MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

学問の仕方。資料を収集、テーマ決めて、文献調査。現場を見る。言語を学ぶ。先人の研究を見る。

2009-09-05 15:36:33 | Weblog
放送大学の話をきいた。
学問の仕方は、中国では漢籍を収集して、テーマを決め、文献を調査する。論文を執筆する。大学院は自分で研究することが中心である。
朝鮮史では、朝鮮は外国で日本と似ているが違いがある。歴史研究は、資料のよみこみ、分析、発見、根拠、間違わないように、先人、先輩の研究を見る。その上にたって研究していく。歴史は現場に立つことも必要で、現場に行ってみる。朝鮮語を学ぶことも必要で、韓国は研究が盛んである。近い時代はわかりにくいという。

人間理解。ライフサイクルと教育。人生は発達段階がある。大人にならない青年期が伸びている。

2009-09-05 14:55:15 | Weblog
放送大学でライフサイクルと教育の話を聴いた。
人生は一回限りだが、パターンに共通性もある。ライフサイクルを考える。
中国の思想家の孔子は論語で、人間は15才で学に志し、30才で自立する、40歳で迷わなくなり、70才で羽目をはずさなくなり、則を超えなくなるという。
イギリスの劇作家のシェークスピアは、世界は舞台、7つの幕の人生と「お気に召すまま」の中で語っている。
人生を研究したエリックエリクソンはフロイトの影響を受けて、人間は人格形成期に発達し、人生設計図を開いていくといった。段階に人生を区分した。
1才の乳児期は母との信頼と葛藤の時期だという。1~2才は幼児期で2~6才は遊びの時期、6才から学童期、青年期、成人期、老人期などに分けた。
発達というか、体の内部からわいてくる、人生段階がある。
社会適応のために、適切な時期に、各年齢に発達課題がある。
マズローの欲求段階説では、排泄、眠り、食事などの生理的な欲求、安全、安心の欲求、所属、愛情の欲求、承認、自尊の欲求、自己実現、才能開花の欲求がある。
中国では衣食足りて、礼節を知るという。
成人学習で自己実現する。
教育でライフサイクルを教え、家族、男と女、正しいことと正しくないことを教える。人間への信頼を教える。社会化に対応する。他者と協調することを教える。
ルールや仲間を作る。走る、飛ぶ、投げる、保育所で教育する。英語教育より大事だ。アイデンティティ自我同一性を得て、市民性、親から独立、協調、争い、かっとうする。モラトリアムの青年期が長期化して10年ずれて35才ぐらいまでになっている。技能を獲得していく。
生涯学習で、時代の流れに対応していく。

グローバル経営戦略。輸出産業はリスク管理が大事。大損失になる。儲けるよりも損をしないこと。

2009-09-05 01:52:38 | Weblog
放送大学の講座を聴いた。
グローバル経営戦略について商社の人が話していた。リスク管理が大事で、失敗すると大損失になる。もうけるよりもまず損をしないことが重要だという。
1960年代にイラクに駐在したが、繊維の品質でクレームがでて大変だった。品質管理が大切だ。クレーム解決には長い時間がかかる。
1970年代はインドで円とドルの為替差損が出て、輸出側か輸入側かどちらが負担するかでもめた。
1990年代はブラジルでプロジェクトが失敗し撤退した。
リスク管理が不十分だった。日本は横並び主義で、海外へ他社が出ると自社も出ようとする。正確な情報収集とリスクを予知して防止することが大切だという。

総合人間学。キュルケゴールの実存主義。かけがえのない自分の人生を生きる。神に従い人間になる。

2009-09-05 01:15:16 | Weblog
放送大学の講座を聞いた。
デンマークのキュルケゴールの実存主義の話で、実存としての人間が理念のために生きる。自分にとっての真理を求めることが人生の課題だと言った。
ヘーゲルの知性心理、主知主義ではなく、自分なりにかけがえのない、自分の人生を生きる。個々の人間の実存を大事にする。哲学は人間学になった。思考だけではなく、感情、認識、意志を持った全体的人間になることが個人の課題である。
思考と感情、想像力と同等である。真は善、美より高くはない。実存に統一される。人間とは精神である。精神とは自己である。人間は自由と規制の総合である。
不安は自由のめまいである。無が不安を生む。長いものにまかれて、上の人のいうことを聞いていれば、不安はなくなる。自由からの逃避で、ナチスを支持した大衆心理である。神を頼まず、自分でやろうとしても絶望の度が深くなる。
罪は自分勝手にすること、まとはづれ、見当違いである。
自分を本拠として、神を尺度としないと神への罪になる。
聖書の神の声に耳を傾けて、神の前に一人立つとき、真の人間になる。
無から存在への移行、可能性から現実への移行。人間は瞬間ごとに神に向かい、歴史になるという。