10月6日
香港は高層ビルの立ち並ぶ都会、ということは常識ですよね。
世界の高層ビルの5本にはいる、86階とかを誇るビルがあるらしい。
ヴィクトリアピークから見下ろした、摩天楼はこれぞ香港という感じ。
夜に訪れたら、また違った風景が広がり、素晴らしいと聞いている。
我がオットは、高いところが苦手なので、ビルをみるたびに、ため息をついていたし、僕には住めないとしり込みをしていた。
山の中腹に60階立てとかのアパートがあった。
このビルに住むとしたら、まず、山の上にあるので、足元がすでに空中である。
そこからは、地面は見えないし、外に広がるのは空しかないだろう。
窓は開けられないし、空調のなかで、風のささやきも、木々のそよぐ姿も見られない。
昆虫も、鳥すらも飛んでこないだろうし、窓の外に見えるものが無いというのは、不安になってしまいそう。
そんな生活は、人間的でないように思える。
この空間での生活では、人間的になにか欠落したものがでてくるのではないかと、心配になったりもした。
まあ、こんなことは住んでみないとわからないので、余計なことではあるけれど。
で、グラウンドレベルに戻り、ほっとした時、なんだかミスマッチに思えたのは、ビルのメンテナンスの足場の組み立てに、竹を使っていること。
たしかに、中国は竹が豊富ではあるけれど、こんな大都会のそれも高層ビルの足場に竹を使うなんて、大丈夫なのかしらと少し驚いてしまった。
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