「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

喧噪と停滞の中で

2008-12-08 23:35:57 | 日記
麻生内閣の支持率が急落した。
警鐘を鳴らしたとおり、最も愚かな選択をした当然の報いである。
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/257.html
選挙の顔?直ぐに選挙していたら?
彼の場合は選挙にすぐ打って出ていても選挙期間中にすぐメッキがはがれる程度の器で期待したこと自体が誤りだったのだ。
我が県の知事も似たような器だが御用新聞の擁護もあってなかなかメッキがはがれなかった。その結果、気が付けば、ケチケチ財政と揶揄されながらもかつての全国トップクラスだった健全財政は今や見る影もなく、膨れ上がった県債や無駄なハコ物の維持負担で肝心な時に有効な施策が打ち出せない県になってしまった。
それに比べれば早期の見極めは不幸中の幸いということになる。
そうである、政界再編の動きがその幸いの一つである。
麻生が官僚べったりの象徴として動き、中川、渡辺ら改革派を遠ざけたことで、かえって信念をもった改革派に火がついたからだ。

今の民主党には既得権益の維持を狙う官公労を中心とした連合という癌が存在し、与党にも地域振興券に続き定額給付金などという無駄なばらまきをごり押しした公明党という癌が存在する。
共通するのは静岡空港に見る姿勢だ。県民世論を無視し石川嘉延擁護のため民主党に空港賛成への転換を迫った連合静岡。静岡空港への土地収用に消極的だった扇や石原に代わって大臣になるや静岡空港の収用にゴーサインを出した公明党の北側。
誰が考えても過大な需要・過大な評価と分かるのにごり押ししたこれら姿勢から見えるのは信念なき打算だ。

災い転じて福となす。
麻生という選択の失敗が政界再編につながり明治維新以来の大改革が成就することを願いたい。