鮎川俊介の「幕末・明治の日本を歩く」

渡辺崋山や中江兆民を中心に、幕末・明治の日本を旅行記や古写真、研究書などをもとにして歩き、その取材旅行の報告を行います。

北前船を追う-三内丸山~弘前~鰺ヶ沢~深浦 その6

2015-11-12 05:28:42 | Weblog
黒石市のこけし館は、津軽ねぶた村の売店の方が教えてくれたことから、立ち寄ってみようと思ったところで、三内丸山遺跡もそうでしたが、当初から予定していた訪問地ではありませんでした。調べてみると、黒石藩は津軽藩の支藩であり、文化6年(1809年)、8代親足(ちかたる)の時に本藩の津軽藩より蔵米6千石を与えられ、従来の4000石から1万石に高直りになって大名の列に加わったのだという。黒石藩の藩祖は、黒石の初代領主であった津軽十郎左衛門信英(のぶふさ)。この信英はかなり有能な人物であったようで、現在も黒石藩祖として黒石神社に厚く祭られているという。 . . . 本文を読む