MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

70歳で貧乏になる人が急増。子供が就職できず食べさせて、出費が増え貧乏生活になる。

2013-10-28 13:07:14 | Weblog
70歳で貧乏になる人が急増しているという。定年後は悠々自適の余裕がある人生のはずだったが、今の社会ではそうはいかなくなっている。あるサラリーマンの場合は定年時は退職金が3000万円出て、貯金も1000万円あった。退職金で郊外にマンションを買った。特に贅沢な暮しをしていたわけではないが、元証券マンの兄に父の遺産の運用を任せていたら、リーマンショックが起きて兄は資産の運用に失敗し資産がなくなってしまった。病気の治療費もかさみ家計を圧迫する。子供も30歳になっても就職できずごくつぶしになり養育費がかかる。持ち家や車の維持費がかかる。見栄を張って冠婚葬祭の出費も多い。70歳になると老人が老人の親の面倒をみる老老介護で疲弊する。お金がないと老人ホームにも入れない。要介護度が上がると老人ホームも追い出される。孫への多額の資金援助をしてしまう。定年後10年で貯金は底をつき、働く口も体力もない状態になる。さらに、消費税が上がり、物価が上がり、医療費の自己負担が増え追い打ちをかける。悲惨なセカンドライフになるという。困ったものだ。

ギリシャの都市国家スパルタの社会と教育。農民奴隷と軍人市民。7歳で施設に入り強い軍人になる。

2013-10-25 00:41:47 | Weblog
テレビでスパルタの社会を見た。スパルタはギリシャの都市国家ポリスのひとつであったが、独特の社会システムでスパルタ教育の語源になっている。スパルタの社会は20万人ぐらいの農業をする奴隷と、2万人の軍人市民で構成されていた。軍隊は長槍と盾を持った軍人がファランクスという隊列を作って敵と戦い強かった。子供が生まれると強い兵隊になれそうもない弱い幼児は殺した。7歳になると男子だけの施設に入れられて両親と別の生活になった。少年になるとナイフを持たせて施設から出し、自分で農民を襲って殺して略奪して生きることを教えた。生き残った少年が軍人になり、強力な軍隊になった。女子は強い兵士になる子供を産むことを期待された。教育は読み書きができる程度しか行わず、からだばかり鍛えていた。食事は長椅子に横たわって食べ、サラダや、肉の料理が出た。数人の市民が集まって議論し、宴会をして、シンポジウムと呼ばれた。宴会では奴隷の女性たちが踊りを踊ったり、歌を歌った。他の都市国家アテネはスパルタと対照的で自由で文化、芸術、学問が進んでいた。日本は文化が爛熟し歌と踊りが盛んなようだが、自衛隊や、警察、体育会の訓練や受験塾でスパルタ教育が行われているようだ。

日本に来る外人観光客はどこを見るか。温泉に入るサルを見る。日本料理教室。錦鯉。

2013-10-24 00:34:08 | Weblog
日本に来る外人観光客はどこへ行っているのかをテレビのリポートで見た。ロシア人のOLが日本に来て見たかったものは長野の温泉に入るサルだった。サルが温泉に入る姿が珍しいと大喜びだ。和服を着て道を歩きみやげものを見る。18日間かけて北海道から九州まで見ていった。外人観光客は京都や、奈良だけに来るのではないようだ。日本料理の教室に来る人もいる。錦鯉を見に来るマニアもいる。数百万円もする鯉もある。年間の売り上げは27億円だという。外人旅行客は日本人の思いもよらないところを見に来るようだ。

無人機攻撃で479人の市民が死亡。他国に侵入して殺人。新しい国際法が必要。

2013-10-19 13:16:56 | Weblog
国連人権理事会の調査では、米英軍が実施している無人機攻撃で、一般市民が479人も殺されているという。イスラム過激派を空から攻撃しようという無人機攻撃だが、市民と過激派の区別がつかないのに攻撃している。パキスタンなど3国で2004年以降市民が479人も誤爆され死亡している。無人機は高空から地上の人間を見ることができるが、数人集まっているのがわかる程度の識別力で、過激派の誰かまではわからない。同意もなく他国の上空に侵入し、人を殺すので、国家主権を侵害している。新たな国際法が必要だという。米国のオバマ大統領はイラクなど他国に地上軍で侵攻するのには消極的だが、無人機攻撃には積極的だという。中国も積極的に無人機を導入しようとしている。日本でも研究が進んでいる。ロボットに人々が殺される時代になっている。

人間社会の変化。サルの社会はボスがいる。人間社会は民主主義でも格差社会。

2013-10-17 00:43:18 | Weblog
社会研究所と言っているので、人間社会の変化を考えてみた。進化論によれば、人間の祖先はサルのような生き物で、サル社会ではボスざるがいるという。人間社会でも王が出現し、身分制度になった。奴隷と貴族に分化したが、自由、独立、平等の思想が生まれ、革命が起き、共産主義社会や個人主義の民主主義社会ができた。国によって生産構造が営利追求の民間会社中心の米国のような資本主義社会と、非営利の国営企業中心のソ連、中国のような共産主義社会に分かれた。資本主義社会では経営者と労働者が分離し労働組合ができて対立したが、労働者も会社の株を持ち株主になって、経営者に協調的な考えになった。インターネットが普及し、ネットで個々人が連絡して集会や、デモをしたりして政治革命が起きた。起業したり株や不動産投資で成功した億万長者と、月収10万円のアルバイト、月収60万円の正規社員、月収300万円の経営層ができて、賃金格差の大きい社会になってきた。社会保障は減らされ、社会的な不満が高まっている。