「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

レベル低下の根源

2008-05-02 00:48:34 | 日記
ようやく休みだ。4連休。
とはいっても、仕事以外にもやるべきことが多すぎる。
ガソリンも高くなったことであるので外出しないで片付けよう。
今日は一つの疑問が解決した。
なんということはない些細なことだが気になっていたことだけに何気に感動。

さかのぼること昨年、公文書開示をした際、決定通知書を複数の部署からもらったのだが、いつくかの文書で共通する間違いがあった。
施行規則様式では冒頭の文章が「○○年○○月○○日付けで」となっているのに「○○年○○月○○日付で」と記載されしっかり知事印が押されていたのだ。
一般の人は単なる打ち間違いと思うかもしれないが、役所の方はよくご存じと思うが、公文書の記載方としては頻繁に出てくる文言で、「付け」と記載するのは基本中の基本である。
しかも平成19年7月17日に開示された総務部企画監人事担当の開示決定文書も同様の間違いをしているにもかかわらず、4月6日のときの部分開示決定通知では同じ部署でありながら間違っておらず、違う部署が同様の誤りをしていたから、いったいなぜだろうと不思議でならなかった。

そして、今日、たまたま所内に寄せられた開示の関係で全庁掲示板に載っていた情報公開・個人情報保護事務研修会案内の中にあった研修会資料を見たところ、記載例3枚とも「付け」ではなく「付」になっていた。

なるほど、この研修を受けたから間違ったのか、と、納得、感動。
全く、何をやってるんだか。文書の記載を指導すべき部署なのに。
と思いながら、元の研修案内を見れば、「御出席」とすべきが「ご出席」に、「問い合わせ先」とすべきが「問合せ先」に。
これでは公用文表記のルールも何も徹底されないわけだとあきれを通り過ぎて笑ってしまったが、一事が万事というが、やはり行政レベルが低下していることの象徴だ。
基本をしっかり押さえてから応用なりなんなりがあるはずが、誰のため何のためにという基本を忘れ思いつきで朝令暮改を繰り返す今の県庁体質の根源を見たようだ。