MA社会研究所情報

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教育改革。新自由主義で教育にも競争原理。規制緩和。貧しい非正規教員増加。

2009-06-08 00:05:56 | Weblog
放送大学で教育改革の話をしていた。
教育界にも新自由主義の競争原理が入ってきて、規制が緩和され、正規の教員が減らされて、非正規の教員が増えた。
給料が月11万円ぐらいで安いので、ほかのバイトをしないと生きていけないという。ワーキングプーアの貧しい教師が増えている。雇用期間も一年ごとで使い捨てになる。
新保守主義も入ってきた。アメリカのキリスト教保守派は人間は神が創ったものだとして、サルから進化したという進化論を教えないという。日本も国の影響力が強まっている。
教師の管理が強化され、免許更新制になった。教師の基礎資格を上げるという。大学出でないひとが教員をしている。一方で教員免許がない人も教師になれる。校長も民間人がなれる。
教師は専門職か、日本では公務員、聖職者。プロフェッサーとは神の意志を人々に伝える、プロフェスする人という意味だという。労働者だと日教組は言う。
地球規模のグローバル競争ができる人材つくりをめざす一方で、国民としての枠も強化されている。教師の質が下がったというが、雰囲気だけではないかという。