ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

グアバ

2013-09-23 10:11:44 | Weblog

9月23日 くもりみたいな晴れみたいな  31℃

以前ブログでも乗せた、はーさんの大好きというビタミンCたっぷりの、グアバ、ベトナム語でオーイ。

何回食べても、ばさばさで、とてもビタミンCがたっぷりとも思えず、ギブアップしているフルーツ。

先日バチャンへの撮影会の帰りの食事はエコタウンのカイカウ。

その時のデザートがグアバ、だったのだけど、みたことのない大きさ(リンゴくらい)でさくさくしていて、まあ食べられるかな…と。

で、先日、いつも行く果物やさんの店先で、このおおきなグアバがあったので、ためしに1個だけ買ってみた、値段は聞くのをわすれたけど…

半分に切って、8等分くらいに切り分け、皮もいっしょに頂く。   

大きいと、皮のもごもご感は少し薄れ、実の部分が多いので、そこそこ食感はいし、種が、がきっと歯にあたるのも、回数が少ないような…

たくさんはいただけないので、他のフルーツと一緒に、毎朝何切れかをお皿にのせているが、いつも一つ残り、また私が食べるのか、とあきらめる。

まだ冷蔵庫に残っているが…

やっぱり、グアバはジュースでいただくのが一番と、もう買わないであろうリストに書き込むことにする。

 

 

 


仲秋節 9月19日

2013-09-18 09:19:57 | Weblog

9月18日 はれ 31℃

明日は仲秋節、日本でもお月見の日だが、ベトナムの風習は日本と、中国とも少し風習が違う。

ベトナムは「子供の日」として、この日夜になると、手、星やランタンのような飾りをもってパレードをしたり、ゆらゆら光るランタンを空に飛ばしたり、お祭り気分の大事な行事の日となる。

夏以来、街中にあふれかえっていた、月餅屋さんの路上店も今日で店じまいになるらしい。

ベトナムでは、旧正月と中秋節が日本の盆暮れのようなものか、贈答品をお配りするしきたりがあって、中秋節には月餅と決まっているようだ。

近所のホテルに月餅を単品で買いに行ったら、箱売りしかなくて、単品では売ってくれないという。

豪華な箱に洋酒と月餅の詰め合わせとか豪華で高価で、とても私が自分用に買えるものではなかった。

街中が黄色と赤色に様変わりするほど、月餅屋さんが並ぶ、これって、なあにとびっくりするほど。

今年、オットの会社もご挨拶に月餅をお配りするので、値段とか、どれくらいのものが好まれるか調べて…といわれ、いつになく気になった。

ベトナム語の先生に聞くと、ここが有名と教えてくれたお店がある通りはこの季節、月餅を買う人の列で、道路が渋滞する。

不思議なのは、けっして順番を守らないベトナム人が列を作っておとなしく並んでいること。  

何件かお店が繋がっていているのだが、あるお店は売り切れとでているのに、すでに午後分を待って列ができている。 

        お客の少ない店もある 

 

そんなにみんなが買うものならどれだけおいしいだろうと、ハーさんに、買いたいというと、ハノイで一番おいしいお店があるからと連れて行ってもらった。

普段は自転車の部品やさんのようだが、期間限定店頭販売中の店先。   

先代のおとうさんが有名なつくり手で、その子供たちが味を受け継いでいるらしい。

通常、白いのと焼いたのとをセットにするというので、わたしも買ってみたが…

白いのは、外側はす甘みたいにほの甘く、中は白あんにアヒルの卵の塩づけがはいっていて、微妙。

やいたのは、いろいろ混ぜ合わせたのがいいというので、はすのみとかかいてあったのを買ってみたげど、鶏肉やナッツやなんだかいろいろしかも独特な香料も使っていて、これも微妙。

たしか前の駐在の時も、買ってみたくて失敗したのを思いだし、やっぱり無理、日本のような月餅はここにはないんだと再度確認した。

しかもオットもその日会社でもらったと持ち帰り分もある。

わたしが買ったのとオットのと…冷蔵庫にいれないで一週間持つといわれても、食べ切ることは、おそらく無理。

    テーブルの上において毎日眺めている。       

 


ソンタイのエコバッグ

2013-09-15 20:53:45 | Weblog

9月15日 はれ 気温33℃ 

    エコバッグが届いた、まあまあかな?とりあえず、私の甘いチェックでは… 10枚。

これも何度、やり直しをしてもらったことか、糸の始末もなんとかきれいになっている、縫い目も飛び出していない。

布選びが難しかった、結構ダメがでて、使用に耐えうるものということで、使えそうな布地を特に選んでみたが…

施設のほうでやってもらうと、アイロンかけは別料金かかるというので、縫うだけ、そうしないと、すべて価格に反映されるから…

なので、検品とアイロンはわたしの仕事、やってみたが、大丈夫かなあ?

私のオットは、お願いだからワイシャツ、ズボンの類はクリーニングにだしてほしいという。

どうもいつも折り目が2本、3本になり、みっともないらしい。

ということで、自慢ではないけど、結婚以来、アイロンかけはしたことがない。

わたしが、商品のためにアイロンをかけるなんて、ものすごい、プレッシャー、何度も何度も折り目を確かめて、見場のよいように袋に詰めてはみたけど…

このバッグ、今週の木曜日にデビューとなる、1個、180000ドン(900円)

歴史研究会の講演会が毎月1階、国際交流センターでやっているので、ひろく活動をしってもらうため、ハノボの展示をテラスでやらせていただけるようになった。

交流センターのスタッフたちもとても暖かく支援の態度をとってくださったことに感謝である。

ハノボの仲間もお手伝いをこころよく引き受けてくれている。

あとは、セールスコピーをつくるだけというところにまでこぎつけた。

この先、こうしたら、ああしたらという思いはあるけれど、ソンタイの障害者施設のことを知って戴くための第一歩…

とりあえず、みなさんが手に取って、感心を持ってくださいますように…祈るだけである。

 

 

 


ミャンマー料理

2013-09-07 08:30:36 | Weblog

9月7日 雨 24℃

もう一週間以上、雨ばかり降っている、それもかなりな量の雨、鉛色の空が頭の上にかぶさってうっとうしい毎日が続いている。

ベトナム語の先生に、どうしてこんなに毎日雨なの?気分が暗くならない?と聞くと、

秋だからとあっさりしたもの、しかも食事がおいしいから食べ過ぎて太って困るとの返事、暑くなくなったからねー。

運転手にきいても9月いっぱいこんな天気だよ、とそっけない、この天気がふつうと頭を切り替え、平常心で過してゆくことにする。

さて、ミャンマーの食事は、カレー味ばっかで、なんだかめりはりがなかった印象が強い。

初日、ヤンゴン在住の方との食事は、おもむきある古民家だった。

青パパイヤのサラダとかは東南アジアではふつうだが、メニューにTENPURAとあるのでオーダーしてみると

野菜のフリッターみたいなのをタマリンド味の甘いソースをからめていただくもの、ふーんっ!  

カレーは、ポーク、ビーフ、野菜の3種類オーダーして、おすすめのココナッツライスにかけていただく。

カレーのイメージとかけ離れ、思わずアレッ!…薄いカレー味の煮込み料理で、ちっとも辛くなく微妙。

おまけにはなしにきいていたとおり、非常に脂っこく、写真でも油が浮いてみえる。   

次はもう少しカジュアルな古民家レストランで、再度挑戦。

最後のスーチンさんのお父さんが秘密の部屋として使っていた建物を使ったレストランで再々度挑戦。 

                   素材は違ってもいつでもどこでもカレー煮込み。

そうは言っても、多少味の違いがあり、わたしには、2日目に行ったレストランのカレーがおいしかったかな、という印象。

ハノイに戻りミャンマーに住んでいたことのある友達に、ミャンマー料理はなんだかめりはりがなくて、いつもお味が一緒で詰まらなかったというと、

タイ料理とかインド料理とか、おいしいレストランがたくさんあるのになんで行かなかったの?…といわれても

初めての場合、ごあいさつ代わりに、まずは、ご当地料理でしょう、次回チャレンジさせていただきます。

ミャンマーはイギリスの植民地になる前、東南アジアのリーダーシップをとっていた歴史がある国で、建物とか、人とか、レストランの食器とか、ベトナムと比べると、スマートだったように思える。

東南アジアのどこの国に行ってもヨーロッパ諸国の植民地だったということがついて回り、日本の国に生まれ育ったわたしは、しあわせだったとつくづく思う。


ミャンマーの印象

2013-09-05 21:12:53 | Weblog

9月5日 雨 気温25℃

週末のミャンマー旅行の印象は、空気がきれい、整然とした交通、街がきれい

空港からダウンタウンまで、道路は車だけのもの、自転車もバイクも走っていない、クラクションがない。

車は右側ハンドル、交通は右側通行、これおかしくない?

いまだ車の生産は自国でできないので、車は輸入車のみ、しかもほとんど日本車の中古品で、ハンドルの位置は従来のまま。

あるとき突然の政府の通達で右側通行となミャンマーでも、車のハンドルの位置まで変えられるはずもなく、そのまま、でもこれは不便だし、危険。

道路の横断の際、ベトナムでは、バイクと視線を合わせながら、自分のペースを守っていると、バイクが人間をよけて走ってくれる。

ミャンマーの道路の横断は難しい、横断歩道はかぞえるほどしかないし、車がスピードを落としてくれるということもないので、車の少ないのを狙って、道路は走って渡るしかない。

街がきれいなのは、国民ほとんどが仏教徒なのでお釈迦様の教えを守っているし、お坊さんの托鉢の前に自発的に街の清掃が行われるらしい。

                   

仏様の5つの教えは、殺したり残酷な行為をしてはいけない。人のものを盗んではいけない。不品行な行為はいけない。嘘をついてはいけない。お酒を飲んではいけない、ということ。

ミャンマーの人たちはこの教えを守っているのかお酒はあまり飲まないらしく、レストランは基本ビールしかおいていない。

仏教の教えなのかどうかわからないが、街でほとんどの人がロンジーとよばれるスカートみたいなものをはいている。  

女性と若い男の子の顔に、タナカとよばれる、お化粧みたいなものをつけている。

このタナカは日焼け止め効果と、お肌を守る効果があるらしい。

ガイドさんのタナカはうっすらだったが、学校帰りの子供や女性全般がこれを顔に縫っている姿に、西洋文明とかけ離れた、世俗にこびない、民族のすがすがしさを感じた。

一日車とガイドさんを調達して観光をしたとき、ガイドさんは日本語検定の一級を持っているという。  

大学で物理学を専攻しながら、物理学では就職ができないと日本語の勉強を独力でしたというから、たいしたものと感心する。

アジアのどこの国でもみられるが、一度も外国に行ったことのない若者が、外国の言葉を流暢に話す姿は、頑張って生活してゆこうという、ひたむきさがみられ、感動してしまう。

穏やかなお国柄を感じる日々であったが、お寺の監視所には、マシンガンみたいな銃を抱えた人がいたり、ガイドさんの生まれたときの話を聞くと、つい数年前まで世界から取り残された暴力の国であったということを忘れてはいけないという思いは新たになった。