8月20日 雨 30℃
今年の中秋節は9月8日、街中に黄色と赤い色の月餅屋さんが目立つようになった。
はやばやと先週、友達が運転手さんからもらったと、ミーティングに月餅の箱を持ってきた。
月餅は買ったりいただいたりしたら、中秋節当日まで保管し、当日いただくものかと思っていたら、
賞味期限1週間、アレッ?…すぐにいただくものなの?…
友達の運転手さんは今日家族で食べるといっていたそう
この箱は、去年もブログに載せた、交通渋滞を引き起こすほど人が並ぶ人気店のものらしい
ずーと気になっていたけど、並んでまで買いたくはないと、いつも横目でみて通り過ぎていた、あのお店
ハノイに来てほやほや1か月の友達が、月餅屋さんが並んでいるのをみて、嬉しい、買いたいとご主人にいったら止められたと興味深々
やっといただけると嬉しそうなお顔、頭は日本の月餅を想像しているはず、それとは全然別物だから…とはいったけど…
定番の焼いたものと、伝統的な白い蓮のかたちのもの
一口食べたら涙が自然に流れてきた、びっくりしたみたい、きっと想像と違うお味だったはず
長年月餅のリサーチをしているわたしにとって、いくら有名店だからといって期待はしていなかったが案のじょう
どうしたらこんなにまずいものができるかと、みんなで中身をチェックする
焼いたものは、いろいろなものが混ざっているという高級品だがラードのあんに、豚肉や松の実、ライムの葉っぱ、オレンジピール、他たくさん
白いのは、わたしの苦手なザボンの花の香料、蓮の実、バーベキューポークの八角の香りのするもの(赤いもの)…
結論として、個々だとおいしいものが入っているの、どうしてこんなお味になってしまうのだろう…
でもこれはお祝い菓子、ベトナムの伝統のもの
毎年食いしん坊のわたしは、どこかでおいしいものに会えるのではないかと挑戦するが、あえなく敗退、今年もたぶん復活はないだろう