ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

今日からハノイ、最後かな…?

2011-10-25 10:40:46 | Weblog

10月25日晴れ

今日の気温は28℃になるとか、晴れた空が美しい日になりました。

ばたばたしていますが、あと30分で家を出て、おそらく最後のハノイ訪問になるかと思います。

みんなが待っていてくださるのが、とても嬉しいです。

昨日、ウクレレ体験教室に行ってみたりと、勝手に忙しくしているので、ご報告が送れています。

ウクレレは買ってしまい、家でぽろぽろやっています。

そんなこんな、ハノイの様子とか、帰ってきたら話題満載になるといいのだけど…

とりあえず、いまから、ハノイに行ってきまーす。

 


思い出

2011-10-16 15:15:45 | Weblog

10月16日 晴れ 28℃

今週木曜日、かつてのハノイでのテニス仲間が同窓会を企画してくださった。

関東近隣の出席ではあるが、静岡県とか、千葉も房総半島大網白里からの出席とか、なかなか会えない人との再会があり、楽しみ。

そうか、みんなと会えるんだったら、写真魔のわたしが撮り貯めた写真を、現像してもってゆこうと思った。

ハノイでは、現像に持ってゆくのも面倒だし、お家プリントでは、インクが調達できないし、…で撮るだけ撮ってそのままにしていた。

PCのなかに溜まっている写真から出席者の写っているものを探してお家でプリント作業をしてゆくと、懐かしいものがいっぱいでてくる。

たいがい送別会関係のもので、その時なにをしたかというもの…

あるときは、仮装テニス大会、あるときは、仮装カラオケ、とコスプレ系なのだが…

だけど、現像した写真を見ていると、忘れてしまった、あの時の会話、状況がありありと思いだされ、お馬鹿なことをやっていたなあ、とか、楽しかったなあとか…しみじみ思いだし、プリントに時間のかかること。

このところハノイでのテニスは人気が無く、セドナの「ごきげんよう会」もめんばーがいなくなり、閉会と聞いた。

仕方のないことではあるが、日本に帰ってもぼちぼち続けている仲間もいる、だけど、こんなお馬鹿なことは日本ではできない。

木曜日、この写真をみて、みんながどんな思い出話を始めるか、懐かしく、楽しみにしている。

 

 


男の料理 アクアパッツア

2011-10-14 05:03:20 | Weblog

10月14日 くもり

だらだらお酒を飲んでいると、余計なひとことで、人様にご迷惑をおかけすることがままある。

今回の男性料理、アクアパッツアの顛末もそれからきた。

うらやす復興祭で飲んでいる時、大学生のころから知っている男の子(もういい加減大人になっているのだが…)がファミリーでいるのを見つけ、一緒に飲むことに…

彼は、連休後半はファミリー旅行で、銚子に行くという。

それをきいた仲間が、

「銚子にいったら、白身の魚を買ってきて、僕が料理をしてあげるから、男の料理アクアパッツアだよ」と、飲んだ勢いでいう。

彼の帰ってくる日、テニスコートで鯛を買ってくるか、忘れたかと小声ではなし、少しドキドキして連絡を待っていた。

すると、3時半ごろ到着との電話。

さてそれから、お魚をどこで料理するかということになるが、団地の集会所は震災の時に壊れた配水管が修復されていなくて、いまだに水とガスが使えない。

調理人がとりあえず僕の奥さんに電話してOKだったら僕んちで食べよう…と、奥様は快く承知してくださった。

それから急いで、わたしはトマトとオリーブを買いに走りお家に伺うと、彼はエプロン姿で台所にたっていて、なんだか可愛い。

アクアパッツアとは、魚介類をトマトやオリーブなどとともに白ワインと水で煮込んだイタリア料理、ブイヨンなどを用いず、シンプルに水と白ワインで煮込むだけというのが、男性料理といわれるゆえんなのだろう。

市場で買ってきたばかりの新鮮な魚を短時間で調理するので、身がやわらかく口の中でとろりととけてうまみがいっぱいに広がり、そこでワインを一口、最高にしあわせ。

なのだが、気持ちよく自宅を開放してくださった奥様はお酒を飲まないし、突然料理持参で参加してくださったかたとか、皆さま、お酒の席で盛り上がった話にあわせてくださって、お世話になりありがとうごさいました。

ご迷惑をおかけしました。

 


うらやす復興祭

2011-10-12 07:07:43 | Weblog

10月12日 秋晴れ さわやか

10月8,9,10日の三連休、近所の総合公園を中心に、「うらやす復興祭」と称するこのお祭りは終日天気に恵まれた。

「東日本大震災で甚大な被害を受けた浦安市には、各地から多くの支援が寄せられ、その支援のおかげで一歩ずつ前へ進んでいる市の姿をみてもらいたい」、というのがお祭りの趣旨となっている。

 イベントは、マーチングパレード、ステージ、グルメに分けられ、パレードにはイギリス、ディズニーの仲間達、全国からの参加があった。

ステージは初日、浦安で撮った映画の関係で由紀さおりの出演があったり、フラダンスやショーで終日賑やか。

 

グルメはホテルや地元飲食店、物産コーナーと食欲をそそるものがある。

 今が旬の千葉の茹でピーナッツ、大きさにびっくり。

で、私たちは8日、近所の団地とのテニスの交流戦に出場したあと、打ち上げを復興祭の会場ですることにした。

会場の飲み物は高いからと、スーパーで冷えていないビールやワインを買い(高いのはだめ、どれだけ安いかというのが決めて)、無料の氷をこっそりたくさん調達し、ダンボールに入れて自転車で運ぶ。

私達のブームはこのワイン、オーストラリア産、150円、どこでもワインと栓がグラスになっているので、別の飲み物にも回せてすこぶる便利。

お昼過ぎから飲み始め暗くなるまで座っていると、その前を多くの知り合いが通り過ぎ、話したり、一緒に飲み始めたり。

液状化で苦しんでいる浦安市、震災の2ヵ月後から住み始めた私の目には、戸建ての人たちの生活が特別大変だと思われるが、ぱっとみ、歩道に飛び出していた土管もなくなり、道路もだいぶ平坦になって通常の様子を取り戻しつつある。

話をするたびにでてくるあの震災の日の怖かった時間、その後の生活、ひとりひとりにドラマがあり、語られることは、当時いなかったわたしにもたやすく想像できる。

苦しい、大変とこぼすより、楽しいを前面に出して気分を盛り上げるのもひとつの方法。

あの時を、こんなかたちで、ひと時、楽しもう、に変えるエネルギーに、このお祭りで出会った。