MA社会研究所情報

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人口減少社会の生活像。仕事の世界、働き方。終身雇用制が崩れ、自分でキャリアを作る時代に。

2009-09-20 20:41:27 | Weblog
放送大学で生活と福祉の話を聴いた。
「人口減少社会の生活像」の話で、日本は高齢少子化社会になり、企業の終身雇用の慣行がなくなり、女性、高齢者、外国人の労働力が活用されそうだ。
日本企業の勤務は残業が多く、拘束時間が長い。転勤も多い。企業への一体感と忠誠心が求められる。企業内部で昇進していく。転職すると損をする。最近はワークライフバランスといって仕事と自分の自由時間をバランスよくしようとしている。
欧米では職種別で経営者と労働者が階級で分かれている。昇進するために転職することが多い。
1990年ごろからバブル景気がはじけて不況になり、リストラが増えた。低賃金の派遣労働が増えた。団塊世代以後はポスト不足で昇進が遅くなり、勤労意欲インセンティブが低下した。日本式終身雇用制度が崩壊してきた。
今後は転職して、自分でキャリアを作る時代だと言う。激烈な競争をする多国籍企業での仕事と、地域での非営利的な仕事に分化すると言う。
(最近は不況で新人雇用どころかリストラ、倒産時代で、自分でキャリアをつくるのもむずかしそうだ)

エデンの園から追放されて、人間は死ぬようになった。成人式も、結婚式も死の区切り。死ぬと彼岸へいく。

2009-09-20 20:15:52 | Weblog
放送大学で心理カウンセリングの話を聴いた。
「死」についての話で、旧約聖書では神が男の人間アダムを作って、天国のエデンの園に住まわせた。どの樹の実をとって食べても良いが、中央の善悪を知る樹の実をとって食べると死んでしまうと言う。神は動物、植物、女イブを作った。へびが女に中央の木の実を食べろとそそのかし、女は実を食べて、男にも食べさせた。目が開けて裸の姿が恥ずかしくなった。神がきて人間に「汗して土地を耕し作物を取り、死んで土に返れ」と言って、エデンの園から人間を追放した。人間は死ぬようになった。
イニシエーションと言う通過儀礼も死と生の表現だ。成人式で子どもは死んで、大人となって生まれる。最近の成人式は形式化してしまった。
結婚式の花嫁の白無垢姿は死の姿だ。家を出て独身時代の終わりだが、最近は結婚しても実家ばかり向いている。
子どもも赤ちゃんが生まれたり、おばあさんが死んだりして、生と死を学ぶ。
死んだらどうなるか、神の国に戻るとか、川の向こう側、彼岸に行くという。

精神医学。薬物療法。統合失調症に薬が効く。抗うつ薬も必要。覚せい剤は逆薬。

2009-09-20 19:48:41 | Weblog
放送大学の精神医学の話を聴いた。
薬物療法の話で、こころの病気は脳の病気だという考えで、薬で治そうとする。
パニックになっている患者をまず薬で落ち着かせて不安をとってから、こころのケアの対応に入る。うつ病では薬を使わないと自殺してしまう。
1952年にフランス人がクロルプロマジンが統合失調症によくきいて、幻覚、妄想をなくすことを発見した。脳内の神経伝達物質ドーパミンが出過ぎると幻覚を感じるが、ドーパミンの受容を遮断することで幻覚を防げる。
副作用として運動調節の神経も遮断するので、筋肉がこわばり、震えたりすることもある。太る副作用がある薬もある。
抗うつ薬で吐き気が出る事もある。数週間で脳が変化すると効果ありとなる。脳の細胞が発生している部分に抗うつ薬がきくという説もある。こうした薬は安全性が高く、大量に服用しても死なない。
(大麻や覚せい剤を薬というのは良くない、毒薬とか逆薬、反薬とよぶといい。覚せい剤をのむと統合失調症と同じように幻覚、幻聴を感じるという。)

カザルスホールでオルガンコンサート。バッハやヘンデルを聞いた。ホールやオルガンを継続運営してほしい。

2009-09-20 00:18:32 | Weblog
神田の日本大学カザルスホールでのオルガンコンサートでバッハやヘンデルを聴いた。アーレントオルガンといって、オルガンの名器だという。音色はくっきりして澄んでいる。徳岡めぐみさんと水野均さんの演奏だった。できて10年ぐらいでまだ新しいホールだが、来年に閉鎖になるとのことで残念だ。ぜひ、カザルスホールやオルガンを保存して継続してほしい。日本大学にはそれくらいの余裕はあるだろう。
オルガン好きの友人とコンサートを聴いて、写真を撮り、神田の古書街でつけ麺をたべて、コーヒーを飲んで数時間話し合った。