4月23日 はれ 23℃
昨日、台湾に帯同で行く、長男のお嫁さんを羽田でお見送りしてきた
語学が得意の彼女は、すでに大学に毎日通う3か月の中国語講座に登録済みとか…
新しい生活になじんでくれることを祈っている…って、ちょっとお母さんしているみたい…世代交代って言葉も浮かんできて、少しセンチな気分にもなる
さて…旅の続き…
松島から仙台に移動、仙台は伊達正宗さんにご挨拶すべきでしょう、と青葉城公園にいってみる
天気よし、空気よし、青い空、満開の桜、想定外のきれいな素敵な街、住人が大事にしていることを感じさせてくれる、ありがとうといいたくなる街
青葉城に続く橋、川の名前は広瀬川、佐藤宗則の「青葉城恋唄」、、私たちの青春の歌、九州からは遠くてあこがれの歌だった、思わず口ずさむ
川が澄んでいる、底の石が見える、白い波が鮮烈、そして、緑の土手は春の色、小さな春の花をはぐくむやさしいみどりいろ
お花見気分で登っていった城跡は、宴会する人もなく、静かに高台からの景色と花を楽しんでいる
仙台人ほこりの伊達さんのところでは、襟をただして対峙するのが文化なのかな、でも好きだなあ、清さと静謐さ、そして桜のはなやかさ
別の場所に桜公園というのがあって、そこでブルーシートに座る大勢の花見客と屋台をみかけ、これはこれでなんだかほっとする
さあ-て、午後から、平泉に移動の予定…
が、オットに預けていたチケットが無い、どうも前日ポケットから落としてしまったらしい
平泉への新幹線はあきらめて、東北本線ローカル線の旅に切り替える、ローカル線は直通がなく、2度乗り換えて、無事平泉に到着
各駅停車の電車から桜をのんびりみていると、なんか違わない? 桜の花がしろっぽいく印象が薄い、地味だよね…
と、駅舎の桜を観察するに、花が鮮やかでないのはみどりの葉が混じっているような、花も小さいみたい、きっとソメイヨシノと違う桜なのでは
宿で聞いてみると、仲居さんもテレビで見る東京の桜はここのとちょっと違うと感じるという、種類が違うの?と聞いてもわからない
チョウジサクラというのが東北地方の太平洋岸に咲くらしい
花は白からやや薄紅色、花びらは小さく、咢筒が長いとある、もしこの種類だったら、私たちの感想と一致する
これまでの桜と印象が違う地味な色合い、咢筒の部分の色が葉っぱに思え、茶色のような薄緑のような、ますます花のはなやかさが薄れる感じ
でもこれもサクラ、いつもと違う桜に出会えたことも嬉しい
この旅のチケットは、友達に勧められたJRの「大人の休日倶楽部」に入会し、30%の割引で買ったもの、お得感がすごくあった
帰りのチケットは、さすがにローカル線は時間がかかるので、新幹線にしようと…
紛失届を出し新規購入の手続きをとると、一度購入したルートの割引はできないということで、定額支払いとなる
これからはリスク分散で、チケットは各自が管理しようということで、反省と学習の旅にもなった