MA社会研究所情報

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近代国家の道徳と自由、家族は。愛は性衝動。一目ぼれで自由恋愛。

2008-11-30 13:30:50 | Weblog
放送大学で哲学講座を聴いた。近代国家の道徳と自由、家族について話していた。個人の権利と義務、罰を動機にさかのぼって考える。私利私欲のためか、他人のためか、内面追求が道徳だという。外的事情や、偶然か、必然か、意図があるか、行為は思わぬ範囲に広がる。良心は何が良いことか知っている確信で、独善になる。生き物としての人間の愛は性衝動がもとになる。ヘーゲルは結婚には他人の同意、儀式、家族、役所が認めることが必要だと言う。ロマン主義の時代には真の愛は結婚外の自由恋愛にあるといわれた。トリスタンとイゾルデのように、一目ぼれは運命的な神聖な愛であるとした。愛は変化し離婚もある。幼少期の母の教育が大切。遺言は故人におもねった人が遺産をとってしまうので、イギリスのように遺言を重視するのは良くないという。ヘーゲルは古いようで新しい家族観を持っていた。

ドイツワイマール時代。政党、省庁、労使間の癒着。中間層は不満でナチズム支持。

2008-11-30 13:07:28 | Weblog
放送大学の講義を聴いた。ドイツのワイマール体制化では利益団体と省庁の関係が深く、政党間の妥協が多かった。審議会での意見聴取が制度化し、労働省と労働者の協力が生まれた。大組織に属する人と、組織のない人との差が拡大し、対立した。労使は暗黙に提携していた。中間層は不満を持ち、ナチズムの支持基盤になったという。

ダーウインの進化論を社会に応用。優生学はヒットラーの優秀民族が世界を支配するという思想になった。

2008-11-30 12:58:50 | Weblog
放送大学で「生物学の歴史」を聴いた。ダーウインの進化論を社会に応用して、ドイツのヘッケルは「進歩は優秀な人間が、弱い人間を倒して進歩する」と言った。
社会に有用な人を残すことと犯罪者、先天遺伝者の子孫をなくすために優生学ができた。優秀なアーリア人種が世界を支配するというドイツのヒットラーの考えの元になった。日本人は優秀な白人と結婚すると良いという黄白雑婚論を唱える人もいた。北欧では障害者を排除しない福祉社会を作ったという。

攻撃的な人は孤立し、ますます攻撃的になる。気温、においも原因になる

2008-11-30 12:45:07 | Weblog
放送大学の社会心理の講義を聴いた。攻撃について話してした。攻撃的な人は孤立化して、ますます攻撃的になる。悪循環になるという。一人でいれば嫌な相手がいなくて落ち着くのではないかとも思う。攻撃性は遺伝でもあるという。場の状況にもよる。不快、嫌だと攻撃する。気温やにおいも攻撃を誘発するという。