ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

寒い、寒い、だけど少し春

2012-01-31 18:25:46 | Weblog

1月31日 はれ

毎朝、今年一番の冷え込み、というフレーズがテレビから流れてきて、もうなん日になるだろう、今週は立春というのに。

確かに毎日寒い、しかも日本海側や北海道は降雪量が半端でなく、生活をしている方達は大変だと心配している。

以前駐在で住んでいたカナダの家のほんの少しのガレージ前のスロープでさえ、雪が降るとスリップするので、雪の日はなにはともあれガレージの前の雪かきが仕事だった。

毎日毎日のことで、雪のなくなる日が待ち遠しかったこと、しかも雪道の運転は神経を使っことを思い出す。

しかし、日本海側に降る雪は水分が多くて重いので、私が経験したことよりも大変なことだろうと心配する。

私がいま住んでいる千葉県は寒いとはいえ、太平洋気候なので、西高東低の冬型の天気は晴れとなる。

オットが年末にホームセンターで買ってきて鉢植えした花たち

水やりはわたしの係りだが、ベランダは春色、チューリップの芽も顔をだしている。

花を眺めていてわかったことだが、黄色って元気をくれる色、寒さになえている私を奮い立たせてくれる。

福寿草、レンギョウ、春一番に咲く花は黄色…

明日から2月、春はそこまできていると信じ毎日を過ごしてゆこう、黄色の花に出会う日を待ちながら。

 


雪の日

2012-01-24 16:04:49 | Weblog

1月24日 晴れ

昨晩のニュースは、夜遅くなってからの雪を伝えていたけど、あたり。

寒い寒いといいながら雪もみぞれくらいとしか思っていなかったのが、夜、ふっと外をみると、降っている、降っている、あっという間に白い世界。

あまりの珍しさにずーっとみていたかったけど、寒い…すぐ部屋に引きこもってしまう。

朝、ベランダからの景色は、いつもは白くひかっている海と川が今日はまわりの色にまけて灰色、凍えた気配を感じる。

北側の玄関を出ると、夕べの雪が凍っている。

外はお日様がでて明るいが、空気は冷たく、管理人さんの氷をはく音が響いている。

今日は終日お日様がでていたが、夕方なのに隣のマンションの屋根にとけきれない雪が残っている。

寒い一日だった。


旧正月、ベトナムではテト、今日は元旦

2012-01-23 08:57:18 | Weblog

1月23日くもり きょうも雪の予報

ハノイから手荷物で持ち帰った、ひとつが1.2kもある重い包み2個。

ローカルスタッフが冷蔵庫にいれてはいけないというから手荷物で運んだけど、中身はわからないという。

私にはピンときた、テト前だしこの四角い包みは、バインチュン。

旧正月にあたるテトはベトナム人にとって大切な行事、その時の伝統料理のひとつに、バインチュンとよばれるものがある。

土地土地によって多少味の違いがあるようだが、ベトナム風ちまきは、もち米を葉っぱにくるんで蒸したもの。

今回いただいたのも、バナナの葉っぱのようなものにもち米、豚バラ肉、緑豆を層になるように包んだものと、葉っぱにくるまれた魚肉ソーセージみたいなもの。

毎年テト前に会社関係でいただいていたが、多すぎるしそんなにおいしいものでもないので完食したことがない。

困ったぞ、どうしようと考えている時、ふっと思いだしたのが…

テト休暇の後にいったゴルフ場のキャディーさんが食べているお昼ご飯を、私の口をあけさせて自分のお箸で入れてくれたのが、おそらく、残ったバインチュンを油で揚げたもの、意外とおいしいかった。

日本でも硬くなったお餅を油で揚げるけど、それと同じ、お味がまろやかになる。

もち米のとソーセージみたいなのと両方を油でいためて、野菜と一緒にオットがハノイから買ってきた春巻の皮でくるんでみたら、結構おいしい。

しかし量が多すぎ、小口に分けた包みで冷凍庫は満杯状態。

先日テレビで、「3丁目の夕日パート2」を見ている時、、「50年前の日本っていまのベトナムみたいだね」と、オットと話したのを思い出す。

今朝のニュースで中国の春節の休暇は金持ち層は海外旅行にでかけるといっていた。

いま、日本のお正月の過ごし方が随分昔と変わってきたように、近い将来、ベトナムも急速に変わってゆくことだろう。

その時、伝統行事とか伝統の食べ物も変わってゆくと思うと、このおもたせのバインチュン、大事にいただこうという気になった。

 


次のステージ準備…自転車

2012-01-17 13:57:48 | Weblog

1月17日 晴れ

オットがハノイに出張してまもなく、我が家に届いた大きな箱2個は、私の手に負えないので、そのままオットの部屋に入れておく。

14日、出張荷物を置く場所がない部屋に驚き、あわてて仲間を招集し、組み立てた。

年末、昔からのお仲間と我が家での飲み会の時、これからのゆとりの時間をどうやって過ごすかということで盛り上がり、その場で注文した自転車。

同年代、同体力の仲間と自転車でいろいろなところに行ってみたい。

電車で運んで気ままなところでおりて、気ままに走りたい、でも小さい車輪はこぐのが辛いので大きな車輪のがいい。

はでなのがいい、かっこいいのがいい、etc…etc…イタリアンカラーのこれにしよう…と同じの2台。

自転車屋さんに持ち込むと組み立料がばかにならないので、ネットで買った価値がなくなるから自分達で組み立てると、話がきまった。

 

いよいよ組み立て、アレッ、あれれ、ハンドル、どっちにむけるの?

これドロップハンドル?…しまった手がとどかない。

ペダルはどっちむき?…反対か?

サドル、僕の腰の高さ?…どんだけ大きい人間が乗るんじゃい、…最高に低くして…足がとどかない。

これじゃあブレーキに手がとどかない…

ああでもない、こうでもない、といいながらもなんとか完成。

この自転車はロードだって、歩道は走れない。

不安なオットは練習したいから一緒にいってというが、公園は海のそばで風が強く、とても自転車で走る気にならない、じゃあ買い物に行こうかというと、ストッパーがないので自転車置き場に置けないという、なんとも不便。

ということで、デビューはあえなくギブアップ、自転車はおきっぱ。

今日私は、保管場所確保のために部屋の整理を余儀なくされる、だって外に置くわけにはいかないでしょう?

あとヘルメットやグローブ、それからもこもこパンツ、靴、ロードデビューはなにかと大変。

これがオットの愛車になれるか、名前をつけてあげるとかわいくなるかも…

夕食の会話がひとつふえた。

 


はつ仕事

2012-01-12 06:44:39 | Weblog

1月12日 はれ

ネームプレートを製作した。

生まれたときから知っている次男と同い年のお嬢さんが、今日北京に帰る。

ともちゃんは、大学を卒業し勤めていた企業をやめ、中国に語学研修にいった。

詳しいことはしらないけど、中国人の男性と結婚し、日本商社の社長秘書を勤めながら年末に男子を出産した。

日本と違い産休は3ヶ月、中国国籍取得の問題があるので出産は北京、ひと月のあわただしい里帰りとなった。

中国の春節明けに職場復帰するらしい。

赤ん坊に会いに行った時、部屋をよく間違えられるので、ネームプレートが欲しいなあ、と聞き、わたしでよければ描くよと、約束した。

若い夫婦の明るい未来を祈って、そして楽しい家庭で幸せに暮らして欲しいとの思いを込めて、井上ゆか子さんの作品をアレンジして描いてみた。

親や親戚のいない外国での子育ては不安がいっぱいだと思う、しかも、すぐに働きにでないといけない生活は、心にも体にもきびしいものがあると思う。

わたしのはじめての駐在は、3男が3ヶ月の時にはじまった。

予防注射があわず救急車をよんだり、骨折で入院させたこともある。

そんなおり、日本の常識と違う医療に戸惑い、子供が死んでしまうかもしれないと強い不安をもった思い出がある。

強みは3人目の赤ん坊だったということだが、彼女は最初の子、しかも中国は一人っ子政策なので、子供はこれ以上もつことは許されない。

文化、慣習、環境の違う中で、しかも働きながら子育てをやってゆこうとしているともちゃんに、なんとかして幸せになって欲しいと気持がいっぱいになる。

 


2012年 明けましておめでとうございます

2012-01-09 19:00:22 | Weblog

1月9日 はれ

お正月が終わり、やっと通常の生活がはじまりました。

残念なことに、元旦に買い物に出たとき転んで右手を捻挫、それから少し不自由しています。

パソコンは手が痛い、申し込みしていたスイミングとテニスのレッスンはお休み、ウクレレは人差し指だけなので、なんとかやれると少し安心。

お正月のお休みをとりなさい、ということと勝手に解釈し、のんびり過ごしています。

年末30日、「下関からふぐ刺しが届くよ」の掛け声に家族全員集合、食べ物の力は強い。

31日は、ディズニーのカウントダウンにでかける次男夫婦を見送るため早めの食事、話題はディズニーでもちきり。

寒さ対策はヒートテックの上下はもちろん、腹巻、カイロ、靴下2枚とぬかりはない、帽子、ミトン、チケット入れはディズニーで固め、いざと記念写真。

ディズニーの年越しそばは卵がミッキーらしい、5万人の人出で、すごく込むらしい。

おそばは売り切れで食べられないし、おみやげやさんは入るのに30分待ち、出る前も帰ってきてもはなしは尽きない。

わたしのダフィーが裸で寒そうと友達がいうと話していたら、おみやげは新しいダフィーにディズニーシー10周年の洋服を着せてくれたもの、オットとペア。

オットの腰でシェリーメイがぶらぶらし、おさまりがよくて可愛い。

年初めのシャンパンは、「○○シャンパンするぞー」の掛け声に、のりのいい三男。

我が家はお正月といえ、全員が揃うことはまれなので、少ない機会をみんなが大事にし、気持ちよく過ごすために気使いしてくれ、大人になったなあとつくづく思う。

去年のつらい思いは消えることがないし、忘れてはいけないことだけれど、その思いを胸に抱えながら、今年も元気にやってゆこうと思っています。

今年もよろしく御願いします。