２０１３年の出来事。金融緩和で株価が上昇。竜巻が起きた。米国オバマ、中国習体制。

今年２０１３年を振り返ってみた。１月１１日緊急経済対策を閣議決定。２０日米国でオバマ大統領が２期目の宣誓式。２２日、日銀が金融緩和決定。２８日通常国会召集。２月１２日、北朝鮮が３度目の核実験。３月１４日、中国全国人民代表大会で党総書記に習近平氏を選出。４月１５日、ボストンマラソンで爆発、テロ。５月２３日、三浦雄一郎氏８０歳でエベレスト登頂。最高齢記録。６月６日、米政府のネットの個人情報収集をスノーデン氏が暴露。２２日、富士山が世界文化遺産に認定された。７月３日、エジプトでクーデター。８月２１日シリア内戦で化学兵器使用。９月５日Ｇ２０首脳会議。７日、２０２０年のオリンピックが東京に決定。１０月１日、来年４月からの消費増税が決定。１日、暫定予算でもめて米国政府機関が一部閉鎖。１６日、伊豆大島で土石流災害。１１月８日、大型台風でフィリッピンで大被害。１５日、日本駐在の米国大使ケネディ氏が着任。２３日、中国が防空識別圏を設定。１２月４日、和食がユネスコの無形文化遺産に。１４日中国の月探査機が月面に着陸。１８日、米国が金融の量的緩和を縮小。２６日、安倍首相が靖国神社参拝。中国、韓国が反発。
日本の景気を良くして、国家主義に戻そうとする動きが始まったようだ。竜巻などの異常気象が記憶に残る。

安倍首相が靖国神社に参拝。戦前の軍国主義の侵略政策に戻るのかと中国、韓国が反発。米国も当惑。

安倍首相が靖国神社に参拝し、中国や韓国が反発し、米国はアジア情勢の緊張に当惑している。靖国神社は幕末の戦乱から太平洋戦争までの戦死者を弔う神社だという。戦前の軍国主義、侵略主義で朝鮮を植民地化し、中国に侵略した政策を進めたＡ級戦犯も祀られている。個人として戦死した人を弔うのはいいだろうが、首相として参拝すると現在の政権も戦前の軍国主義や侵略主義を引き継いでいることになる。ＢＢＣ国際放送でもニュースにしていた。世界中が日本は戦前の軍国主義、侵略主義に戻るのかと心配している。米国は中国包囲網のメンバーの日本と韓国が対立するので困っているようだ。中国に進出している日本企業や、韓国と協力している企業も困るだろう。海外での日本人の安全が脅かされ、海外旅行も危険になりそうだ。

スイスアルプスのアイガ―。ナイフの刃の上を歩くような稜線を登る。風に吹き飛ばされそうになる。

スイスアルプスの絶壁のようなアイガ―に登るテレビ番組を見た。アイガ―は巨大な岩の壁がそそりたっているような山だ。山小屋からナイフの刃のような幅１ｍほどの稜線を這い上がっていく。稜線に出ると吹き上げる風が強く吹き飛ばされそうになる。足元を見ると数千メートルの岩の絶壁だ。慎重に登っていく。岩を超えて山頂に着く。白い雪に覆われたアルプスの山々が眺められる。降りて行くのも大変だ。なぜ人間は危険な山に登りたがるのだろう。頂上に立っ気分を味わうためだろうか。景色がいいからだろうか。勇気を示して名誉を得るためか。そこに山があるからだとある登山家は言った。山を見ると登りたくなるのだろう。

最高年齢記録の８０歳でエベレスト登頂に成功した三浦氏。帰りはふらふらでヘリコプター。

冒険家の三浦雄一郎氏が、史上最高年齢の８０歳で世界最高峰のエベレスト登頂に成功した。テレビの記録番組を見た。ベースキャンプでサイクロンの嵐が過ぎ去るのを数日待って登山を開始する。ピッケルとアイゼンを装備しリュックを背負って出発する。最初に氷河が行く手を阻む。氷が割れて、クレバスになっている。梯子を渡して左右にロープを保持してわたる。落下すれば深さ２０ｍの氷の中に落ちてしまう。氷河を過ぎると４５度の角度の氷の壁を登らなければならない。高齢なので普通よりキャンプの数を増やして休憩と水を多くとる、脱水症状が一番怖い。イエローバンドという岸壁を登る、落ちれば２０００ｍの絶壁だ。山頂に登る岩を超える。山頂から白く凍りついた針の山のようなヒマラヤ山脈の山々が並んでいる絶景が見える。ベースキャンプに登頂成功の連絡をする。抱き合って喜ぶ。帰途につくが三浦氏の足がタコのようになり歩けない。皆で引っ張ってキャンプに降りる。ヘリコプターがキャンプまで来て三浦氏を乗せて帰った。８０歳の登山は登頂できても自分の足で帰ることができなかった。三浦氏はまた次の冒険に挑戦するという。冒険中毒になっているようだ。老人が皆三浦氏のように元気だと思われると困る。

クリスマス反対のデモ。国粋派か。暗い冬がクリスマスで明るくなる。国内に外人が増えている。

渋谷のデパートに買い物に行ったら、５０人ぐらいの人々が道路をデモ行進している。横断幕を見るとクリスマス反対と書いてある。国粋派やキリスト教反対の人々がデモをしているようだ。天皇誕生日が２３日でクリスマスイブが２４日だから、翌日には和風から洋風へと気分が入れ替わる。クリスマスソングを聴きながら年賀はがきを書くことが多い。日本ではクリスマスが男女がデートして結婚の申し込みをしたり、デートをする日になってしまったので、本当のキリスト教徒が反対しているのかもしれない。デパートに行くとクリスマスの気分を味わうことができるが、本当は教会のミサに行かなければならないのだろう。ラジオからもクリスマスの音楽が流れてくる。寒く暗い冬がクリスマスのおかげで楽しく明るい季節になる。スーパーダイエーの食べ物コーナーにいったら店員は黒人の女性で笑顔で注文を受けている。チャーハンと半ラーメンを食べた。アフリカでラーメンを食べているような気がした。日本国内に外人が増えて、日本に居ながらにして外国気分を味わえるようだ。