MA社会研究所情報

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現代の資本主義では貧富の格差が拡大し、社会が不安定化。共有主義の考えが出てきた。

2016-10-24 12:35:09 | Weblog
 現代の資本主義の状況をテレビ番組で見た。現代の資本主義社会では自由競争の原則によりお金持ちの人と貧しい人の格差が大きくなっている。お金持ちはよく働いたからだというが貧乏人も良く働いてきた。リスクをとって投資して米国のメディアを所有する大金持ちはパーティーに参加して議員に資金援助している。豪華なクルーザーに乗ってレジャーを楽しむ。働いているようには見えない。インドでは女の子が一日中レンガ運びをしているが豊かにはなれない。かって自動車産業で栄えた米国のデトロイトにはテント村ができて家賃が高くて払えず、家を失った貧しい労働者が住んでいる。資本主義の経済システムで大きな格差が生じ、社会が不安定になってきている。長野県の財政政策では道路工事などの公共工事による経済成長とインフレになる高度成長計画はやめて、環境を守り、高齢化社会や少子化社会に対応した財政計画にしなければならないという。コンクリートから人に資金を向けなければならないという民主党のスローガンに近いようだ。番組では社会の安定と生活の基盤としてシェアリング共有主義を紹介していた。

早稲田と慶応。早稲田はマスコミで政権批判していたが最近は役人になる。慶応は財界でビジネス。

2016-10-12 11:01:11 | Weblog
 早稲田はマスコミに進む人が多くバンカラ、慶応は財界、金融界に進む人が多くハイカラというイメージがあるが、最近は変化してきて早稲田は役人、公務員になる者が多くなり、今までの早稲田マンのようにマスコミに入って在野精神で政権を批判するという人が少ないようだ。慶応はお金を稼ぐビジネスマンになる人が多い。公務員になる人は少ない。企業の法務関係に進んで多額の収入を得ている。早稲田出身の弁護士はマチ弁という庶民的な法律事務所を開く人が多い。慶応OB会の三田会の人脈は大きい。早稲田は外国からの留学生が多くなり、国際化が進んでいる。慶応は都会的で開校当時から欧米化を進めるハイカラ路線だったが、早稲田は地方の有力者の子弟が集まってくるイメージだった。現代では世界の田舎からも学生が集まってくる。早稲田と慶応はライバルだというがかなり違った学校のようだ。