ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

季節を瓶につめてみる 第2弾

2015-06-29 19:14:05 | Weblog

6月29日 はれ 気温27℃

梅雨の最中で、南九州は雨の被害が心配であるが、ここ関東地方はそんなに雨も降らず、たまに降る雨に梅雨を感じるくらいである

週末の早朝散歩は、雨上がり、汚れがきれいに洗い落とされた景色が青空に映え美しい

街路樹の赤い花は、でいごの花、沖縄の花には青い空と黒い影がお似合い、色も形もきっぱりと夏を感じさせてくれる

     あまりにも、青葉がきれいなので、つい 

散歩から戻ると冷たいものをごくごく飲みたい、あんまり甘くなく、自分の好みのお味で…と思うと、梅酒だけではだめだと思いあたる

             で、梅ジュースに挑戦   

梅1㌔に氷砂糖1㌔をビンに詰め、2、3週間してお砂糖が完全にとけたら、炭酸か水で薄めて飲むことができるようになる…が…

これでは今すぐに飲めない、なんかすぐ飲むことができるものないかなあと思っていたら…

赤紫蘇ジュースの作り方を見つけた  水2㍑に赤紫蘇600g、砂糖500gは、このボトルで2本とれる

冷蔵庫に保存しておき、水か炭酸で2倍に薄めて飲むと、ほんのり紫蘇の香りがする、すっきりしたお味のジュースになり、ごくごく飲むことができる

季節の恵みを瓶に詰めこむと、おいしくて、長く楽しむことができ、なんだか生活が豊かになったような、お得な気分を味わうことができる

瓶につめた季節の贈り物…嬉しい贈り物となって我が家に到来してくれた


季節を瓶に詰めてみる

2015-06-20 09:59:39 | Weblog

6月20日 はれ 25℃  昨日の雨が上がり快晴 湿度45%

梅雨の中休み、しかも週末

日本で携帯をスマートフォンに変えたら、それでことが足り、なかなかPCに向かい合う気になれず、ブログも気になりながら時だけが過ぎていく…

オットがハノイからもって帰ったビニール袋にライチが一束入っていた…     

ほんとはいけないことなのに、なぜか嬉しい…ライチはハノイで育つ一番のフルーツ、みずみずしくおいしい…そしてハノイの香りがし懐かしい…

少しずつ友達にお配りし、おいしくいただいた後、今度は、山梨のお嫁さんのお母さんからさくらんぼが届いた

このさくらんぼ、紅秀峰という最後に採れる種類のものだそうだが、      

粒が大きい、ライチをひとまわり小さくしたような感じ…そして甘くてジューシーで、一粒ほおり込むと、お口のなかがさくらんぼでいっぱいになるくらい…

夢中でいただいてしまったあとで、しまった…と

後悔したのは、どおしてビンに詰めて、ながめて、長く楽しむということを考えつかなかったのか…もしチャンスがあれば来年挑戦することにする

というのも、スーパーに行けば、ホワイトリカーや氷砂糖やはちみつが山積みに陳列されている、そして今の季節は青梅…

実は梅干しに挑戦したいのだが、数年前大失敗し、塩の結晶のからんだ梅干しになってしまったものが捨てきれず棚にあるので、梅干しは不安…

で、手始に梅酒に挑戦、その前にラッキョウもつけてみた     きれいな色合いにうっとりする

ラッキョウは皮をむいたのを買ったが、塩に漬けて2週間、その後塩抜きをしてラッキョウ酢につける…教科書とおりのやり方でやってみた

冬の寒さをしのぎ、春に花を咲かせたものが、実をつけて、わたしたちのところに届いてくる

それをありがたくいただくのもよし…

ビンに詰めてみると、色と香りと季節の思い出を長く楽しむことができるのは、嬉しい

みずみずしい季節の色が鮮やかで新鮮で美しく、またこの季節に出会えることができたと、幸せな気分を味わっている


ハノイな一日

2015-05-30 04:29:45 | Weblog

5月30日 はれ 29℃

いろんなことが一度にやってくるということが、現実にあることを実感…

木曜日、ハノイ在住の友だちが一時帰国のおり、我が家に遊びにきてくれると連絡があり、楽しみにしてお迎えの準備をしていた…

お子さん連れの友だちのために、キッシュとクレープとサラダを用意し

朝ご飯兼用で、味見のつもりで、できあがった料理をでお皿に並べ、ナイフ、フォークも用意し、さあ…というとき

現在、ハノイに住んでいる友だちからの電話、ラインということもあり、懐かしく、ながながと話がはずんでいた…お料理はとっくに冷たくなってしまった…

途中、電話がきれ、オットに切り替わる…「ゴルフバック送った?」…

この日、日曜日に予定されている、「ハノイ駐在経験のある会社の仲間たちとオットの歓迎コンペ」、のため

ゴルフバッグを宅配業者に依頼していたが、約束の時間を過ぎても来ず、待ちの状態だった、

「まだ」…「キャンセルして」…「えっ!」

今日の夕方の便でハノイに出張になったから…

3時半の空港行きのバスに間に合うように帰るから…

出勤の時、そんな話はなかったのに…

あわてて、ランチの予定の友だちに電話すると、あと10分で着くという

近所で時間を待ちをしてもらい、オットを送りだし、

友だちを迎えに行き、ふうーっと…ビールで乾杯、ゆっくりハノイの近況を聞いたりして、

オットの帰宅時間を気にすることなく楽しく時間を過ぎすことができたという、終日ハノイがらみのハッピーな一日だったという、おはなしです


身の回りのこと

2015-05-25 19:53:35 | Weblog

5月25日 はれ 27℃

ハノイは体感温度が50度近くまでなるものすごい暑さのようで、去年はこの中で暮らしていたことが信じられない、くらい、平穏な日々をすごしている

しかし、今日も震度4の地震があり、突然の揺れがおさまっても、心の動揺がしばらく続き、ドキドキしていた

箱根の様子、浅間山の様子、このところ結構大きな揺れの地震があったり、イルカが大量に海岸に打ち上げられたり、穏やかならぬことが続いていて、

不安な気持ちで落ち着かなくなることがある、とはいえ、私の身の回りはいたって平穏

沖縄はすでに梅雨入りをしているが、関東地方も気がつけば  

こうこんな季節になってしまった、   さて、したの写真は、春先の我が家のベランダ すべてオットの可愛がる花たち

 奥はハーブの鉢    なすの花

           トマトの花 これらは勢いのあるときのもの、今は少し元気がないのが残念

早朝の散歩でであう花たち    ありがたいことに、震災から立ち直り、美しい街並みがよみがえってきた朝の風景

こんな、日常が普通に続いてくれることを願っている

 

 


レッドブルエアレース第2戦…こんなレースがあるのね…

2015-05-16 11:32:43 | Weblog

5月16日 小雨 くもり 25℃

レッドブルエアレースワールドチャンピオンシップ、とは、曲芸飛行パイロットによるエアーレースシリーズの総称で、国際航空連盟公認のレースである

最高速度時速370㌔、最大負荷10Gにおよぶ過酷な空中タイムトライアルの連続でイベントが構成され、、「空のF1」とも形容されている

アジア人初の選手として、2009年から、室谷義秀がエントリーしていて、今回も参加予定となっている

開催は、「トレーニング」、「予選」、「ラウンドオブ14」、「ラウンドオブ8」、「ファイナル」、の5つによって構成される

各開催の順位に応じてポイントが与えられ、年間を通して最も多くのポイントを得たパイロットがチャンピオンとなる、以上Wikipediaより

5月16日~17日、千葉市の幕張海浜公園で開催の予定、ちなみに第1戦はドバイで開催された

チケットは2日通しで、12万円、プレミアムチケットは30万円、通常1日券は1万円くらいからあるようだ、テレビ中継は日曜夜8時からBS1で放映予定

なぜこんなことを…というと、海岸線の散歩道路の護岸に工事車両がはいっていることを友達に話したオットからのニュース

レースの会場は幕張地区でであるが、対岸の浦安の海岸線が格納庫と飛行機の離着陸に使用されるための準備で、

総合公園の護岸部分全域と公園の一部をレースに使用し立ち入り制限があるが、公園の残りの広場は自由に使える、しかしドローンは禁止

曲芸飛行は、爆音は聞こえても、双眼鏡持参でも見えるかどうかわからない、との情報

       海岸線のアスファルトに線が引かれ

  格納庫ができ そのわきに咲く可憐なハマナス 

初日の今日は小雨、くもり、公園は会場整備の人がたくさん立ち、ものものしい雰囲気になっているが厚い雲が空を覆い見通しが悪い

しかし準備は始まり、海上には監視船が多数、ヘリやタンクローリーもスタンバイ、格納庫は開いているところもあるが柵に隠れて飛行機は見えない

        室谷選手の格納庫 

午後、輪行クラブのメンバーからビール持参で雰囲気を味わいに行こうとお誘いがあったが、残念ながら予定があっていけない、明日は行けるかも…

昨日は、会場の様子を見に行くための散歩で17000歩、歩き、10時から友達と待ち合わせ、青山、原宿を歩きまわって用事を済ませ、

3時半に別の友だちと新国立博物館のルーブル展を見て帰ってくると19時過ぎ…最終歩数25000歩、18キロ走破、足がパンパンで今日はダウン

でもね、今日も早朝会場チェックに行ってきた…  散歩っていろいろなものに出会え、いろいろなことが見えてくるので好き 

     今日の名前を知らない花  小雨の中でけなげに咲いている

いま、ベランダに出てみると、幕張側から飛行機の爆音が聞こえ、一瞬だけ機影が見えた…レースは始まっているようだ

 


黄金週間後半

2015-05-09 06:22:39 | Weblog

5月9日 くもり 22℃

やっと終わった黄金週間、終わってみればあっという間のことだったが、思い出をたくさんもらうことができた

後半のイベントは、まずオットの輪行、折り畳み自転車を持ち込み、横須賀まで電車、フェリーに乗って千葉県金谷に行き、電車に乗って帰ってくる

どこをどう自転車で走ったのかは定かでないが、とりあえず元気で帰ってきた 

翌日はゴルフ、今年の花見の席で盛り上がり、その場でこの日に決めた日があっという間にやってきた

三男の小学校の同級生には女の子もいる、兄弟、親を含め2世代、総勢11人、3台の車を連ねて出発

様々なことを考慮して千葉県御宿のゴルフコース、初体験     

この日コースデビューの母、コースに出たのが数回という子たち、練習も念入りで気合が入る  

ゴルフは行くのが大変だけど、行ってしまえば、体も心ものびのびと解放感にあふれ、明るくなれるのが好き

子供たちはクラブを持って走りまわりながら、飛び跳ねたり、歓声が上がったり、スコアーはどうも気にしている様子がない、楽しそうでこちらも嬉しくなる

終われば部活並み、お風呂は迅速に、2時間の帰路を考慮する、だって、待機の母が料理を用意して待っていてくれて、もれなく家飲みが待っている

輪行で目的だった名物のアジフライが2時間待ちということで、断念したのが残念だったのか、アジフライにこだわって調理してくれた人

私はオットが家の前に広がる三番瀬で採ってきたアサリで、スパゲッティーボンゴレに挑戦

       これだけ若者がいれば、空き缶の山、そしてにぎやかな声、

いまはまだ苦情がでていないが、どうも我が家は家飲みで盛り上がるので防音を考慮し、二重サッシの必要があると結論がでて、現在準備中

三男がここで暮らしたのは、幼稚園の年長から小学校4年生までの短い間だったが、サッカーを通じての友だちは時差を感じさせない付き合いがある

楽しそうだった、でもそんな彼らは、休暇明けの仕事を控えていて終わるとモードを切り替え、我が家の息子もそそくさと自分の生活に戻っていった

残されたごみの山とオットの顔をみながら、これが現実…ちょっと寂しい…でも自分の生活に戻れてほっともする…

それぞれの生活をもつ家族があるときだけ集まり楽しむ、そして、それぞれの生活に帰ってゆく…わかっているけど

私たち中心の生活は終わってしまった…、世界は子供たちの世代で回っている…

この頃よく、自分の今と将来を考える時間がふえてきたように思う


黄金週間

2015-05-03 03:44:35 | Weblog

5月3日 はれ 27℃

ゴールデンウィーク真最中の日本、さわやか、天気よし、みどりがきれい…毎日、変わることなく安定していて気持ちがよい

わが家はどこにも出かけず、基本わたしは在宅予定

昨日はウクレレの練習日、9月の発表会にむけて、ギター部、ウクレレ部の合同練習、2年ぶり復帰の我が家はリハビリ状態で、もう大変

このウクレレグループは、市内在住のテニス愛好者がシニア世代になり、もう一つの趣味ということで発足したもの

ハノイでは最年長の部類に属した私であるが、このグループでは最若手、世の中は広いということで、裏方で頑張っている

今回の新曲は、「Honolulu How Do You Do」、「素敵なあなた」 「君恋し」…聞いたことないよ~

Honoluluは、ハワイアン、素敵は洋楽 君恋しは、ムード歌謡、これにはフラがつくらしい

最近我がグループは人気がでて、追っかけもいてくれるらしい、往年の…ということでオールデーズの曲になるとのりのりでダンスも始まるらしい…

で、先日はウクレレ部の自主練習会を我が家の団地の集会所でおこない、終わると飲み会…

まず窓をきっちり締めておかないと大変なことになるのは、必ず楽器を持ち出して歌がでてくるから、今回も…

     ねっ、シニアでしょう、どなたも聞いたことがある会社の卒業者

それが1000円出しで、スーパーに走り、飲み物、食べ物を買いに行く、女子も男子も平等、チップスなんか買ってきて、可愛い…

部会もある、これはオットの部屋    一台はロードバイク、もう一台は輪行用の折り畳み自転車

ロードバイクは2年ほど前から持っていたが、折り畳みの方は、帰るとすぐに買うことを勧められ、5月4日いよいよデビューする

昨日、輪行行程表が送られてきた、それによると、東京湾をフェリーで移動、横須賀、千葉を巡ってくるようだ

オットは今日、潮見がよいとのことで家の前の東京湾三番瀬で潮干狩りの予定、昨日行った人は、アサリのほか、はまぐり2個とれたとの報告があった

帰ってきての後始末が大変なのだが、元気に楽しく遊んでくれることが何よりである

そんなこんなで、我が家の黄金週間は逆に盛りだくさんの感もある…これが留守番とはいえ、結構疲れるんだなあ…

 


ハナミズキ

2015-04-28 16:31:49 | Weblog

4月28日 はれ 26℃

新緑の美しい、5月の連休前に咲きだす、はなみずき、英語名は、Dogwood,この花も好きだなあ

   

京駅近くにあった郵便局が、「KITTEビル」というおしゃれなビルになっていて、    

そこにある郵便局で、「米国からのハナミズキ寄贈100周年記念切手」と2円切手を買った

だって、切手に消費税がつくようになって、以前の80円が82円、ややこしくて、つい多めの金額を貼って出していたことを反省して…

この記念切手が発行されたのは、

1912年に当時の東京市長であった尾崎行雄が、アメリカのワシントンDCへサクラを贈った際、

1915年にその返礼として贈られたのがこのハナミズキだったということだ

今では、街路樹としてポピュラーで、新緑の季節にさわやかな花をさかせてくれ、気持ちを和ませてくれる

 

 

 


平泉

2015-04-25 17:44:52 | Weblog

4月25日 はれ 24℃

平泉での宿は、中尊寺からひと山超えた里山にぽつんと立つ温泉宿、朝晩の冷え込みは厳しいものがある

さくらはもう少し時間がかかりそうだが、水仙や春を告げる花々で爛漫の春    

 枝ばかりのさくら    残された除雪車

さくらの下に駐車しているかわいい車が、私たちの平泉観光の足となってくれた電気自動車   

これが使えたきっかけは、駅前に並んでいる珍しい車を、私が興味深々で眺めていたためか、観光協会のおじさんが時間制限なし無料で貸してくれた

この車、平日は役所の公用車で、休日は観光客に貸し出しをするように町長さんから言われているらしく、駅前で使ってくれる人を待っていたわけだ

歩きか自転車と思っていたので、車でまわれるのは嬉しいが、ちょっと目立つので、それさえ我慢できればOK、しかも二人乗り

しかし、シートは固い、特に後部シートは、運転席をまたぐように足を広げての乗り降りで結構厳しいものがある、足がたためない…

しかも窓なしオープンカー、バイクの二人乗りと一緒、後ろは風があたって寒い、でも我慢、これがあるおかげで大幅な時間セーブになった

世界遺産の中尊寺入口    毛越寺 

高館義経堂の桜  前を流れる北上川 

高館とは、兄の源頼朝に追われて、藤原秀衡を頼って平泉に逃れた義経が、最期を遂げた居館のあった場所とされている

「夏草や兵どもが夢の跡」は、松尾芭蕉がここを訪れて詠んだものだそうだ

義経が30歳で生涯を閉じたのは、芭蕉が訪ねる500年も前のことであったにもかかわらず、芭蕉は心を動かされた

そんなものがここにはあり、義経と、芭蕉と、同じ空気だーって、なんだか嬉しかったなあ

2泊3日の東北の春をさがす旅は、さくらの花にこれほど出会えるとは思っていなかったので、思いがけない贈り物となり心が温かくなったし

きよらかとか静謐とかいう言葉が浮かんでくる、やわらかな緑いろにくるまれ静かにたたずむ歴史遺産に心が落ち着き、いいものだとしみじみ思った

 

 

 

 

 

 


仙台 青葉城公園

2015-04-23 04:01:26 | Weblog

4月23日 はれ 23℃

昨日、台湾に帯同で行く、長男のお嫁さんを羽田でお見送りしてきた

語学が得意の彼女は、すでに大学に毎日通う3か月の中国語講座に登録済みとか…

新しい生活になじんでくれることを祈っている…って、ちょっとお母さんしているみたい…世代交代って言葉も浮かんできて、少しセンチな気分にもなる

さて…旅の続き…

松島から仙台に移動、仙台は伊達正宗さんにご挨拶すべきでしょう、と青葉城公園にいってみる 

天気よし、空気よし、青い空、満開の桜、想定外のきれいな素敵な街、住人が大事にしていることを感じさせてくれる、ありがとうといいたくなる街

   

青葉城に続く橋、川の名前は広瀬川、佐藤宗則の「青葉城恋唄」、、私たちの青春の歌、九州からは遠くてあこがれの歌だった、思わず口ずさむ

川が澄んでいる、底の石が見える、白い波が鮮烈、そして、緑の土手は春の色、小さな春の花をはぐくむやさしいみどりいろ

お花見気分で登っていった城跡は、宴会する人もなく、静かに高台からの景色と花を楽しんでいる 

仙台人ほこりの伊達さんのところでは、襟をただして対峙するのが文化なのかな、でも好きだなあ、清さと静謐さ、そして桜のはなやかさ

別の場所に桜公園というのがあって、そこでブルーシートに座る大勢の花見客と屋台をみかけ、これはこれでなんだかほっとする

さあ-て、午後から、平泉に移動の予定…

が、オットに預けていたチケットが無い、どうも前日ポケットから落としてしまったらしい

平泉への新幹線はあきらめて、東北本線ローカル線の旅に切り替える、ローカル線は直通がなく、2度乗り換えて、無事平泉に到着

各駅停車の電車から桜をのんびりみていると、なんか違わない? 桜の花がしろっぽいく印象が薄い、地味だよね…

と、駅舎の桜を観察するに、花が鮮やかでないのはみどりの葉が混じっているような、花も小さいみたい、きっとソメイヨシノと違う桜なのでは

宿で聞いてみると、仲居さんもテレビで見る東京の桜はここのとちょっと違うと感じるという、種類が違うの?と聞いてもわからない

チョウジサクラというのが東北地方の太平洋岸に咲くらしい

花は白からやや薄紅色、花びらは小さく、咢筒が長いとある、もしこの種類だったら、私たちの感想と一致する

これまでの桜と印象が違う地味な色合い、咢筒の部分の色が葉っぱに思え、茶色のような薄緑のような、ますます花のはなやかさが薄れる感じ

でもこれもサクラ、いつもと違う桜に出会えたことも嬉しい

この旅のチケットは、友達に勧められたJRの「大人の休日倶楽部」に入会し、30%の割引で買ったもの、お得感がすごくあった

帰りのチケットは、さすがにローカル線は時間がかかるので、新幹線にしようと…

紛失届を出し新規購入の手続きをとると、一度購入したルートの割引はできないということで、定額支払いとなる

これからはリスク分散で、チケットは各自が管理しようということで、反省と学習の旅にもなった