MA社会研究所情報

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2017年の世界戦闘情勢。米国はトランプ新大統領で内戦か。中国、中東の情勢は。

2016-12-31 15:26:51 | Weblog
 2017年の世界の軍事情勢を概観すると、1月20日から米国大統領にトランプ氏が就任する。、日本から米軍を撤退させるとか、日本は自力で核武装して北朝鮮に対抗しろとか、ウクライナはドイツに任せるとか放言していたので実行するか注目される。米国は他国の紛争にかかわらず、米国の利益だけを考えるという。昔から米国はモンロー主義で欧州やアジアの紛争にかかわらないという時代に戻るのだろうか。トランプ氏は批判されるとすぐに発言を変えるので、どこまで実行するかわからない。トランプ政権で国防長官にマチス元中央軍司令官がなる。安全保障担当補佐官には陸軍出身のフリン氏がなる。両者ともに強硬派だ。トランプ氏の国防政策の演説では対IS作戦、陸軍増員、海兵隊増員、海軍増強、ミサイル防衛など軍拡計画を語った。米軍が米国内にとどまる考えでもないようだ。米国内でトランプ派と反トランプ派が選挙後も対立し、銃の保持が自由な国だから内戦状態になり銃の撃ち合いになるかもしれない。第二次南北戦争になるかもしれない。
 中国の海洋進出とフィリピンの中国に協力的な大統領の姿勢が注目される。北朝鮮は核爆弾とミサイルを開発し保有し脅威になっている。中東ではロシアが支援するシリアのアサド政権と欧米が支援する反政府派、IS、クルド人などの戦闘が激化している。イランも核保有しそうで警戒されている。世界はますます抗争が増えそうだ。

中国空母艦隊が初めて太平洋に進出。日本の空母はハワイを空襲した。中国空母艦隊はどこを空襲するか。

2016-12-26 12:56:45 | Weblog
 中国の航空母艦遼寧がミサイル駆逐艦などとともに6隻の艦隊を編成して、12月25日に初めて宮古海峡を通って太平洋に進出した。南シナ海に向かうと見られている。遼寧はウクライナから中国が入手した元ソ連の航空母艦で、黄海や東シナ海で実弾射撃や搭載機の発着訓練を行ってきた。中国は浮かぶ飛行場となる空母遼寧を南シナ海に進出させて制海権や制空権をとろうとしている。米国の次期大統領になるトランプ氏が中国に対抗姿勢を見せるので牽制する行動のようだ。1941年12月8日に日本の空母艦隊が米国ハワイの真珠湾を空襲して太平洋戦争が始まった。安倍首相が米国ハワイの真珠湾パールハーバーを訪問し空襲で撃沈された戦艦アリゾナなどを訪れるという。中国の空母艦隊はどこを空襲するのだろう、米中開戦か。

世界情勢。米国新大統領は米国内第一。中国はバブル崩壊抑制。北朝鮮は核ミサイル。日本は観光化。

2016-12-20 16:14:41 | Weblog
 年末なので、テレビや新聞でレポートされる最近の社会の状況を概観してみた。世界情勢は米国の大統領が福祉厚生重視の民主党のオバマ大統領の任期が終わり、不動産ビジネスの帝王トランプ氏が大統領になり共和党が政権を握る。政策もアメリカファーストに変わり、世界の警官役はお金がかかるので辞めて、アメリカの国内利益を一番大事にして、雇用は移民ではなくアメリカ人にまわし、アメリカ国内に公共事業の投資資金を回す政策に変わる。日本も米国に防衛してもらっているのだから米軍基地の維持費をもっと払えという。米国が日本の防衛をしなくなるかもしれない。トランプ次期米国大統領はイスラム原理主義との戦いが一番大事だと言っている。メキシコからの移民を防ぐために国境に壁を作るという。閣僚に起用した人を見ると政治家より軍人や実業家が多い。大企業や株主向けの経済政策をとるだろうと思われて株価が上昇している。
 ヨーロッパではイスラム原理主義のテロが行われて警備が強化されているが、ドイツのベルリンのクリスマスマーケットにイスラム原理主義者がトラックで突っ込んだ。移民を多く受け入れているドイツでも移民反対の声が出ている。
 先日は日本の安倍首相の地元の温泉にロシアのプーチン大統領を招待してサミット並みの警備態勢だったが、プーチン氏は2時間以上遅れて到着し、安倍首相は待たされた。日本とロシアの首脳会談が行われたが、北方領土の返還は議題にもならず、共同で経済協力を行なおうというだけで、成果なく終わった。
 中国経済は不動産バブル状態でいつ株のように暴落するかわからないが政府が強引に支えている。南シナ海や東シナ海を飛行場や対空兵器を備えた要塞島を作って支配しようとする工事は続いている。
北朝鮮はミサイル発射実験を何度も行い、核弾頭を装備したミサイルを潜水艦から発射する実験も行っている。北朝鮮が核武装すると対抗して韓国や日本も核武装するかもしれない。
 日本は観光立国を目指して英語や中国語の交通標識をつけようとしている。オリンピックの建設費も膨大で儲かる事業ではなくなっている。福島原発事故の修理費も膨大で数十兆円になり、国民に負担がかかり、日本は破産国家になりそうだ。無理して核物質を掘り出すよりもロシアのチェルノブイリ原発のように事故炉をカバーで覆う方法なら容易で安くできるのではないだろうか。年金削減法案が国会を通った。将来世代に不公平性というが、年金は自分が積み立てる貯金ではない。同時代の人々がお金を出し合って高齢者を助ける仕組みだろう。所得税で年金を支えるのが本筋だろう。教育も奨学金が返せないで困っている人が多いという。奨学金というなら返還の必要はないはずだ。教育費ローンと名前を変えるべきだろう。大学に行って勉強する時間がなくバイトを掛け持ちして生活費を得るだけでいっぱいだという。そうまでして大学に行く必要があるのだろうか。通信教育にしたり、大学の講義を放送大学で聞いて本屋や図書館で本を読めば大学レベルの知識は得られる。有名大学卒にこだわらずに企業の採用が行われるようになれば、過剰な受験競争もなくなり青春を楽しめる。義務教育は中学校までにして高校から働いたり平安時代のように結婚すれば多くの子供が生まれて少子化問題もなくなる。もっとも子供を20才まで育てるのに一人1億円はかかるし置いておく部屋もないので子供が作れないのだろう。

日米開戦から75年。ハワイの真珠湾で式典。米国が撤退すると日本は中国化か。

2016-12-09 16:54:05 | Weblog
 1941年12月8日(日本時間)に日本軍が米国のハワイの真珠湾の米軍を攻撃し、太平洋戦争が始まった。今年は75年がすぎて初めて日米共催の式典が行われる。日本の安倍氏も首相としてはじめて12月末に真珠湾を訪れるという。真珠湾攻撃で多くの戦艦や飛行場が日本の6隻の航空母艦から飛び立った数百機の爆撃機や雷撃機に攻撃され爆破され、2000人ぐらい米国の兵士が死亡したという。開戦の通告が遅れて日本軍の奇襲攻撃になったので不意打ちだと非難されて、米国人は真珠湾を忘れるなリメンバーパールハーバーを合言葉に反撃してきた。太平洋の各地で激戦が繰り広げられたが、1945年8月6日に広島に原爆が投下され数十万人の犠牲者が出て日本は8月15日に天皇陛下が終戦の詔を放送して、無条件降伏した。
 歴史的にみると1776年にイギリスから独立宣言した米国は東部から西部に侵攻し、居住民のインディアンを排除して西部を開拓し、太平洋を西に進んでハワイを占領しハワイ王朝を倒し、フィリピンを占領し日本も米国の占領下にした。しかし最近は米国の軍事費の増大に耐えられずトランプ次期大統領は米国内第一主義になり、日本に米軍基地の維持費負担を増やすよう希望し、米国は世界の警官ではないといってアジアから撤退しそうな気配だ。フィりピンの新大統領は中国を訪問して中国に協力しそうだ。米国が日本の防衛を放棄すると、アジアにできる空白地帯に中国やロシアが進出してきそうだ。