２０１１年は世界経済大崩壊の危機。国家の倒産、連鎖倒産、バブルがはじけて世界戦争か。

雑誌の特集で「２０１１年世界経済大崩壊」を読んだ。ソブリン（国家）恐慌という国家が起こす恐慌が起きる。財政再建型恐慌では予算削減で福祉、生活保護や年金、公共交通、行政業務が削減される。倒産した国家が債務を放棄して債権者が連鎖倒産する。世界の余剰資金が流れ込んでできたバブルがはじけて新興国恐慌が起きる。国益の衝突がおきるという。世界戦争になるだろうか。

高校時代の友人と忘年会。世界旅行の写真を見てワインを飲んだ。

高校時代の友人から電話があり、忘年会をするために夜中に友人のマンションに行った。建設会社に入って研究者になり、アメリカに留学して帰国後は研究所長や大学教授をしている。ワインを飲み、ローストビーフやさしみを食べながら、世界各地を旅行したときの写真をテレビ画面で見た。豪華客船でカリブ海や中国の上海にクルーズしたり、韓国ソウルにいったり、タヒチの水上コテッジホテルに泊まった写真を見た。音楽もつけてあった。ipadも出してきて書籍を見たり地図を見たりした。最先端を行っているようだ。年収２０００万円以上で８００万円も税金を取られると嘆いていた。こちらは奈良の平城京跡に行った写真を見せた。年金生活で相続税が増えると嘆いた。

関東と関西。東京の上野のアメ横はおまけする。大阪はねぎる。エスカレターで大阪は右に東京は左。

関西と関東の違いは多い。東京の上野のアメヤ横丁では値切りは受付けないが、おまけの品物をつけてくれる。大阪では買い物で値切るのが当たり前になっている。
大阪に着いてとまどうのは人々がエスカレーターの右によることだ。東京では左に寄るので逆になり、とまどってしまう。東京は武士の町で左に刀をつけていたからだとか、大阪は風呂敷を持つのでとられないように右によるという説がある。人間は左に心臓があるので左によるのが自然だという、大阪万博のときに世界中から人がくるので海外にあわせて右によることにしたという。京都駅では左右ばらばらにエスカレーターに乗っている。日本中から人が来るからだという。

企業文化と経営。資生堂は和洋混合で人間性重視の休暇制。IBMは官僚的だったがリストラに。

放送大学で企業文化が経営に与える影響を話していた。資生堂は化粧品の企業だが、和風と洋風のハイブリッドだという。人間性を重視して一年に一度連続二週間の休暇をとらせる。リフレッシュできる。
コンピューーターメーカーの米国企業IBMは企業理念が完全主義で余分なチェックや仕事が増えた。最善のサービスだといって独占的地位を持ち顧客に尊大な態度をとった。個人の尊重といって社員が社長の言うことをきかなくなったという。企業理念がマイナスに働いた。日本のライバルコンピューター企業をスパイをしたといって、やらせのわなにはめて蹴落とした。１９９０年代に社長になったガイスナー氏は大幅なリストラをした。大型コンピュータが売れない時代になり、IBMは大赤字になったためだった。４０万人の従業員を２０万人に半減させた。IBMの企業文化は日本的で服装規定があり官僚的で終身雇用だったが変化させたという。
企業文化が経営方針を左右するようだ。

就職難。学生と人事が討論会。採用を年間を通して行うとか、保障制度の話しが出た。

テレビで就職活動をしている学生と採用側の人事担当者の討論会を見た。１５０社回っても内定がもらえないという。大学生も高校生も不況で就職難時代だというが、中小企業は人手不足でも応募者がないという。企業の名前で就職を決める。ブランド志向だ。大企業志望で安定志向でもある。新卒を一時期に採用するのではなく年間を通して採用するといいとか、ベテランを解雇して新人を採用しろとか言う意見が出ていた。デンマークでは解雇が自由だが、首になっても給料の９割が２年間保証され、職業再訓練を受けて他の企業に就職するという。