「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

(無題)

2008-05-19 23:39:51 | 日記
県のホームページに入札の設計金額を載せてしまって4つの工事の入札が中止になったという。
一事が万事とつい先ごろ書いたばかりだが、またか、またミスか、という感想しか出ない。
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/191.html
とにかくチェック機能が働かない。
昨年文書開示を受けた総務部企画監(人事担当)のある公文書にも、他の道県の給料金額の数字は非開示として隠してあるのに(山形県に何か遺恨でもあるのかもしれないが)山形県の分だけ114という数字が塗りつぶしなしで開示されていた。
当然公開前に決裁は取ってあるはずで、もしこれが純粋に個人のプライバシーに関する情報だったら大変なことだ。
チェックすべき責任者が担当よりもものを知らない、能力がければチェックが働くはずがないのだが、最近はそれ以前の単に責任感のなさからくるミスが特に目につく事例が多い。
本庁から来る文書も誤りが多く、教育上よくないので供覧時には赤ペンで間違いを示して回したり、途中で直しを入れて供覧・回議の押印をしているが、本質的な誤りとなると非常に取扱いに困ることもある。
もちろん県民に不利益となるようなミスでなければある程度は無視して現場解釈で対応するが、場合によってはフィードバックして直してもらうという手間がかかる。
今回の入札金額ような重大なミスやその他大きな権利関係でのミスとなると、単なるミスではすまされず後で取り返しがつかないことになりかねない。
責任の重さをしっかり自覚し、よく勉強して、その上で責任(専決)者として印を押してほしいものだ。