MA社会研究所情報

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教育の社会史。女子教育。よい結婚するために学歴つけた。良妻賢母教育。はかまは男の着物だった。

2009-06-26 01:38:13 | Weblog
放送大学の教育の社会史の講義を聴いた。
明治時代になり女子教育も進められた。箱入り娘だった10代女性が家から出て学校に通った。新タイプの女性を生み出した。それまで男性は中卒で農業や、実業学校に入ったが、女性は教育を受ける機会はなかった。
男の学歴は国家、社会を担うためで、社会的地位の形成の手段だった。19世紀末に学歴社会ができた。官僚、技術者、教員、会社員が養成された。
帝国大学を頂点とする学歴社会ができた。女子の高等女学校は良妻賢母の養育が目標で、女性の学歴はよい家に嫁ぎ、結婚をするための条件だった。
1910年代に職業婦人ができた。工場労働者ではなく、事務員や教員になった。
医師、薬剤士などの専門職になれた。
服装は明治時代に洋風化された。洋風の机と椅子の生活で和服は不便だった。
学校は軍隊式の詰襟服を制服にした。女学生ははかま姿だった。はかまは男のはくものだったので女性用に改良された。ベルツは和服が女性の成長を抑えているとして、細帯にして筒袖にし、はかまにした。女性が活動的になり、家事もせず生意気でおてんばになり、勉強ばかりで女らしいやさしさに欠けると批判された。

授業研究。メディアの活用。パソコン、インターネット、ビデオ、テレビ会議で学習共同体ができる

2009-06-26 01:23:13 | Weblog
放送大学の授業研究の話を聴いた。
パソコンやインターネットが普及して、授業にも取り入れられるようになった。
双方向性のあるインタラクティブな授業ができ、生徒の理解状態がフィーードバックされ、モニターできる。ビデオ授業で可視化してわかる。へたな演奏も編曲ソフトできれいになる。下手な絵もお絵かきソフトできれいになる。
多種多様な情報にアクセスできる。ほかの学校と対話が可能になる。相互作用がおき、新知識が構築される。授業でペアになって一方が説明して他方にモンスターを描かせたりする。テレビ会議はほかの地域の人と同じタイミングで話し合える。一斉授業と同じになる。コミュニティーが世界中に広がる。電子共同体ができる。ログが残り、情報が可視化し、共有化される。議論の土台ができる。学習共同体ができる。