MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

国際宇宙ステーションの船長を日本人の若田飛行士が勤めた。今後は火星探索で火星人と出会う。

2014-07-31 17:40:55 | Weblog
 国際宇宙ステーションISSは1984年に米国のレ―ガン大統領が提唱し各国に宇宙基地建設を呼びかけた。93年には財政問題で計画を縮小し、ロシアの参加を要請した。98年に最初の設備が打ち上げられた。2003年にスペースシャトルコロンビアが空中分解。09年に日本の実験棟きぼうが完成。11年にISS完成。スペースシャトル引退。14年日本の若田飛行士が初の船長に。米国が20年以降のISS運用期間延長を決定。20年代前半に月の無人探査。20年代半ばに月の有人探査。30年代以降に火星の有人探査を構想している。20年以降の運用は米国と関係が悪化したロシアは不参加を示唆。日本は毎年400億円程度を出している。これまでに8300億円を投じたが成果が少ないというが、文部科学省は20年以降も参加する方針だ。火星探査の国際プロジェクトにも参加し、各国にも参加を呼び掛けている。日本は宇宙開発に年3000億円程度を投じている。火星人とも間もなく出会えるだろう。

社会福祉は病気や、年金、介護対策。宇宙船地球号に乗っている仲間に博愛の心が必要。

2014-07-30 15:58:06 | Weblog
 放送大学で社会福祉の講義を見た。ソーシャルワークでは生活の向上ウエルビ―イングのためにエンパワーメント力をつけて社会変革をする。資本主義で商品化されない福祉主義がいる。社会の構造には平等な社会主義、伝統と権威、父親や王様をあがめる保守主義、自由競争主義の3種類がある。1942年にイギリスでビバレッジ報告が発表され社会保険制度が提唱された。社会構造や雇用状況が変化し、妻も会社で働くようになり家族構造も変化してきた。高齢化社会になり介護保険制度ができた。フランスでは国ではなく共同組合が福祉をしている。世界人口60億人のうちの12億人が1日1ドル以下で暮らしている。日本には封建的な家族親戚の助け合いはあったが、世界を救うような博愛の精神はない。1789年にフランス革命が起きて自由、平等、博愛の革命的思想が世界中に広まった。ヒューマンセキュリティーの雇用、住宅、年金、心身の安全、保全、子育てが権利として認められた。経済発展だけでは貧困問題や、正義の問題は解決しない。21世紀の思想は世界の人々が博愛の心を持つことだという。現実にはイスラム原理主義のテロや、民族、国家の紛争が起きている。国家、民族、宗教、思想の対立はやめて、宇宙の中の一つの宇宙船地球号の乗組員という地球人意識を持ち、生物環境を守る地球愛のこころを持ち実行することが必要だろう。

イスラエルはアラブと戦争し世界経済に大影響が出る。軍備はハイテク化して自国製になってきた。

2014-07-29 12:43:12 | Weblog
 イスラエル陸軍の歴史と現状を読んだ。イスラエルの面積は2万平方キロメーターで四国よりやや広い程度で、西は地中海、残り3方向は敵国に囲まれている。徴兵制で、男子は18歳から3年間、女子は2年間軍隊にはいる。女性兵士がいると男性兵士の士気が上がる。人口は798万人である。国防軍は、地下抵抗組織でゲリラ活動を原点としてアラブ諸国との戦いで鍛えられた軍隊だという。第一次世界大戦でイギリスはトルコからパレスチナを奪い、国際連盟に認められて1948年まで委任統治した。ユダヤ民族解放運動シオニズムはイスラエル独立を目指して活動していた。この過程で反英武装組織が生まれて解放運動を進めた。1948年にイスラエルが独立宣言を出し、12日後の5月26日に政令によりイスラエル国防軍が生まれた。兵力は33700人程度だった。アラブ5カ国の正規軍が戦車や大砲で攻撃してきて、第一次中東戦争が起きた。イスラエル軍内部の対立も起きた。イスラエルは地下工場でマシンガンや迫撃砲を製造した。迫撃砲は着弾は不正確だが爆発音が大きく効果があった。大砲は少ないので人間が爆弾を抱いて突入した。イスラエルは人口の1割の6000人が戦死、15000人が負傷したがアラブ軍をかろうじて撃退した。イスラエルは人口が少ないので、女性も兵士にして国民皆兵にし予備役も戦力とした。
 イスラエル国防軍は1956年の第二次中東戦争で10万人を動員し、正規軍としての戦術を身に付け戦車部隊も運用した。アラブ側は戦況が不利になると国連に提訴した。国連は停戦の圧力をかけてきた。イスラエルは敗北すれば国家がなくなる。アラブは再び戦闘をすることができる。イスラエルは戦車戦力と航空戦力を強化し第三次中東戦争では電撃的先制攻撃で勝利した。1969年から1年間激しい砲撃戦が行われた。1950年代中期から60年代初期はフランスと友好的になり、プランス製の戦闘機や兵器を導入したが禁輸になった。その後は米国製の兵器に替えたが、いつ武器供給が断たれるかわからないので自国製の武器を製造することにした。クフィル戦闘機や、メルカバ戦車が製造された、核兵器も持っているという。
 1973年エジプト、シリア軍の先制攻撃で第4次中東戦争が始まった。二正面作戦になり、戦車隊がエジプト軍の対戦車ロケットで攻撃され多大な損害が出たが、押し返して占領地を拡大した。最近はガザ地区に侵攻してアラブのパレスチナ側からのロケット弾発射を防ぐために戦闘している。
戦後の反省で、イスラエルは先制攻撃して国際社会の非難を浴びても、国が生き残るほうがいいと考えた。1981年にはイラクの原子炉を爆撃した。動員体制も改善して、24時間で60万人動員可能にした。ラジオで動員を呼び掛けるのが有効だった。イスラエルの後見人として米国がいてアラブは世界の石油資源を持っている。イスラエルとアラブの戦争は世界経済に大打撃を与えるので注目されているようだ。

平等なソ連型社会主義では皆働かなくなり、経済停滞。池上彰教室。資本主義でも負けると働かない。

2014-07-28 11:19:55 | Weblog
 テレビで元記者の池上彰さんが社会主義について講演していた。ソ連では1917年に革命が起きて労働者が政権を握り、社会主義の政策が行われた。大地主をなくして、農地を国有化した。農民が自分の農地ではないのであまり農業生産活動をしなくなり、農業生産が減少し大飢饉になった。工場でも月給を平等にしたので皆働かなくなった。医者や大学教授は額に汗して労働しない人々だとして給料が安くなり、海外に亡命する人が増えた。自動車もトラバントという国民車をつくったが、資本主義国のように工場をロボットで自動生産にしたり能率向上をしないで、労働者がのんびりとねじを付ける作業のままだった。牛乳を買うにもチーズを買うにも何十人もの行列をして買わねばならなかった。その代わり牛乳や、パンなどの食料品、生活物資は安くパンを家畜のえさにもしていた。皆平等な社会にしようとしたらうまくいかなかったという。資本主義社会では競争で格差が拡大して、負けた方は仕事をする気がせず、反対運動を起こす。平等主義の社会主義も、競争主義の資本主義もうまくいかない。生活ができる安定した給料を支給して、さらに頑張ればボーナス収入が加算されるような現実的な中間的な仕組みがいいだろう。

人間は胎内では魚のようにえらやしっぽがある。子供のころから大事に育てても、学校、会社でいじめられ。

2014-07-27 16:09:45 | Weblog
 放送大学で子供の成育の講義を見た。女性の卵子に男性の精子が入り受精して、受精卵が子宮に定着して胎芽となる。芽が成長して魚のようになりえらや尻尾ができる。8週間後には胎児の形になる。40週間後には出産時に見るような赤ちゃんの姿になるという。人間のような姿になる前は魚のような姿になっている。生まれてからは可愛い幼児期、元気な少年少女期、筋肉質な青年期、脂ぎった壮年期、おなかが出てくる中年期、筋肉がなくなり枯れていく老年期と姿が変化していく。死ぬと骨になり姿が変わってしまう。奇跡的な確率で人間が生まれ、幼児期には病気にならないように注意してワクチンを注射して、高い教育費をかけて、難しい入試の受験勉強で楽しい青春期をなくして、教育、体育をして育てきても、学校でスパルタ教育を受けたり、会社に入ると牛馬のようにこき使われ、尊重されない状態になる。人間をもっと大事にしないといけないだろう。