クリスマスイブですねー。私はなんの予定も無し、ケーキも無しです。
ハノイの近くに有名な焼き物の里があるので買い揃えばいいと、最低の食器しかそろえてきませんでしたし、備え付けの食器も、つまらないと返してしまってから、お客様をした時、どうも、うまくいかなかったので、今後の予定もあることだしと、思い立って、ハノイから30分くらいの、陶器で有名なバッチャン村に行ってきました。
たった、30分そこいらというのに、紅河というおおきい川沿いの土手のような、とりあえず舗装した道を行くのですが、牛やロバが路肩で草を食べえているし、馬車は通るし、バスも通るというでこぼこ道を通って行く、アヒルが放し飼いにしてある、のどかな村でした。
結果は、残念でした。
東南アジアということで、和食に合う食器があると思っていたけど、いまいち使えそうな形が見つかりません。100円ショップの印象が強く、それっぽくないものを探すけど、ピンときませんでした。
でも、目の前に迫っているので、買うしかないので、物色します。すべてが手書きらしいですが、持ってみると、ひとつひとつが重い。。九谷焼きみたいな色使いのとか、250年前のとか、昔のものも置いてあるのに、どうして、同じものばかりで進歩がないんだろう。変わりばえがしないし、個性が無いと、私は不満をもちます。要するに、単純に生活に必需なものでしかないんですね。
現在ベトナムの人口が8000万人を超えていて、そのうち30代以下が6割強います。新しい家庭を作って、子供を育ててなんてしていると食器は使えればよい状態、おまけに、路上で食事をすませるし。
皇室ご用達みたいなものは無いの?というと、オットは歴史を考えてごらん、ズーっと戦争のあった国の王朝なんて廃れてしまっているでしょう。李朝なんて、何百年前の話だ?そうか、日本みたいな歴史はないんだ、と納得して、最低必要な、食器を2包み、30ドル(3500円位)もしなくて、やっぱり安いねといって帰りまた。
福岡でいろいろな焼き物をみてきているし、せっかくなら、気に入ったものを持ちたかったです。