明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

牛丼チェーン以外の牛丼を食べた パート2

2018年04月13日 | 丼もの
以前拙ブログで、タイトル通り牛丼チェーン以外の牛丼を紹介した。
写真は順に、『くら寿司』、『リンガーハット』、築地『きつねや』、秋葉原『サンボ』。

   

あれから、他の店でも食べてきたので、今回第2弾として紹介する。
まずは、港区の大門にある中華料理店『味芳斎(みほうさい)』の「牛肉飯」。


スープとキャベツの漬物がついて、ランチで1300円、夜だと1500円する。


以前紹介した、立川『味源』の「牛飯」150円の10倍だ。※こっちはミニサイズだが


いわゆる「牛丼」のカテゴリーに入れていいのか悩む、なんともブルジョアな価格。
内容については、お店HPの解説を転記→「牛ホホ肉を秘伝の調理法でじっくり煮込んだ激辛薬膳料理」
柔らかく煮込まれた牛肉に、山椒などの薬味を使用した、しびれるタイプの辛口タレがかけられており、
食べてみると、確かに辛ウマい!
モヤシとキャベツのお新香でだいぶ救われたが、水を飲むと、口の中がさらにしびれるのが不思議。
食後は、冬場だったのに汗がじんわり。夏に喰ったら、身体中から汗がダラダラ流れそうだね。
こちらは、豆腐を粉々にくだいた「麻婆豆腐」や、「ピーマンレバー炒め」なども美味しいらしいので、
次回訪問時は、別のメニューにも挑戦してみたい。

次に紹介するお店は、高円寺にある安ウマ食堂『タブチ』
実はここ、牛丼単品のメニューはないが、写真の「牛丼&カレーのW盛り合わせ」、通称ダブルカレーがある。


見ての通り、吉野家や松屋がやっている、並のご飯に牛肉とカレーを半々乗せるタイプではなく、
牛丼とカレーを1人前ずつ合わせた、2人前(実際はそれ以上の量か)サイズなのに、お値段は650円。
こうして、アップにして玉子を乗せると、牛丼っぽく見えるでしょ


奥の赤いのは、紅生姜じゃなく福神漬けだけどね。
カレーにじゃがいもが入っていたりと、全体的に懐かしい味わいで、量は多いけどペロリとイケる。
タブチさんは、安くて腹一杯になると評判の老舗店で、いまだにラーメン380円、カレー単品が400円。
長年通う愛好家によると、「鳥野菜フライ定食」500円がオススメらしい。これからも末永く営業を続けてほしいよ。

最後は、かつて吉野家の最大のライバルだった? 『養老乃瀧』
マンガ「キン肉マン」では、吉野家と並び、養老乃瀧の名前や牛丼が、しょっちゅう登場していたので、
当時ガキだった私は、そういう店名の牛丼屋があると思っていた
実際、養老乃瀧は40年ほど前に、居酒屋ながらメニューに牛丼があり、一部店舗では牛丼ランチもやっていた。
最近、その養老牛丼が復活したらしいが、まだ店舗では食べたことがない。
ところが先日、神楽坂の『銀だこ』のランチタイムで、なぜか養老牛丼を販売していた。
どうやら、両社のコラボ企画として、一部店舗で牛丼(養老ではたこ焼き)がメニューに加わっているようだ。
こちらがそのランチメニュー。たこ焼き以外もやってるんだね。


メインの丼4種からひとつ選び、ラーメンか焼きそばをつけるセットで、丼がミニで790円、普通だと890円。
私は「養老牛丼・普通+豚骨醤油ラーメン」のセットを選択。
調理の様子を見ていたら、あらかじめ1人前の具が入った袋を湯せんして、ご飯にかける方式。
まあ、銀だこの限られた厨房内に、牛肉を煮るスペースを作るのは難しいだろうからね。
しばらくして、待望の養老牛丼が運ばれてきた。


七味などの薬味はなく、紅生姜もあらかじめ乗っかっている。


個人的には、牛丼に玉子は必須なのだが、メニューにないので仕方がない。
いざ食べてみると、あっ、ウマい!
一瞬薄口に感じたけど、噛みしめるとちゃんと旨味があり、なにより肉の臭みがない。
吉野家以上とはいえないが、松屋やすき家よりは断然上
あえて表現すれば、母体が滅亡した『牛丼太郎』の味を、さらに上品にしたような印象。
養老牛丼、復活させて正解だよ

また、この袋詰めバージョンは、煮詰まって肉が崩れたり、玉ねぎが溶ける心配もないのがいいね。
唯一の問題が、単品730円という価格。既存チェーンと比較すると、かなり高い。
養老乃瀧では「小腹サイズ」と称し、小さめの牛丼を356円で販売しているので、銀だこが暴利なわけではない。
なのでセットにして、喰いたくもないラーメンを付けたのだが、このラーメンが、はっきり言ってヒドイ。
拙ブログではこれまで、味について文句を言うのはなるべく避けてきたけど、このラーメンだけは我慢できない。
化学調味料丸出しのスープにペラペラのチャーシュー。エースコックの「スーパーカップ」かと思ったよ。
これまでの人生で食べたラーメンの中で、間違いなくワースト3に入る。怒りを通り越して、悲しくなっちゃった。
このラーメン単品は、たしか600円くらいだった。スーパーカップに600円も出したくねえよ。
いくらたこ焼きがメインとはいえ、こんなのにゴーサインを出した、銀だこ商品開発部は猛省すべきだろう。
そもそも、「牛丼+たこ焼きセット」を出しておけば、問題なかっただろうに。

現時点での正田祐司認定・牛丼ランキングは以下の通り。

王者 吉野家
1位 サンボ
2位 養老乃瀧
3位 丼太郎(牛丼太郎の忘れ形見)

養老はやはり、価格がネックとなった。ラーメン(これは銀だこだが)の印象も悪く、ひとまず暫定2位に。
松屋は「バイト時代に飽きるほど喰った」ため、ありがたみを感じずランク外。
すき家は、どの店舗も盛りつけがヘタで、味も気に入ったことがなく、そもそもブラック企業なので論外。
実は、茗荷谷にある丼太郎は未食なのだが、牛丼太郎と同じ味ならば3位でいいと思う。
引き続き、非牛丼チェーン以外の牛丼情報、お待ちしております。
コメント
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