上陸してくることだろう。正規軍の上陸もあるかもしれない。自衛隊以外に武力はないので、日本海側はすぐ占領されてしまうだろう。

日の丸・君が代は思想の自由侵害。新国歌、新国旗を。

９月２１日に東京地裁が入学式や卒業式での日の丸への起立や、君が代斉唱を強要することを思想の自由侵害で違憲だという判決をした。日の丸や君が代は戦前の軍国主義思想や皇国主義ののシンボルだった。戦後民主主義の時代に戦前のシンボルが残ってしまったため、こうした混乱が起きるのだろう。アメリカ占領時代に日の丸や君が代が変えられなかったのが不思議である。軍国主義や皇国思想のシンボルが残ってしまったので、また、保守勢力が復活してきている。安倍氏が首相になると、国家主義が力を増すだろう。ファシズムが復活してきている。日の丸は江戸時代に徳川幕府が船の旗印としてつかいはじめたものが、明治政府によって国旗とされたという。君が代は江戸時代の文言がもとで、天皇の治世を祝う国歌として明治政府が使ったという。戦後民主主義の時代に合わない国旗と国歌である。それを強制的に掲げたり、歌わせたりするのはおかしなことだ。新しい国旗と国歌が必要だろう。と思っているうちに、保守勢力が復活して戦前と同じ皇国、軍国になってしまいそうだ。心配である。

安倍氏自民党新総裁に選出。美しい日本が戦場化。

安倍晋三氏が５１歳で自民党総裁に選ばれた。次期首相の座を確実にした。小泉首相の構造改革路線を受け継ぐと言っている。構造改革路線とはなにかよくわからないが、競争社会にして、郵政民営化、道路公団民営化、リストラをすすめ、医療費や生活保護や年金を減らすことだろうか。小泉首相が靖国神社参拝をして壊した中国、韓国との関係もどうするのだろう。アメリカ一辺倒の外交路線は変わるのだろうか。イスラム世界の敵となったアメリカにひっついていると、仲間だと思われ、テロの標的にされてしまう。毎日通勤で地下鉄にのるのも怖い。壊れた日本の政治や経済の構造を建て直すのか、もっと壊すのか心配である。再チャレンジ可能な社会をめざすとは、具体的には、負け組のレッテルをはらず、再就職、再受験、再婚、再起業がしやすい仕組みを作ることだろう。安倍氏は受験のないエスカレーターで成蹊大学に入っているから、再チャレンジする浪人の苦しい気持ちはわからないだろう。気持ちがわからないから、平気で再チャレンジをといえるのだろう。皆金がなく、疲れ、差別され再チャレンジできないのだ。改憲をめざすということは、再軍備をみとめ、海外派兵し、現憲法の人権重視の考えを、国家優先に変えることだろうか。教育再生も保守派の考えでは、国家のため人材作りになるのだろうか。戦う首相をめざすというが、本当に中国、韓国、北朝鮮との戦争になりそうだ。目標としている美しい日本をつくるどころか、原爆攻撃をうけて、廃墟となった日本になりそうだ。戦前の日本軍国主義をリードした安倍氏のおじいさんの岸首相のDNAが再生しそうで、心配である。