「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

雑感

2008-05-05 23:47:25 | 日記
早いもので休みもあと1日だ。
なすべきことの半分もできないまま日常に戻りそうだ。
残念なのは、休みは明けても国政も県政も展望がない状況が続くということだ。
バラ色の未来でなくてもよい。よくなっていくという実感、よりよき方向に向かいつつあるという実感がなくなってきている状況がさらなる不幸な現実を招くという悪循環が現実化しつつある事態を今この時点で認識できないなら、すべてが手遅れになるだろう。
野党の関心は解散総選挙だけ。国民にはそう見えている。照準をずらし誤った自業自得。しかし、そこまでの犠牲を払っても解散はない。
どれほど福田の支持率が下がろうが、任期満了直前までない。
与党にとっては自作自演の交代劇でリセットした陣容の下で行う方が現実的選択だ。

外交、国内外の経済、社会保障、環境、教育、自然災害や新型インフルエンザなどの感染危機、多くの問題に迅速に対応することができないまま、今までどおりの感覚で地方は不要な道路や空港といった無駄をやめず国力は失われていく。
誰一人、それらすべてに責任を持つ人間はいないからだ。
利権調整型議院内閣制は制度疲労を起こしている。
いま求められているのは国民の期待を集めたしがらみのない強力なリーダーシップ。
次の勝者のカギとなるだろう。
そしてこれは、静岡県の次のリーダーにも同じことだ。
はたして来年の今ごろ、期待が持てるような状況にあるだろうか。