独身女性の経済状態はどうなっているのだろう。契約社員の29歳独身女性の場合は、手取収入が毎月17万円ぐらい、年30万円ぐらいのボーナスで生活している。一人暮らしの家賃は月7万4千円。高いと思うが引っ越し代がない。リボ払いが多いので、返済が長引く。楽しみにしているのは友人との旅行で、リボ払いにしてい毎月の返済を一定に抑えているが、いつまでも利息が高い返済が続く。リボ払いを終えて、ボーナスは大きな支出がある時に使うといいという。おしゃれや旅行をしたい年頃だがやりくりが大変だ。
定年退職して年金で暮らしている家庭の経済状態はどうなのか。元公務員で60歳で定年になり、年金生活になった家庭の場合、年収は共済年金と個人年金で約400万円ある。預貯金は退職金や現役時代にためたお金で約3000万円ある。夫婦二人の生活費や医療費で年間600万円ぐらいの支出になるので年間200万円の赤字で、定年後は貯蓄を切り崩して生活している。貯蓄がなくなると生きていけなくなる。自宅をリフォーム改築修理する計画がある。1000万円かかりそうだ。節約すべきなのは旅行代だ。夫婦で海外旅行すると一人50万円で二人で100万円ぐらいかかる。特別費として旅行代を積み立てておかないと大赤字になる。家計を守るには1、収入を増やす。2、支出を減らす。3、資産を運用して増やす。ことが重要だ。どれも大変なことだ。
民間の不動産情報会社による「住みたい街ランキング」で池袋の人気が急上昇した。横浜や自由が丘に行ける東横線とつながったためで、昨年の13位から今年は3位になった。2014年のランキング1位は昨年と同じ吉祥寺で、緑地も都会的部分もあるためだ。2位は昨年と同じ恵比寿、3位は昨年13位の池袋、4位は昨年10位の中目黒、5位は昨年3位の横浜、6位は昨年と同じ自由が丘、7位は昨年と同じ新宿、8位は昨年と同じ品川、9位は昨年12位の武蔵小杉、10位は昨年9位の表参道だった。武蔵小杉のように再開発されて人気が増した街もあるようだ。
テレビで、最近の職場では仕事で残業せず定時に退社する直帰女子という独身女性が増えているという、独身男性ならば夕食を居酒屋やレストランに寄って食べるのだが、女性は帰宅時にコンビニ弁当を買うのは手抜きの感じがして世間体が悪いので、スーパーで料理の材料を買って自宅で料理を作るという。女性らしいこころ配りだ。
新橋はサラリーマンの街で、小さなビルが並んでいて、古い道や居酒屋が多い。新幹線の向こう側の汐留地区は再開発され、いろいろなデザインの高層ビルが立ち並んでいる。江戸時代は汐留地区は埋めたて地だった。幕府が一番警戒していた仙台藩伊達家の屋敷があった。新橋地区は中小の大名屋敷が並んでいた。汐留は貨物駅だった。ビルの谷間にレトロな鉄道歴史展示室がある。この場所にあった新橋駅と横浜駅の間に1872年に日本最初の鉄道が開通した。駅の土地は大名屋敷だった。最近環状2号線マッカーサー道路が汐留までつながった。環状2号線は主要部分が地下にあり、地上の歩道をパリのシャンゼリゼ通りのようにするという。