MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

20年後のアジア。外務省の外部研究会が予測。米国が国内志向になると、アジアでは中国が支配的になる。

2015-04-26 16:59:01 | Weblog
 外務省の外部研究会が20年後のアジア情勢を予測した。20年後のアジア太平洋地域秩序と日本の役割という研究会で、メンバーは慶応大学教授をはじめとする研究者7人で議論してきた。米国の国内志向が続けばアジアでは弱肉強食状態になる。中国が支配的な地位になり、日本は困難に直面する。韓国も中国寄りになり、日韓関係は弱くなる。北朝鮮が核ミサイルの開発を強化すると、中国が経済制裁をして北朝鮮を抑える。日本が変化するアジア情勢に積極的にかかわることが必要だという。

超小型自動車が都内で実証実験へ。オリンピックに向けて開発中。高齢者にも使える。

2015-04-23 14:22:48 | Weblog
 超小型自動車が2020年の東京オリンピックに向けて開発されている。トヨタが開発している1~2人乗りのアイロードはバイクほどの大きさで雨を遮る天井がついている。実証実験が9月末まで都内で行われる。普通免許が必要で料金は15分で412円。車1台分のスペースに4台停められる。エネルギー消費量も普通の車の6分の1程度だ。CO2削減になる。高齢化社会になるので高齢者のお出かけや買い物に使えそうだ。ホンダはユニカブというタイヤがついた椅子のような電動車を開発している。立ちのり型のウイングレットもある。未来の車は超小型車かもしれない。

日本と米国の関係。太平洋戦争、戦後復興支援、日米安保条約締結、ベトナム戦争、米軍基地。

2015-04-20 13:22:07 | Weblog
 日本と米国の関係を見た。1941年に日本軍がハワイ真珠湾の米国戦艦群などを攻撃して太平洋戦争が始まった。1945年に日本は降伏し米国のマッカーサー将軍と天皇陛下が会見した。1946年から米国は敗戦で疲弊した日本に食料援助した。1960年には日米安全保障条約締結反対の運動が起きた。1965年に米軍が北ベトナムの爆撃を開始し反対運動が高まった。1971年にマクドナルドハンバーガーの1号店が銀座にできた。1983年に米国映画の世界を再現したディズニ―ランドが東京にできた。1989年に日本はバブル景気になり、米国を代表するロックフェラーセンタービルを買った。2001年米国で同時多発でイスラム過激派のハイジャックテロが起きた。2011年東日本大震災で米軍は日本を支援する活動をした。日米安保条約により日本は米軍の核戦力に守られる体制で対米従属路線で、沖縄などの米軍基地が問題になっているようだ。

自分史の参考にする歴史年表。1923年関東大震災、1941年太平洋戦争開始。1945年終戦。

2015-04-19 17:43:04 | Weblog
 自分の人生の背景になった歴史の年表を見た。1923年関東大震災。1928年男子普通選挙で総選挙。1929年ニューヨークで株価大暴落、世界恐慌に。1931年満州事変。1932年5・15事件。1936年2・26事件。1939年第二次世界大戦開始。1941年日本軍が真珠湾攻撃、米英と開戦。1945年東京大空襲、広島、長崎に原爆投下、日本は無条件降伏。1947年日本国憲法施行。1951年日米安全保障条約調印。1953年テレビ本放送開始。1955年自由民主党結成。1958年東京タワー完成。1959年皇太子結婚。1960年安保反対デモ。1964年東海道新幹線開業。東京オリンピック。1972年札幌オリンピック、日中国交正常化。1973年第一次石油危機。1975年ベトナム戦争終結。1976年ロッキード事件で田中元首相逮捕。1985年日航ジャンボ機墜落。1986年チェルノブイリ原発事故。1989年ベルリンの壁崩壊。ドイツ統一に。1992年株価急落、バブル景気終わる。1993年皇太子結婚。1995年阪神大震災。オウムのサリン事件。1998年長野オリンピック開催。2001年米国で航空機テロ。2002年ワールドカップサッカー日韓共催。2008年リーマン破綻ショック。世界株安。2009年民主党が政権獲得。2011年東日本大震災。福島第一原発事故。2012年スカイツリー開業。自民党安倍氏が政権獲得。参考になる。

地球温暖化のシミュレーション。気温が4度上昇で絶滅する生物も。農作物も変化。豪雨や巨大台風増加。

2015-04-15 15:35:35 | Weblog
 地球温暖化を起こす温室効果ガスの排出量は毎日1億トン以上で世界の経済成長や人口増加で増えている。今後も増えていくとどうなるかシミュレーションした政府間パネルの見解が指針とされる。昨年末の報告によると、世界の平均気温は19世紀後半の世界の工業化以前と現在とで約0.6度上昇している。現在のペースで二酸化炭素などの温室効果ガスの排出が進むと今世紀末にはさらに2.6度~4.8度上昇する。4度以上の気温上昇が起きると生態系や植物の生存可能地域が移動し、世界的な食糧不足や生物の大量絶滅が起きる。グリーンランドや南極の氷が解け海面が上昇し島々が水没する。農作物の品質低下や減少、熱中症が増えて健康が損なわれる、海面温度が上がり、集中豪雨や巨大台風が起きやすくなる。シリアのように干ばつで内戦になるという。中国の経済成長が鈍化して、工業化や自動車による温室効果ガスが減少すれば気温が低下して世界の気候変動が少なくなるかもしれない。年末に開催される国連の会議で京都議定書に代わる枠組みを作ろうとしている。日本国内の温室効果ガスの排出量は前年度より1.2%多い14億800万トン(二酸化炭素換算)だったと環境庁が公表し国連に報告するという。