衆院選で民主党が勝ち、米国は鳩山氏に矛盾感じ、中国は経済協力期待、ロシアは好感。

テレビで日本の衆院選で民主党が勝ち、鳩山氏が首相になり、政権交代して自民党が野党になることに対する各国の反応を伝えていた。
米国は鳩山氏が書いた論文が市場原理主義とグローバリズムを批判しているようだと困惑している。オバマ大統領は歓迎しているようだ。
中国は経済発展を進めて協力できると思い、靖国神社にも参拝しないというので歓迎している。
ロシアは鳩山氏のおじいさんが１９５６年に日露国交回復をしたことを評価していて、鳩山氏の子供がロシアに留学していると伝えた。

新首相になるという鳩山氏は鳩山元首相の孫で、自民党から離脱して民主党を作った。

テレビで新首相になる民主党の鳩山氏の履歴を話していた。
鳩山氏は６２才で、鳩山元首相の孫である。東大卒で東工大、専修大の教授をやめて、親の友人の地盤である北海道の選挙区から出馬して当選し、自民党田中派に入った。さきがけに参加して自民党を離党した。自社さ政権を作った。１９９６年に菅氏と相談して民主党を作った。２００９年に政権を獲得できそうだ。
おじいさんの鳩山氏が吉田茂から政権を引き継いだように、孫も吉田茂の孫の麻生首相から政権を引き継ぐことになる。
鳩山氏の妻は年上で夢見て踊る少女のような心を持ち、宇宙人といわれる。鳩山氏も宇宙人といわれている。妻の影響だろうか。

マニフェストを読むと問題の多い民主党が選挙で勝った。みな政権交代を求めた。

衆院選で何が決めてだったのだろう。マニフェストというパンフレットに公約を書いたものを基にして、議論を戦わせていた。自民党のマニフェストは教科書のようで当たり前のことばかり書いてあった。民主党のマニフェストは子供手当てを毎月２．６万円も支給するとか、高速道路を無料化するとか、財源は無駄使いをなくして作るとか実現できるのかと驚くようなことが書いてあった。外交はアメリカから自立し対等にするという。景気対策や成長戦略が書いてないと批判を浴びたが、
不況で失業や倒産で国民が死にそうになっているのに、大企業の経営ばかり気にしている自民党に国民が怒りをぶつけたようだ。

民主党が衆院選で勝ち、政権交代、直前の世論調査の支持率は自民２６％、民主２９％。

民主党が３０８議席を得て衆院選に勝ったが、直前の世論調査の支持率は自民２６％、民主２９％、支持なし２９％だった。全体で４８０議席だから支持率で言えば自民党は三分の一の１６０議席は確保できるはずだが１１９議席だった。小選挙区制でトップの人しか当選しないので、支持率を反映しない議席数になる。小選挙区制は人気投票ですぐに政権交代になる仕組みで、議席差が極端につき面白いが不安定である。