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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

5月9日は、日本選手権競輪・決勝戦!

2021年05月08日 | ギャンブル
たまには、本業である(?)競輪について書いてみる。
興味ない方には、チンプンカンプンかもしれないが、どうかお許しを。

現在、東京都の京王閣競輪場にて、「日本選手権競輪」という大レースが開催されている。
年に6度ある競輪のGⅠ競走の中では、もっとも歴史があり賞金も高い大会である。
戦いは6日間にわたって繰り広げられ、5日目の本日が準決勝、最終日の明日、決勝戦が行われる。

過去には何万人もの観客を集めた大会だが、今の時勢ではそれもはばかられる。
“1日に入場できるのは、抽選で当たった5千人を上限”と決定されたのが、確か3月の中旬。
どうせ当たらねえだろう、と思いつつも抽選に応募し、すっかり忘れていた4月21日、京王閣から封筒が届いた。
歓喜のあまり、ハサミも使わず、封筒を手で引き裂いたところ(←原始人か)、
中には「当選のお知らせ」を記したお手紙と、入場許可証が入っていた!
 
※上の方に亀裂アリ(苦笑)



地元で行われる大レースを、生観戦できる権利を得たことは素直に嬉しいし、
そもそも、私のムダに長い人生において、このような抽選に当たったこと自体が少ないため、
許可証が届いたときは、本当に嬉しかった。京王閣よ、どうもありがとう!
ただ、上限5千人のはずなのに、私の周囲の競輪ファンたちも、結構当選している。
入場者数なんて、いくらでもごまかせるし、ファンサービスのため、全員当選させたのでは…?
いずれにしても、京王閣のためにも開催中はせっせと通い、車券をジャンジャン買って、売上に貢献するぞ。
…と誓ったのもつかの間、東京では3度目となる、緊急事態宣言の発令が決定。
京王閣と同じ東京にある、立川競輪場は、早々と入場禁止と日本選手権の場外発売中止を発表。
中央競馬のウインズにあたる、場外車券販売場のラピスタ新橋も、同様の措置を取った。
さらに宣言の出ていない埼玉の大宮と西武園、神奈川の川崎なども続き、
そして、当選の封筒が届いてから5日後の4月26日、主催者の京王閣競輪場も「無観客開催」を発表。
楽しみにしていた、私を含む5千人(もっといる?)の競輪ファンを落胆させた。

数日後、またまた京王閣から、入場不可を詫びる手紙が届いた。郵送代もバカにならないだろうに。
まだ入場料なども払っていない、ただの応募者たちに、こんなお手紙は不要だと思うのだが、
なんせ競輪ファンってのは、ロクデナシだからね。このようなお知らせがなかったら、
大会当日に現場へ押しかけ「無観客開催? そんなの聞いてねえ。いいから中に入れろ」と騒ぎ出し、
「オレは北海道から来たんだ。入れねえなら交通費をよこせ(※九州、四国などのバージョンもあり)」などと、
近所に住んでいるくせに多額の交通費を要求する、理不尽な輩が現れるかも…それは30年以上前のことか。
あの頃の競輪客は、世の動向なんて関知しない輩ばかりで、コロナ騒動にも気づかなかったかもしれない(苦笑)。
私も、どちらかといえば、そのような旧世代に属するファンなので、金銭の請求まではしないけど、
競輪場の入口に押しかけ、「中に入れてくれ~車券も売ってくれ~」と、お願いしたい欲求はある。
無論、私を当選させてくれた、恩義ある京王閣に、迷惑をかけるような行為はしないけどね。

さっき「抽選に当たったこと自体が少ない」と書いたように、私のクジ運はよろしくないが、
数少ない例外がもうひとつ。「滝澤正光選手のサイン色紙」も当たったことがある。
滝澤というのは、競輪ファンなら知らない者はいない偉大な選手で、現役時代は多くのタイトルを獲得。
勝負の世界では珍しく、人間的にも素晴らしい方で、現在は競輪選手養成所の所長を務めている。
プロ野球でいえば、同じく千葉出身の長嶋茂雄さんレベルの大スターである。
こちらがその色紙。「夢」の一文字が、実に趣がある。


こちらの色紙は、もう20年くらい前に、とあるプレゼント企画で当たったものなのだが、
その企画主こそが、これまた京王閣競輪場だったのである。京王閣よ、本当にありがとう!
感謝しておいて言うのもナンだけど…このサイン、本当に滝澤本人が書いたのかな?
全日本プロレスでは、テリー・ファンクのサイン色紙は、別の誰かが書いていたそうではないか(笑)。
テリーは左利きなのに、サインの文字は明らかに、右利きの人間によるものだったらしい。
練習熱心でご多忙だった滝澤選手が、千葉競輪ならまだしも、東京の競輪場のためにサインを書くかなあ…
おっと、またもやよからぬ疑いをかけてしまい、同志の京王閣に申しわけない。
勝手に同志にされては迷惑だろうが、私が京王閣に親近感を抱いているのは事実なので、許してほしい。

今年の日本選手権競輪も、明日がいよいよ最終日。
現場の京王閣だけでなく、近隣の競輪場などでも販売を中止しているし、
先述した旧世代のアナログファンゆえ、いまだ電話・ネット投票もできない私だが、
売上に貢献すべく、なんとしてでも車券を購入してやるぜ!

ここまでの文章は、公営ギャンブル専門誌・『週間レース』誌上で連載している、
本家「日が沈む前に飲む酒はウマい」の第162回(5/5発売分)と、ほぼ同内容である。
どちらも読んでくれた奇特な方のためにも、書き下ろしというか新規部分として、
明日の決勝戦の見解を、以降で記していくことにする。

5月9日 京王閣競輪 第11R 日本選手権競輪決勝戦
1 平原康多  87埼玉
2 郡司浩平  99神奈川
3 松浦悠士  98広島 
4 武藤龍生  98埼玉
5 浅井康太  90三重   
6 松岡健介  87兵庫
7 清水裕友  105山口
8 眞杉匠   113栃木
9 佐藤慎太郎 78福島 

並び予想⑧14-⑦2-①9-⑤-⑥

過去のグランプリ予想と同様に、1→白、2→黒、3→赤…と、車番とユニフォームを同色に表記したため、
1の白文字が白い背景と重なり、見えなくなっているのはご愛敬。

大レースの常連6名と、売り出し中の新鋭に、場違いなふたり(失礼)の組み合わせとなった決勝戦。
ラインは関東3車、中国コンビ、郡司に佐藤、単騎両者の変則五分戦。
人気は中国コンビの番手松浦か、それとも関東二段駆けの平原か。郡司もそこそこ支持を集めそうだ。

3車の比較で、軽視したいのが郡司。GⅠ全日本選抜競輪など、今年はホーム川崎で2回優勝しているが、
深谷知広や松井宏佑ら、南関の目標がいない他場所の決勝では、コロコロ負けている
ラインの先頭で、後位は義理のない佐藤。人気の割には危なっかしいし、買うのはやめておく。
平原は、初日のゴール後落車が気がかり。4日たったけど「落車の痛みは日ごとに増す」というし。
また、2月の高松記念決勝では、今回と同じ眞杉の番手から発進するも、最後は松浦にキッチリ交わされた。
別線の飛びつきもあるかもしれないし、グランプリでは3年連続で買っているが、今回は控えようかと。
残る松浦は、自転車競技組を除けば、現在もっとも強いと思われる選手。
今回の大会を目標に、数ヶ月前から調整してきたらしいし、盟友・清水が先導するのも魅力。
なにより、ここまで3走して➋➋③と、1度も勝ってないのがまたいい

他の6人では、眞杉はさすがに、決勝戦では引き出し役で終わるだろう。
松岡は「松浦君の後ろも考えたけど単騎」とのことだが、素直に松浦マーク主張ならば、2着で買ったのに。
武藤は明らかに格下で、準決勝も前の落車に恵まれた印象だが、こういう幸運な選手が3着に来ちゃうのが競輪。
車単の4-1も、穴場で後ろに並んでいるヤツに見られないよう(見られたら素人だと思わるので)こっそり買っておきたい。
佐藤は、2走目が浅井、3走目が松浦、明日は郡司と、連日他地区の選手をマーク。昔の俵信之みたいだな。
郡司が不発でも、勝負処では内からスルスルと伸びてきそうで怖い。
浅井は、郡司以上に目標不在だとたいしたことない選手、というのが最近の印象。
しかし、図々しさは天下一品(←ホメ言葉)なので、松浦後位に収まっていそうで要注意。
清水は、松浦の前を走ったときは、ほぼ大敗しているし、眞杉を叩くのは容易ではないだろうが、
2年前の松戸ダービー決勝では、松浦を連れて渾身の捲りを放ち、あわやの準優勝。
あのときよりは松浦も成長しているが、それは清水も同じ。穴なら彼のアタマかも。

以上、明日の競輪の大レースについて、グダグダと語ってきた。
今年の日本選手権競輪、前夜の時点で出した結論は、私の◎は3番松浦! 
以下、○浅井、×清水、△平原で、▲佐藤、注が武藤。好配当の松浦-武藤は、絶対に買う。
無論、当日の流れやオッズ、自身の懐具合(笑)で、予想を変える可能性もじゅうぶん。
「カネがねえから、ダメ元で武藤から全通り…」とならないよう、前半のレースで儲けなくては。


追記 3から買ったけど、2だけやめました。微差で1着3着2着とは…(嘆)。
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