「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

水面下で再び相乗り模索か?

2009-05-14 22:19:00 | 日記
民主小沢代表辞任で国政に緊張感が走る中にあって、県政、つまり知事選の動きも膠着状態に入ったかのように11日にもといわれていた出馬表明が自民の坂本、民主の榛葉ともに遅れている。

自民対民主が鮮明になれば、民主党新体制化での衆議院選挙の前哨戦にもなりかねないとなれば慎重になるのも無理はないともいえる。

今年1月に行われた山形県知事選(表面上は無所属同士の争い)は、現実には与党の地方議員が新人を押すねじれがあったにもかかわらず、保守の牙城とも言える山形で現職1期目の候補に民主が押した新人候補が勝利を収めたということが大きく取り上げられ、結果、全国への民主躍進アピールとなったことを考えれば、確かに無所属の表看板を掲げようと負けるわけにはいかないのだ。

しかし、これは中央政局での話で、地方では利権が優先するから上述のようなねじれが起きる。
一か月以上前に友人から民主の榛葉を民主、自民相乗りでかつぐという情報が寄せられた。
当時、県東部ではそのような話は聞いたことがなく、むしろ違った動きがあったので、東部・中部・西部という静岡県独特の地域の利権集団の動きか石川を支えてきた叶シOBの動きの一つと見て、まだ決まった話ではないだろう、と返信したのだが、政党としての動きがこのまま膠着し続ければ、場合によっては・・・

そもそもが、既に2か月を切っている今となっても次の県政の青写真(案)が示されないというのでは、民主党の代表選びの手続きの拙速さを責めらまい。
一刻も早く、次の県政はこうしたいというものを県民に提示し、その内容を理解するに足る時間が与えられるべきである。

県民の選択肢や慎重な判断を妨げるのは、県民が主権というならば、決してよろしいことではないだろう。
県民に政策の選択肢を早く提示すべきが次の知事職を担おうとするものの使命である。