舛添要一厚労大臣は深刻化する医師不足の現状を認め「医師は増やす」と強調、医師増員の数値目標を6月中にも設ける予定だ。
今や、医療や福祉に対する不安は広がることはあってもとどまるところを知らない。
そんな中、いまだに本来あるべき使命を忘れ他人事のようにふるまう組織がある。
静岡県だ。
昨年度の県立病院や県がんセンターでの看護師採用の見込み違いや、医師や看護師の県としての増員策の無策を棚に上げ、相手が健康保険法違反容疑の医療機関というだけで、その看護師確保計画が甘いと記者会見。
いったいどの口で言えたものか。
さらに甘いという評論だけで、問題の本質に対し何をするというような視点はない。
自分達より分の悪いものが出たのでここぞとばかりに指導士官としてのアピール。
そもそも、医師や看護師の基準数に達しない医療機関はほかにもあるはずだ。
県庁で裏金が出た時でさえ他にもないかを一応は調査した。
しかし、なぜか、今回はほかの調査にはどうみても及び腰だ。
当該医療機関は定期の検査時は医師が1人ほど少なかったというが、今回の臨時の検査で1.1人、看護師が19.4人不足の状況だったという。
ならば、早急に過去の検査結果から同じように定期の検査でさえ少なかった医療機関から同じような調査を行うべきであろう。
今日の夜10時頃の報道番組で介護保険の不正請求と戦う東京都のある区の介護Gメンの活躍を報道していたが、無駄というのは道路や空港といった公共事業の無駄だけではない。
しっかり実態を踏まえ、透明性・公平性を確保した上での医療や福祉でなければ、それは単に新たな利権を生むだけである。
われわれ国民は、うわべを取り繕ったような役人のパフォーマンスにごまかされることなく、しっかり評価・監視すべきである。
今や、医療や福祉に対する不安は広がることはあってもとどまるところを知らない。
そんな中、いまだに本来あるべき使命を忘れ他人事のようにふるまう組織がある。
静岡県だ。
昨年度の県立病院や県がんセンターでの看護師採用の見込み違いや、医師や看護師の県としての増員策の無策を棚に上げ、相手が健康保険法違反容疑の医療機関というだけで、その看護師確保計画が甘いと記者会見。
いったいどの口で言えたものか。
さらに甘いという評論だけで、問題の本質に対し何をするというような視点はない。
自分達より分の悪いものが出たのでここぞとばかりに指導士官としてのアピール。
そもそも、医師や看護師の基準数に達しない医療機関はほかにもあるはずだ。
県庁で裏金が出た時でさえ他にもないかを一応は調査した。
しかし、なぜか、今回はほかの調査にはどうみても及び腰だ。
当該医療機関は定期の検査時は医師が1人ほど少なかったというが、今回の臨時の検査で1.1人、看護師が19.4人不足の状況だったという。
ならば、早急に過去の検査結果から同じように定期の検査でさえ少なかった医療機関から同じような調査を行うべきであろう。
今日の夜10時頃の報道番組で介護保険の不正請求と戦う東京都のある区の介護Gメンの活躍を報道していたが、無駄というのは道路や空港といった公共事業の無駄だけではない。
しっかり実態を踏まえ、透明性・公平性を確保した上での医療や福祉でなければ、それは単に新たな利権を生むだけである。
われわれ国民は、うわべを取り繕ったような役人のパフォーマンスにごまかされることなく、しっかり評価・監視すべきである。