MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

新しい日本の仕組みをつくる協同組合。消費生活と生産活動の協同化。参加、連帯、協同が大事。

2011-02-28 19:31:43 | Weblog
テレビで、協同組合の番組を見た。農業協同組合が地域の病院を経営している。ガソリンスタンドも地域に欠かせない施設だ。新しい日本の仕組みとして協同組合が期待されている。フランスでは生活協同組合と農業組合が提携して地産地消で生産と消費の両輪を回している。参加、連帯、協同の心がいるという。地域で自立できる仕組みとして、エネルギーや食料供給、医療を行う協同組合は大事だろう。

太平洋戦争はなぜ始まったか。新聞や、ラジオメディアも陸軍に協力して戦争をあおった。

2011-02-28 19:20:23 | Weblog
テレビで太平洋戦争はなぜ始まったかという番組を見た。日本陸軍が1931年に中国東北部で鉄道を爆破して満州事変を始めた。日本の傀儡政権の満州国を造り日中戦争に発展し、米国と対立して1941年に太平洋戦争になった。軍部を批判する信濃毎日新聞の記者は退社させられ、言論統制が始まり、新聞もラジオも軍部に協力して国民を戦争に煽り立てたという。時代の空気がメディアですぐに作られてしまう恐ろしさを感じる。

大河ドラマ「江」を見た。若者に人気のドラマ「のだめカンタービレ」調で、軽くコメディ風で面白い。

2011-02-28 19:09:02 | Weblog
テレビで大河ドラマ「江」を見た。江は戦国時代の武将、織田信長の妹の娘で、父は浅井長政だが、信長に滅ぼされる。江は敵味方がくるくる変わる戦乱の世で数奇な運命をたどり、最後には徳川二代将軍の妻になる。のだめカンタービレで人気が出た女優が江を演じていて、軽いコメディータッチである。従来の重厚な大河ドラマは見ると疲れたが、若者向けに軽い雰囲気にしてあるようだ。

名家の逸品展を見た。和服やグランドピアノや家具、食器、茶の道具が並ぶ。代々相続できるか。

2011-02-28 18:57:12 | Weblog
ホテルで名家の逸品展を見た。徳川家、松平家、鍋島家、前田家、三井家、表千家、裏千家、武者小路家などの日本の名家の品々が並んでいた。和服や、家具や食器や茶道具、グランドピアノ、ドレス、アクセサリーなどが並んでいた。日本にも代々の名家があるが、相続税は払えるのだろうか。三代で家屋敷、家具などの財産がなくなる相続税制があると、代々の名家も消えてしまい日本の文化も消えてしまうだろう。

中国の現実。富裕層と貧しい人々。地下経済が大。国の投資と貿易中心。高齢化問題。

2011-02-26 01:33:49 | Weblog
中国の現実という講演会を聴いた。40代ぐらいのジャーナリストの話で、中国は過大評価されたり、過小評価されているという。チュニジア、エジプト、リビアなどの中東の市民革命は中国にも飛び火するか。富裕な特権階層と貧困階層ができていて社会に不満がある点は同じだが、中国では抑えこまれてデモが不発だった。中東は中間層が民主化を要求する理念でデモが起きたが、中国は自分さえよければいい、明日食い物があるかというレベルで不満は大きいが火がつかない。天安門事件のとき中国の学生は一生に一度の皇帝になれるチャンスだと思っていた。中国の歴史では普通の人が皇帝になる。米中時代といわれて、最近中国がGDP世界二位になったというが、中国は地下経済が200兆円ぐらいあり合計700兆円である。大きいので2005年には日本を抜いていただろう。役人に賄賂を贈るために高価なタバコが売られている。換金できる店がある。世界銀行は中国の購買力は三倍だという。物が安く、お手伝い労働力も安く雇える。中国人は幸せかというと一部の富裕層と多勢の貧困層がいる。大学生は就職口がない。個人消費は少なく、国の投資が多い。中国経済は貿易と投資でできている。リーマンショックで買い手の米国の消費が落ちた。国が公共事業に4兆円出して支えた。国進民退といって国家に近い人に富が集まり、民間にお金がこないという。中国は二重構造で税金を払い、税金を使う層と、税金は払わず、国からももらえないという層に分かれている。国家として集中すると強大な力になる。尖閣諸島問題で反日ムードになり、日本の繊維産業は中国からバングラデシュに工場を移した。中国は買収M&Aの世界チャンピオンだ。高齢化で労働力不足になり、老人介護も問題になってくるという。中国の現実の状況や地下経済の様子を聴いて参考になった。